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寝具のリサイクル率はたったの2%、寝具廃棄の現状とその打開策とは?

今回は、アパレル業界と寝具業界のリサイクルについて、ちょっと考えてみませんか?
アパレルのリサイクル率は約37%なのに対し、驚くべきことに、寝具はわずか2%という低さです。これは一体どういうことなのでしょうか?寝具廃棄の現状と環境への影響、リサイクルの可能性について見ていきましょう。

寝具廃棄の現状と問題点

寝具がもたらす環境への影響を考えてみましょう。驚くことに国内では年間で約1億枚の寝具が廃棄されています。これらのほとんどが焼却され、灰と二酸化炭素を大量に排出しているのです。

特に羽毛布団1枚には約200羽の水鳥の羽毛、綿布団1枚には100坪の綿畑から採れる綿が使われています。これらの天然素材は、焼却されることでその価値を完全に失ってしまっています。

寝具のリサイクルが難しい一因として、その素材の多様性があります。寝具には綿、羽毛、ウレタン、ポリエステルなど様々な素材が使われており、これらを分別・再利用するのは容易ではありません。また、寝具は使い終わった後の衛生面の問題もあり、再利用が難しいとされています。

寝具リサイクルの取り組みと未来

しかし、この問題に立ち向かう動きもあります。
例えば、株式会社yuniは、不要になった寝具を再利用するための革新的な取り組みを行っています。

この会社は「susteb(サステブ)」というサービスを提供しており、自宅にいながら不要な寝具の回収・リサイクルを可能にしています。sustebは、サステナブルなものづくりを実現することを目指し​​、寝具を含む綿、羽毛、ウレタン、ブレス製品を回収し、これらを再生素材化しています​​。

寝具リサイクルの取り組みと未来

サービス開始から1ヶ月で、5000枚以上の寝具を回収するなど、その効果はすでに目に見える形で表れています。加えて、「susteb fiber」と呼ばれる再生素材や自社ブランドの開発を行っており、これによりリサイクルされた素材を活用して新たな製品を生み出しています​​。

yuniは、「焼却処分場を再生工場へ」というビジョンのもと、日本を「廃棄大国から資源大国へ」と変革することを目指しています​​。

▼ susteb(サステブ)サイトはこちら
https://susteb.life/

まとめ

まとめ

アパレル産業のリサイクル率が37%であるのに対し、寝具のリサイクル率は2%と極めて低い現状があります。これは環境への影響が大きく、持続可能な社会を目指す上で大きな課題です。

しかし、株式会社yuniのような企業の取り組みなど、寝具の再生素材化という新たな道が開かれつつあります。

私たち一人一人がこの問題に目を向け、適切な寝具の廃棄方法やリサイクルの重要性を理解することが、これからの持続可能な社会を形成する上で重要なのです。

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