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学生団体

カンボジアの子どもたちに笑顔を届ける―「学生団体WorldFut」の挑戦と歩み

2008年、サッカーを通じてカンボジアの子どもたちに支援を届けるため、「学生団体WorldFut」が設立されました。創設時、大学生同士でチャリティーフットサル大会を企画し、その後、活動は本格的に始動しました。

現在は毎年カンボジアでサッカー大会「Dream Challenge Cup」を開催しています。今回は、同団体の設立から現在までの活動についてご紹介します。

「学生団体WorldFut」設立の経緯

―団体の設立年、設立目的、立ち上げの経緯を教えてください。

サッカーを通してカンボジアの子供たちへサポートを行うために、2008年に団体設立されました。

当時、団体初代の方が大学2年の時に、中田英寿のTAKE ACTIONをみて、サッカー選手になれなくても、その裏側で子供を笑顔にできることを知り、自分にできることの可能性を感じ、友人に話を持ち掛け、チャリティーフットサル大会を開催。その後、学生団体WorldFutを設立し、カンボジアへの支援を開始したのが始まりです。

団体のビジョン・ミッションを教えてください。

「幸せと笑顔で溢れる世界を創るために、サッカーを通してすべての人々にキラキラ笑って暮らすきっかけを提供する」です。

WorldFutの具体的な活動内容

現在の主な活動を教えてください。

弊団体は、毎年8月末に約2週間カンボジアに渡航し、2つの小学校への支援活動と、「Dream Challenge Cup」の開催をしています。

今年で7回目の開催を迎えた「Dream Challenge Cup」では、「耀け 夢への更なる1歩を、最高の舞台で」という目的のもと、12歳以下の子どもたちを対象としたサッカー大会を実施しました。

今年度の「Dream Challenge Cup」では、プロの試合で使用されるAIAスタジアムを舞台に、都市部および農村部から集まった男子10チーム、女子4チーム、合計190名の子どもたちにご参加いただきました。

また、特別ゲストとしてカンボジアで活躍されている計14名のプロ選手にご参加いただきました。プロ選手との試合や質問会、サイン会などを通し、子どもたちがプロ選手の存在を身近に感じ、プロへの道筋を知る機会を提供しました。

プロ選手を前に「将来、自分もプロ選手になりたい!」と目を輝かせる子どもたちの姿が非常に印象的でした。

大会当日は、様々な地域から集まった普段交流することのない子どもたちが、1つのボールを追いかけ、競い合い、称え合う姿を見ることができました。

また、サッカーを通じて人と人が繋がる素晴らしさを改めて感じると共に子どもたちの成長、新たな可能性を見届けることができ、私たちの活動の意義を再確認することができました。

―他にも活動があれば教えてください。

カンボジアでの支援の他に、国内での支援も行っています。

国内では、神奈川県の2つの児童養護施設へのサポートとブラジル人学校へのサポートを行っています。

まず、児童養護施設については、コロナ禍にカンボジアでの支援を行うことができない状況の中、国内に目を向け施設で暮らす子どもたちにも夢や目標を持って欲しいと考えたことをきっかけにサポートを行っています。

ブラジル人学校へのサポートについては、日本国内で外部とのコネクションを広げようという思いから焦点を当て、サポートをしています。

児童養護施設、ブラジル人学校といった、施設外との交流が少ない子どもたちとの交流を行うことにより、夢や目標を持つきっかけを与えることが出来ないかと考え、このような活動を行っています。

団体メンバーについて教えてください。

現在、合計37名の大学生が活動しています。

「国際協力に興味がある」「サッカーを通して支援をしている点に興味を持った」「団体の雰囲気に惹かれた」「カンボジアの子どもたちの笑顔をつくりたい」などと想いでWorldFutの活動に参加しているメンバーが多いです。

団体活動の特徴とは?

―他団体と違う何かユニークな特徴があれば教えてください。

国際協力を行う団体がたくさんある中で、私たちはサッカーを通して国際協力を行なっている点が1つ大きな特徴です。

活動を行う中でのやりがいを教えてください。

カンボジアへ渡航し、子どもたちに対して様々なサポートを行う中で、子どもたちの笑顔を見れることが1番のやりがいとなっています。

また、弊団体の特徴であるサッカーを通しての支援というところで、先ほどご紹介したDream Challenge Cup(子どもたちを対象としたサッカー大会)を開催してます。

カンボジアの子どもたちに笑顔を届ける―「学生団体WorldFut」の挑戦と歩み

その中では、子どもたちが笑顔になるだけではなく、感情を爆発させ、涙を流し、本気になってサッカーをする様子が見受けられることが非常にやりがいとなっております。

また、団体の特徴として重要な役割を希望することで担うことが出来たり、1人1人に役割が与えられていることがあります。

それにより、メンバー全員が支援を行っている、子どもたちの笑顔を作っているという当事者意識が生まれ、より良い支援へと繋がっていると実感してます。

―最後に、今後の活動方針について教えてください。

今回の「Dream Challenge Cup」のような貴重な経験を基に、弊団体は今後も更なる支援の充実と拡大をし、夢を追いかける子どもたちを応援して参ります。

―今回はお話を聞かせていただきありがとうございました。

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