SDGs

SDGsはなぜ今こんなにも重要と言われている? 

ここ最近、SDGsという言葉をよく耳にしませんか。
少し前までSDGsなんて聞いたことがなかったのに、どうして急にこれほどまでに重要な位置づけになったのでしょう。

今回は、今だからこそSDGsが重要視される背景について解説していきます。

話題のSDGsとは

話題のSDGsとは

SDGsとは、2015年に行われた国際サミットにおいて、全会一致により採択された目標です。

この目標は、「地球上の誰一人として取り残すことのない目標」として掲げられており、現在世界全体が一丸となって2030年までに達成できるよう取り組みが行われています。

では、SDGsの17の目標とは具体的にどのようなものなのでしょうか。

17の目標は、以下のような世界規模の課題を解決するための目標です。

・貧困で苦しんでいる人がいる
・気候変動によって自然災害が増えている
・社会全体で男女不平等な考えが根強く残っている

これまで驚くほど急速に成長を遂げてきた国際社会ですが、急速であったために成長によって発生した問題にまで目を向けることができていませんでした。

どうして今、こんなにもSDGsが重要視されるようになったのか

どうして今、こんなにもSDGsが重要視されるようになったのか

結論から言うと、国際社会全体で危機的な意識が強くなってきたため、SDGsがこれほどまでに注目されるようになったと考えられます。

世界中の人口が今は77億人であるものの、2050年を迎える頃には97億人へ到達するということが判明してきました。
今ですら貧困に苦しむ人々が多いにも関わらず、さらに世界中の人口が増えれば、食料危機はより深刻になるでしょう。

異常気象を引き起こす地球環境の改善も、急いで取り組むことが求められてきています。

そして、このような問題が近い将来訪れるであろうことが判明したことにより、現状の生活や取り組みでは将来の暮らしが不安だということに国際社会が目を向け始めました。

そのため今、これほどまでにSDGsが重要視されているのです。

SDGsは日本にも関係しているので生活に影響を受けやすい

SDGsは日本にも関係しているので生活に影響を受けやすい
実は、2000年にSDGsの前身となるMDGsという目標が掲げられました。
このMDGsは目標数が8個であり、対象となる地域も開発途上地域のみと限定されていたのです。

当然、開発途上地域ではない国は、それほど関心を示しません。
他のことで手一杯という現実もあるでしょう。

ところがこのSDGsは、開発途上地域ではない地域も含めた世界規模の目標として策定されたのです。

目標は17個にも増え、幅広い解決策が求められるようになりましたが、世界各国が足並みを揃えて取り組み始めることができています。

まずはSDGsの取り組みを世界中に広めるため、カラフルなロゴのデザインを使って世界中に取り組みを広めたり、メディアでも大きく取り上げるなど各国で様々な取り組みが行われています。

日本でも、SDGsのポスターを街で見かけたり、テレビ番組で特集が組まれるなど、目にする機会が増えています。

SDGsで取り上げられている目標や課題は、日本とは関係ないと考えている人が多いのが実情です。
しかし環境問題や貧困問題など、日本でも課題とされている問題は多くあります。

SDGsを通して、世界はもちろん日本の様々な問題にも目を向けていけるのが理想的と言えるでしょう。

私たちひとりひとりの行動が世界を変える」という昔にはなかった発想を、将来を担う子どもたちにも広めていきたいですね。

SDGsの考え方は企業でも活かすことができる

SDGsの考え方は企業でも活かすことができる

SDGsが掲げている目標に、企業が導入できる考え方があります。

過去にも、SDGsのような世界規模での課題や目標の重要性は話し合われてきました。
けれど、思うように世界各国の足並みが揃わなかったのです。

これにはいくつかの原因が考えられるものの、大きな原因のひとつに「目標が具体的ではなかった」という点が挙げられます。
例えばオゾン層に関する目標を掲げても、どの程度まで意識しないといけないのかという基準が曖昧であったため、この目標は達成されずに終わってしまいました。

その証拠に、モントリオール議定書や京都議定書で具体的で定量的な目標が定められた場合は、世界各国がこの目標を意識することで進展したのです。

つまりSDGsのように具体的な目標を掲げて経営戦略を立てることが、企業でも必要になるといえます。

また、もう1点、SDGsの考え方を企業に導入できることがあります。

それは「SDGs」の言葉を日本語訳にした「持続可能な目標」という考え方です。
これは、長期的に継続が可能で、現実的な目標を掲げることが重要だという意味に捉えることができます。

これまで国際社会は、「今さえ良ければいい」という考え方によって国を発展させてきました。
しかし、急成長に伴う課題に目を向けずに突き進んできてしまったため、こんなにも悪化をしてようやく大騒ぎをすることになってしまったわけです。

達成しても役に立たない目標はもちろん、目指すところが高すぎる目標も持続可能な目標とはいえません。

例えばガソリンを使わない電気自動車の普及は、持続可能な目標といえるでしょう。
車の役割は同じように担っているため、生活に不便さが生じることはないうえに、CO2の排出を削減できるからです。
そして、今だけに目を向けることなく、将来を見据えた社会のシステムが組まれています。

企業においても目先のことばかりにとらわれるのではなく、もっと先を見据えて経営をすることが重要だということをSDGsから取り入れることができるでしょう。

そしてこの考え方は、企業に多くのメリットをもたらしてくれるはずです。

まとめ

まとめ

SDGsは世界規模の取り組みではありますが、この考え方は企業においても活かすことができます。

実際にSDGsが国際社会で本格的に取り組まれたことによる成果は出ていますので、すぐに企業内でも同じような取り組みをしていくことをおすすめします。

企業の風土や経営方針によって目標内容は異なるはずですが、独自の持続可能な目標を掲げ、経営戦略を立てていきませんか。

参照元:国際連合広報センターHP

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