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SDGs

SDGsの目標達成に向けた大学の取り組み 5つの事例をご紹介!

近年SDGsの取り組みは、企業だけでなく全国の大学でも進められています。
サスティナブルな取り組みの必要性を地域の人々や若者たちへ啓蒙する活動から、SDGsの達成につながる研究まで、取り組み内容は多岐にわたります。

これからの社会を担う大学生たちが持続可能な社会に目を向けることによって、環境保護、経済開発、社会的包摂が調和される未来につながるのです。

今回は、SDGsの目標達成に向けて積極的に活動する大学の取り組みを紹介します。

SDGsの取り組みを行う大学の取り組み事例を5つ紹介

SDGsの取り組みを行う大学の取り組み事例を5つ紹介

SDGsにおける取り組みは全国各地の大学で見られるようになりました。
今回は、数ある大学の中から特色ある活動をする5大学を取り上げて事例を紹介します。

北海道大学のSDGsの取り組み

北海道大学では、課題解決を大学の目標とし、SDGsの実現に貢献するよう取り組んでいます。
国連がSDGsの概念を掲げる前から、持続可能性に関する研究や教育を通じたさまざまな活動、プロジェクトを行ってきました。

北海道大学では、海や生き物の研究や、漁業の研究を多く行っています。
持続可能な漁業を広めることができれば、海の豊かさを守り、貧困や飢餓をなくすことにもつながるのです。

海の豊かさを守るためには、海の環境を調べる必要があります。
海の生物資源には私たち人間の健康維持を助ける成分がたくさん含まれています。
SDGsの目標達成につながるテーマが多くある状況の中、SDGsの達成を導く研究者を多く育てることを目指しています。

また、北海道において絶滅危惧種で天然記念物であるタンチョウが住めるまちづくりも進めています。
タンチョウの繁殖において影響をあたえているのが外来種のアライグマ。
研究室での外来種管理研究に基づき、地域と協働して外来種アライグマの研究や管理対策を進めています。

自然豊かな北海道の土地で実践的な研究、活動が行われていることが特徴です。

参照元:北海道大学×SDGs

山梨大学のSDGsの取り組み

山梨大学では、SDGsのスローガンである「誰ひとり残されない」社会を実現するために、教育、研究活動においてSDGs達成に向けた取り組みを推進しています。

最近では、ロシアがウクライナへ軍事侵入した状況をうけ、学ぶ機会を奪われてしまったウクライナの外学院生への教育支援プロジェクトをはじめました。
厳しい環境であっても、ウクライナの学生たちが確かな学びの効果を得られることを目指し、オンデマンドでの授業配信を行っています。
今後は、オンラインでディスカッションの機会も提供できるように進めています。

また、山梨大学の地域防災・マネジメント研究センターは、防災シンポジウム「水害に強い甲府盆地」をオンラインで開催。
近年多発している豪雨災害に対応する、甲奴盆地についての研究や取り組みを県民に公開しました。

まちづくりなどの支援にも継続的に取り組んでいます。

参照元:山梨大学SDGs|山梨大学HP

北九州市立大学のSDGsの取り組み

北九州市立大学は、持続可能な社会の発展のために取り組むとともに、大学に関わるすべての人の多様性や個性を尊重しています。
誰一人不当な扱いを受けない組織をつくるため、SDGsとダイバーシティの推進を行っています。

大学では、教員と学生たちが中心となってフェアトレードを推進するフェアトレード推進団体「Etica」を立ち上げました。
フェアトレードに携わる方々を招きシンポジウムを開催したり、国際問題について学ぶためのDVD鑑賞会を開催したりと、貿易についての問題を認知してもらうよう努めています。

また、SDGsに関する学内の取り組みを、学生が自らみつけて取材〜発信する「KITAQキャンパスSDGs」を実施しています。
大学には学生ボランティアサークルもあり、学内で不要になったパソコンを授業等で習得した知識を活かして再生し、パソコンを必要とする地域団体などへ無償で提供する活動が取り上げられました。

北九州市立大学には、SDGsの活動に参加し貢献できる環境が充実しています。

参照元:北九州市立大学×SDGs|北九州市立大学HP

明治大学のSDGsの取り組み

明治大学には、「明治大学をフェアトレード大学にする」ことを目標に活動するMeiji Fair Trade Clubという大学公認サークルがあります。
SDGsの17の目標の達成に向けた取り組みを年間を通して積極的に行っています。

「まちチョコ」という企画では、フェアートレードのブランド「People Tree(ピープルツリー)」のチョコレートをオリジナルのパッケージで包装して販売しました。
ピープルツリーのチョコレートは、中南米を始めとする世界の小規模農家で育てられた有機栽培のカカオ豆を用いて作られています。
「まちチョコ」を大学周辺のカフェや地域の小売店にて置いてもらうことで、たくさんの人にチョコを知ってもらい、フェアトレードの普及率が上がるようにアプローチをしました。

また、サスティナビリティにおいて世界をリードする北欧諸国から社会システムや国民の意識を学ぶべく、北欧の学生たちとオンラインでの交流会を設けました。
そこで学び得た取り組みを日本の若者に対して広めていけるよう議論しています。

これらの活動以外にも、ジェンダーや教育、貧困などのあらゆる問題について、学生ならではの視点でアプローチし、サスティナブルな世界の実現を目指しています。

参照元:明治大学×SDGs|明治大学HP

関西大学のSDGsの取り組み

関西大学では、SDGsの取り組みを大学が果たすべき重要な役割と捉え、SDGsに関する研究や社会貢献を展開しています。
人間、地球、豊かさのことを考えて、自由で平和な世界を実現する「考動力」と「革新力」を併せ持つ人材を育成しながら、SDGsへのアプローチ、啓蒙活動を行っています。

一層のSDGsの推進を図るため、「関西大学SDGsパートナー制度」を制定。
この制度を通じて、企業、自治体、教育機関、団体などとパートナーとして連携を強化し、多彩な取り組みを展開しています。
世界中で起こるさまざまな社会問題に対してアプローチを行っています。

パートナー企業の協力のもと、地域の商業施設のカフェスペースにて、大学のSDGs推進学生団体、SDGsキャンパスサポーターによるワークショップ「ペットボトルキャップ工作&SDGsすごろく」のイベントを実施。
たくさんの子どもたちが来場して、SDGsのことを考えるきっかけになりました。
子どもたちにゴミからリサイクルできることやリサイクルの考え方を伝えたり、すごろくでSDGsの基礎知識を学んでもらいました。

このように、パートナー企業や団体と協力しながらSDGsの推進を目指しています。

参照元:関西大学×SDGs|関西大学HP

まとめ

まとめ

近年、SDGsに関する取り組みが、多くの大学で進められるようになりました。
大学での研究を通した活動のほか、学生たちが中心となって地域や企業と協力しながらSDGsの取り組みを行っています。

学生が地域や企業と関わりをもつことは、社会との連携をより強くします。
また未来を担う若者たちが、環境問題、貧困問題、ジェンダー問題などをはじめとするさまざまな課題を認識し、持続可能な開発づくりへの関心を強めることで、明るい社会へとつながるのです。

今回は、SDGsに関わる研究や、独自のアプローチを進める大学の取り組み事例を紹介しました。
その土地ならではの取り組みや企業と協働する内容も見られます。

このような状況を理解し、若い世代とともに持続可能な社会づくりを進めていきましょう。

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