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企業・団体事例

すべては子どもたちの笑顔のために!ミキハウスが取り組み続けるサステナブルなものづくり

子ども服ブランドで長年世界中の親子から愛され続けているミキハウス。創業以来、当たり前のように行ってきたサステナブルな取り組みですが、それらはすべて世界中の子どもたちの笑顔のためだと同社は言います。

今回はそんなミキハウスのSDGsに貢献している取り組みから、事業の根幹にあり続ける “子どもたちの笑顔” に対する想いについて、ご紹介していきます。

創業以来ずっと大切にしてきた “子どもと家族の毎日を笑顔でいっぱいに” すること

創業以来ずっと大事にしてきた “子どもと家族の毎日を笑顔でいっぱいに” すること

ミキハウス旧本社

ミキハウスは、1971年に子ども服の企画製造卸を行う三起産業(現在、三起商行株式会社)として創業しました。当時、他の子ども服ブランドと大きく違ったのは、服以外に靴や帽子なども手がけ、トータルコーディネートで商品を展開した点です。

創業以来ずっと大事にしてきた “子どもと家族の毎日を笑顔でいっぱいに” すること

以降、1979年には海外輸出を開始して1980年には初のTVCM、1982年には親子でペアルックが楽しめるトレーナーを発表するなど、国内外で順調にシェアを拡大していきました。

1990年代に入ると、アパレル以外にも絵本の発刊や学校・教室の開校などを通じ、子どもたちの成長をそれまでよりも直接的に応援する機会を増やします。2000年以降も、ベビーサロンの展開や子育てセミナーなどを精力的に実施し、子育て世代のための活動はとどまる所を知りません。

mikihouseトレーナー

商品のクオリティだけでも「子どものために必要な企業」として十分な地位を確立しているミキハウスが、なぜ今なお子育て支援事業を続けているのでしょうか。

それは、ミキハウスの企業理念の根幹が “子どもと家族の毎日を笑顔でいっぱいに” することだからです。

妊娠出産から子育てまでを包括的にサポートしようと思うと、製品を提供するだけでは十分ではありません。子育てをよりダイレクトにサポートし、パパママの不安を解消してこそ、家族全員を笑顔にするという企業理念を満たすことができると考えているのです

ミキハウスが続けてきたものづくりへの想いとは?

ミキハウスが続けてきたものづくりへの想いとは?

企業理念は、ものづくりにも色濃く反映されています。家族が毎日を笑顔で過ごすためには、まず子どもが幸せであることが最も大切です。

「子どものことを第一に考えたものづくり」がミキハウスの原点にあり、子どもたちが安心して健やかに毎日をすごせることを何よりも願ってものづくりを行ってきました。

そのためミキハウスでは、素材選びから縫製にいたるまで「肌への優しさ」を徹底的に追求し、子どもが常に快適でいられるようなものづくりを心がけています。もちろん、品質や安全面の管理体制にも抜かりはありません。

そして2021年には、ミキハウスが目指すSDGs 5つの取り組みのひとつとして企業理念の原点ともいえる「子どものために安心・安全なものをつくる」というテーマあらためて掲げました。今後も商品とサービスの両面から、長きにわたって子育て世代を支えてくれるのが同社です。

次世代のためのサステナビリティへの取り組み

次世代のためのサステナビリティへの取り組み

ミキハウスのSDGs に関する5つの取り組みのひとつに「地球環境に配慮したサステナビリティへの取り組み」があります。サステナビリティとは直訳すると「持続可能性」であり、環境面においては資源や生態系の保全活動などを指します。

では具体的に、ミキハウスがどのようなサステナビリティを行っているのか。以下でいくつかの実例を見ていきましょう。

環境に優しく、かつ丈夫で長持ちする服づくり

日本の衣料品廃棄物は年間100万トン以上といわれており、その多くは焼却処分されているのが現状です。
服が捨てられることを減らすには、丈夫で長持ちして長く愛用されるものづくりという観点がとても重要です。

環境に優しく、かつ丈夫で長持ちする服づくり

ものづくりチームのミーティング

ミキハウスでは創業当時から主に天然の上質なコットンを使用するなど、厳選された素材によって高品質で丈夫な商品づくりを続けています。色落ちや型崩れ、風合いの変化が少なく丈夫でお下がりでも長く愛用できるというのが、長年支持されている大きな理由となっています。

さらに、リペアサービスも強化しています。20年以上前に自分の子どもが着たジャンパーを次は孫のためにリペアしたり、元気な子どもが遊んでいるときに引っかけて穴があいてしまったダウンジャンパーをミキハウスオリジナルのワッペンでふさいだり、大切な服を長く着続けられるためにさまざまな工夫を取り入れています。

また、ミキハウスの洋服に使用している部品(ファスナーやボタンなど)には、使用済みペットボトルからできた再生ポリエステル原料を積極的に採用しています

その他にも、ゴムの木の植林と原料採取のペースが厳密かつ持続可能に徹底管理された森林から生みだされるサステナブルラバーは、子どもシューズのソール部分に加工され、ひとつずつ職人の手によって取り付けられています。

「裁断くず」を資源として再活用

サステナビリティ施策として有名なのは3R(リユース・リデュース・リサイクル)でしょう。

しかし、ミキハウスの環境活動は単なる3Rにとどまりません。3Rよりも一歩先、「サーキュラーエコノミー」と呼ばれる活動に取り組んでいます。サーキュラーエコノミーとは、資源化した廃棄物から二次製品を製造することで、3Rの永続的な循環を目指す施策です。

ここでは「 “もったいない” から生まれた “もっといい” 」をコンセプトとし、ミキハウスとも長く取引のある繊維メーカー、クラボウが開発した「L∞PLUS(ループラス)」という再資源化技術システムを活用した取り組みを行っています。

具体的に説明すると、縫製工場から出た「裁断くず」を回収・選別し、再生糸という形で資源化し、再び繊維製品に蘇らせる取り組みです。

CO2削減を意識した包装資材に切り替え

ミキハウスは商品の製造工程のみならず、店舗運営にもサステナビリティを取り入れています。中でも代表的なのが、包装紙や手提げ袋に採用している「FSC®認証紙」です。FSC認証には、原料(木質資源)を採っている森林が適切に管理されているかについて、ドイツに本部を置く「FSC(Forest Stewardship Council®:森林管理協議会)」の審査を受ける必要があります。

また、商品保護用のポリ袋に関しても、生物由来(バイオマス)プラスチックを原料の一部に使用したものへの切り替えが順次行われています。草木などの植物を原料とした生物由来のプラスチックを使用することはカーボンニュートラルな取り組みのひとつです。

染工場の排水を浄化し、海洋汚染を抑止

衣料品の染色に必要なのは、主に水・染料・加工剤の3つです。そのため染工場からは、染料や加工剤の混ざった水が日々大量に排出されます。これがそのまま海や河川に流れてしまっては、水質や生態系に深刻な影響を及ぼしかねません。

これを防ぐため、ミキハウス商品の生地を扱う染工場には環境負荷を抑制するための高度な浄水システムが常設されています。排出される水の水質改善と浄化、および排水量などの調整を行うことで、海や河川への影響を最小限に抑えているのです。

使った水をきれいにする装置<活性汚泥沈殿方式 排水処理プラント>

排水をきれいにする浄水システム<活性汚泥沈殿方式 排水処理プラント>

子どもたちと共に歩むミキハウス

ミキハウスは “子どもと家族の毎日を笑顔でいっぱいに” のブランドプロミスを大切に、子どもの成長をあらゆる面からサポートするための活動を、創業から50年以上にわたって実施してきました。

SDGs推進委員会キックオフの様子

SDGsに関してはここ数年で耳にする機会が増えましたが、ミキハウスとしては上記で紹介した取り組みを含め、環境や人権に配慮したものづくりは当たり前という考えで今まで行ってきました。

でも実はその中で、今だからこそ発信することの重要性を意識するようになったそうです。

そこで、ミキハウスでは「SDGs推進委員会」を立ち上げ、創業50周年の節目にSDGs特設サイトを公開しました。

笑顔プロジェクト

ミキハウス SDGs特設サイト

特設サイトの中身は、「笑顔カウンター」や「みんなの投稿」「SDGs活動レポート」など読んでいて面白いコンテンツがたくさんあります。

「笑顔カウンター」とは、子ども自身が参加してSDGsへの理解を深めることを目的としたもので、子ども向けにSDGsの目標に沿った具体的な取り組みを紹介し、それができたら「笑顔ボタン」を押せる仕組みになっています。

笑顔の数に応じてサイト内で世界中を旅することができ、子どもたちが楽しみながら取り組める多くの工夫が凝らされています。さらに、笑顔カウンターが10000に達すると、社会課題の解決に取り組んでいる団体に、ミキハウスが寄付を行うという仕組みになっています。

他にもTwitterやInstagramなどを通じて、SDGsに関する「みんなの投稿」が見られるページもあり、子どもから大人まで楽しめるサイトになっています。

また、「SDGs活動レポート」では、ミキハウスが過去に実施したSDGs活動に関するさまざまな情報が載っています。中でも目を引くのは、子育て支援プロジェクトとして開催されているプレママ・プレパパセミナー。子育てキャリアアドバイザーによる講義や個々の家庭のお悩み相談、等身大の赤ちゃん人形を用いた体験学習などが行われています。

プレママ・プレパパセミナーの様子

プレママ・プレパパセミナーの様子

ミキハウスが目指すSDGsの取り組みの中にも「子どもを産み育てやすいあたたかい社会へ」が掲げられるなど、子どもの笑顔を生み出す、子育て世代のパパママをサポートしたいという想いとても強くあります。

子どもたちの笑顔のために

今回はミキハウスのSDGsに関するサステナブルなものづくりや子どもたちへの取り組みについてご紹介してきました。

あらゆる取り組みを行う中で共通している点として すべては子どもたちの笑顔のために” という想いが根幹にあります。世界中の子どもたちが笑顔になるためのSDGsに対する活動。創業以来、長年にわたり子どもたちと共に歩み続けてきたミキハウスだからこそ、子どもたちの未来に対する強い想いを感じることができます。

▼ ミキハウスのホームページはこちら
https://www.mikihouse.co.jp/
▼ ミキハウスSDGsサイトはこちら
https://sdgs.mikihouse.co.jp/

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