公式LINEアカウントでも絶賛配信中!

友だち追加
LIFESTYLE

リトリートとは?意味や過ごし方を知り心身の健康を守ろう

時間や仕事に追われることの多い現代社会では、気づかぬうちに疲弊していることも珍しくはありません。
さらに近年は、新型コロナウイルスの影響もあり心身に不調を抱える人も増えています。

心身ともに健康でより良い生活を送るために、注目されているのが「リトリート」です。

本記事では、リトリートの注目理由や過ごし方などをまとめました。
まずは、リトリートとは何かを知りましょう。

リトリートの意味とは?

リトリートの意味とは?

リトリート(Retreat)とは、疲れた心身を癒すために仕事や日常から離れて過ごす方法を指します。
諸説ありますが、再治療や回復を意味する「Retreatment」から生まれた言葉です。
日本では「転地療法」や「転地療養」とも呼ばれています。

ストレスの多い現代社会において、心と身体のケアは欠かせません。
静かな場所で疲れを癒し、自身と向き合う時間をつくることで心身の健康につながるのです。

旅行とは異なるリトリート

リトリートの「仕事や日常から離れて過ごす」という説明を聞いて、「旅行=リトリート」と思う人もいますが、この2つは同じものではありません。

確かに、仕事や日常から離れる点は同じです。
しかし、観光地を巡ったり買い物をしたりと活動的な旅行とは異なり、リトリートは自然が多い場所や静かな場所で心身を労わり、自分と向き合うことを目的としています。

リトリートはヒュッゲに近い

リトリートと近いものとして挙げられるのが、「ヒュッゲ」です。

ヒュッゲとは、2021年の『世界幸福度報告書』において、3位となったデンマークの文化になります。
本来は「居心地の良い」や「暖かい」を意味する言葉であり、「長く厳しいデンマークの冬を、リラックスして過ごそう」という考え方がベースになっています。

静かな場所で自身と対話し心身を癒すリトリートと、リラックスした時間を楽しむヒュッゲ。
どちらも「自身を労わり大事にしている」ため、近い考え方だと言えるでしょう。

ここまでは、リトリートとはどのようなものか具体的にお伝えしました。
続いては、メリットを見ていきます。

参照元:
『世界幸福度報告書』|SDSN
社会的投資国歌とは何か―デンマーク・モデルの現在-|豊泉 周治

リトリートのメリット

リトリートのメリット

リトリートのメリットは、大きく分けて3つあります。

自分と向き合う時間を確保できる

現代は仕事や生活など、生きるために必要なことを優先してしまい、自分と向き合う時間をつくれていない人が多い印象を受けます。

一生懸命働き、人間関係を円滑に保つために細部にまで気を配る。
確かに大事なことですが、知らず知らずのうちに心身に負担をかけているかもしれません。

リトリートは普段の生活や仕事から離れるため、時間に余裕が生まれます。
忙しさを理由に自分と向き合う時間をつくれていなかったのであれば、良い機会になるでしょう。

静かな場所で自分と対話することで心や思考の整理ができ、普段後回しにしていた課題とも向き合えます。

日常を忘れてリフレッシュできる

「自然の多い場所に出かける」「ヨガ教室に通う」など、普段と異なる場所や体験は日常を忘れさせてくれます。
緊張感から解放され、リラックスできるでしょう。
ストレスも軽減されます。

特に自然豊かな場所は、ストレスホルモンが減少し、活気や活力などの意欲・エネルギー回復が期待できると言われています。

参照元:森林セラピーとは|特定非営利活動法人森林セラピーソサエティ

自身の新たな一面に気づく可能性も

先述した通り、リトリートは自分と向き合う時間を確保するために最適な手段です。

仕事や生活に追われることがないため、時間や心に余裕ができます。
じっくりと向き合うことで、自身の新たな一面に気づくでしょう。
そして、気づいたことにより、人生の選択肢が増える可能性もあります。

その他にも、リトリートはSDGsと深い関わりがあると言われています。

リトリートで心身の健康を保つとSDGsの目標達成にもつながる

リトリートで心身の健康を保つとSDGsの目標達成にもつながる

2015年に開催された国連総会にて、すべての加盟国が賛同し誕生したSDGs。
17の目標と169のターゲットからなる国際目標です。
日本では「持続可能な開発目標」とも呼ばれており、2030年までにすべての目標達成を目指します。

このSDGsの目標達成に、リトリートが関係しているのです。
最近では、企業や宿泊施設なども「リトリート×SDGs」の取り組みを行っています。

NEMU RESORTの取り組み

三重県志摩市にあるNEMU RESORTは、「リトリート×SDGs」と題してイベントを開催。

リトリート1

引用元:第2回NEMUリトリートイベント リトリート×SDGs in NEMU RESORT

「自然」「癒し」「SDGs」をテーマに、自然の中でのマルシェや海岸清掃・ヨガ体験・スパ体験などを行いました。
自然豊富なNEMUリゾートの良さを生かした取り組みとなっているため、心身ともに癒されながら楽しめます。

例えばヨガ体験は、静かに自分と向き合う時間にもなると同時に、心身の健康にもつながりSDGs目標3「すべての人に健康と福祉を」の達成にもつながるでしょう。
海岸清掃は、潮風を感じながら海を綺麗にすることができ、目標14「海の豊かさを守ろう」に貢献します。

このようにリトリートは、組み合わせ次第でSDGsのさまざまな目標達成につながる可能性を秘めているのです。

ここまでは、企業が行っている取り組みをお伝えしました。
続いては、私たち個人がリトリートを行う際に、どのような過ごし方があるのかを見ていきましょう。

参照元:
第2回NEMUリトリートイベント リトリート×SDGs in NEMU RESORT
SDGs(持続可能な開発目標)|蟹江憲史 著

リトリートの過ごし方

リトリートの過ごし方

個人が行うリトリートにはもさまざまな過ごし方があります。
「旅行みたいに大掛かりなものではなく、気軽にリトリートを楽しみたい」という人は、下記のような簡単なものから始めてみましょう。

①森林浴

道具も用意せずに気軽に始められる森林浴は、リトリート初心者にも最適です。
ストレスを受けていると活発になる交感神経の活動を抑え、前頭前野の活動も沈静化してくれます。

また、都市部と森林部の森林浴では、唾液に含まれるストレスホルモン「コルチゾール」の濃度に違いがでました。
森林部の濃度が、都市部より低い結果となったのです。

そのため、森林浴の効果を少しでも高めたい場合は都市部の公園で行うのではなく、近場の森林に足を運んでみましょう。

参照元:森林セラピーとは|特定非営利活動法人森林セラピーソサエティ

②温泉

温泉に入ると、
・血流を改善する温熱作用
・筋肉と間接の緊張を和らげる浮力作用
・体を綺麗にする洗浄作用
などの効果が期待できます。

もちろんリフレッシュやリラックス効果も高く、環境省が温泉利用者を対象に行ったアンケートでは、82.0%がストレス軽減を実感し、81.1%は質の良い睡眠を取れるようになった(取れそうになった)と回答しました。

忙しさを理由に湯銭に浸からず簡単にすませてしまう人は、ゆっくりと温泉に浸かり、リトリートを満喫する時間を確保してみるのも良いかもしれません。

参照元:RIETI-入浴、温泉浴によるストレス軽減・予防医療の推進で日本を元気に|独立行政法人 経済産業研究所

③ヨガ

ヨガには、緊張し強張った身体をリラックスさせる効果があると言われています。
さらに、ヨガ後の身体機能指標の変化を調べる実験では、15分間ヨガをした後に30分間の休憩(回復期)をとると、神経・内分泌・免疫機能の活動が高まっていました。

これにより、ヨガを行うとリラックス効果以外にも、さまざまな身体機能の向上が期待できると言えます。

心と身体の健康の維持や向上を期待できるヨガは、ストレスの多い現代社会に必要なものです。
静かな空間で行うため、自分と向き合う時間にもなるでしょう。

非日常の空間を求めて旅行するだけがリトリートではありません。
心と身体を普段の仕事や生活から一旦離し、自分と向き合い、リラックスすることが大事です。
森林浴やヨガなど、無理なくできることから始めてみましょう。

参照元:ヨガの、心身の健康効果についての文献レビュー|吉宮 昇

まとめ

まとめ

ストレスの多い現代社会を生きていくために、注目されるようになったリトリート。
日常の喧騒から離れ自分と向き合う時間をつくることは、精神と身体の両方に良い影響を与えてくれるでしょう。
さらに、リトリートを行うとSDGsの目標を達成できる可能性もあります。

残念ながら、ストレスをまったく受けずに生活することは不可能です。
なかには、知らず知らずの内にストレスを溜め、心身に影響がでる人もいるかもしれません。

心身に不調がでる前に、リトリートを生活に取り入れてみてください。
負担が軽減され、以前より前向きになれるでしょう。

  • 記事を書いたライター
  • ライターの新着記事

鹿児島県在住のフリーライター。コーヒーをきっかけにSDGsを知り、興味をもつように。普段は、ライフスタイルやSDGsに関する記事を執筆しています。

  1. トリプルボトムラインとは?SDGs・ESGとの関係性や撤回理由を知ろう

  2. スプロール現象とは?原因や対策・SDGsとの関係性を知ろう

  3. ランドセル寄付を通して子ども達に就学の機会を!支援方法や団体を紹介

コメント

この記事へのトラックバックはありません。

公式LINEアカウントでも絶賛配信中!

友だち追加

RANKING

DAILY
WEEKLY
MONTHLY
  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5
  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5
  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5

RELATED

PAGE TOP
MIRASUS編集部から新着記事や人気記事を定期配信いたします。SDGsに関する最新情報がチェックできます!
LINE公式アカウントの登録はこちら