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LIFESTYLE

私たちの日常を環境、人権、社会と接続する『レスポンシブル・マルシェ』のイベントレポート

⽬黒駅から徒歩10分。
⼤通りの近くながら、どこか落ち着いた雰囲気の場所に位置するコワーキングスペース『Impact HUB Tokyo』で、マルシェが開催されました。

タイトルは『レスポンシブル・マルシェ』。
「私たちの日常を環境・⼈権・社会と接続する」をテーマとしたイベントをレポートします。

今回は目黒にあるコワーキングスペースで開催されたマルシェにお邪魔してきました。

元々は友⼈キッカケで知ることになったこのイベント。
このサイトのテーマであるSDGsとも深く関係していると思い、主催者のお話も伺いながら、現地を取材してきました。

スペースについて

スペースについて

©Impact HUB Tokyo

ーImpact HUBとは?

『Impact HUB』というのは元々、イギリス発祥のネットワークです。起業家たちが集まり、今では世界中に100ヶ所を超える⼤きなコミュニティとなっています。

ソーシャルフランチャイズの様な形で世界各地に広がったネットワークは東京まで広がり、この目黒にあるスペースもその一つです。
開設してから今年で10年⽬のコワーキングスペースとなっています。

ースペースとしては、どのようなコンセプトを元に運営をしている?

コワーキングスペースと⾔うと「どんどん事業を成⻑させたい!」「とにかく1⼈で集中できる環境が欲しい」の様な⼈たちが集まるイメージが強いです。

ですがこのスペースでは、多様な価値観を持つ起業家達が集まり、人と人との繋がりを⼤切にしながら各々の事業の糧にしていく。
そんな有機的な『コミュニティ』であることを目指しています。

ースペース内を⾒渡してみると、とても暖かみが感じられますね

はい。置いてある机なども、DIYで自分たちで作ったり、中古のものを譲り受けたりして、味のあるものを使⽤しています。
規格品ではないものを使うことで、空間全体も有機的な雰囲気が出せるように拘っています。

イベントについて

イベントについて

©Impact HUB Tokyo 撮影: Mami Takahashi

ーこのイベントを開催した経緯は?

『レスポンシブル』というのは一般的に直訳すると『責任を負う』という意味ですが、私たちはより地に足のついたところからスタートすることが大切だと信じているので、『日常を環境・⼈権・社会と接続する』をテーマに、自分との関わりを意識することが本来の意味であると捉えています。

今、社会的に「SDGs」や「エシカル」といったワードが注⽬されていますが、それをブームとして消費する考え方に違和感を覚えていて。
そうではなくて、もっと主軸を自分自身に置いて、地に足のついた活動をそれぞれが行なって欲しい。

このマルシェにはさまざまな活動や事業のフェーズの出展者たちが参加しており、来場する人達のレスポンシブルに対する感度や考え方も様々です。
そんな多様な人々が集まり交流することでどの様な化学反応やインパクトが生まれるのかをある種の『実験』として開催しています。

ー今回2回目との事ですが、開催してみていかがですか?

もともと私たちのコミュニティのメンバーだった方々も勿論ですが、その知り合いやつながりから参加してくださった出店者の方も増えてきており、とてもうれしいです。

中には前のイベントをオンライン上で⾒て、「ぜひ参加したい!」と連絡をくださった⽅もいて、そういうのはとても嬉しかったですね。

ー地球に優しいエコマップやコミュニティを展開するEkolocalとのコラボイベントとのことですが、関係性は?

Ekolocalさんは、元々は私たちのコミュニティのメンバーさんで。
今は別の場所に拠点を移しているのですが、その時の繋がりから今回の共同開催という形になりました。
コミュニティの中で『レスポンシブル』という概念について考えていく中で「⼀緒に何かしたい」という感じで声を掛けたのがキッカケです。

ー開催の経緯も、このスペースが⽬指している『⼈との繋がり』『有機的なコミュニティ』といった部分が感じられて、とても素敵ですね。
ありがとうございます。

マルシェの出店者たち

マルシェということで、たくさんの出展者がいましたが、実際にいくつかのブースにお邪魔してお話を伺ったり、出店物をみて回ったりしてきました。

ここからはそんな出展者さんをいくつかピックアップして紹介していきます。

デリ@Communtia

『何をどう⾷べるかは、⼈⽣だ』
そんなテーマで活動しているというデリ@Communtiaで、ランチを食べてきました。
普段からこのスペースでランチやデリ、カフェを提供しているようで、今回はマルシェのコンセプトに合わせてヴィーガンプレートで出店していました。

ラタトゥイユやクスクス(パスタの⼀種)など、ヴィーガン向けでありながらすごく食べ応えがあって⼤満⾜。
サラダに掛かっているドレッシングも、どれに掛けても美味しくて、プレートに載っている全てが調和したメニューでした。

菜食菓子研究所カルテ


グルテンフリーやヴィーガンなど、様々なジャンルに対応した『食』を研究しているという出展者。
この日に出していたクッキーはたくさんのバリエーションがあり、他の出展者の方々もたくさん買いに来ていました。

実際に幾つか頂いてきましたが、とっても美味しくて。コーヒーのお供にしたらずっとつまんでしまいそうです。
お⼿伝いに来ていた女の子も凄く可愛くて、⼩⼀時間遊んでもらっていました(笑)

▼菜食菓子研究所カルテ公式Instagram
https://www.instagram.com/kashikenkyujyokarute2021

s▲to-⾥(さと)

⻄陣織など、古くから伝統⼯芸品として親しまれてきた『金糸』と、海での役割を終えた『ヨットの帆』。
その2つをアップサイクルして作られたアイテム達は凄く可愛くて、そして暖かみがありました。

実際に⼿に取ってみると、元々ヨットに使われる素材という事もあって⾒た⽬以上にガシガシ使えるのだろうという事も分かる⼀品。
ファッション×アップサイクル、凄く素敵な取り組みだと思いました!

▼sAto-里(さと)公式Instagram
https://www.instagram.com

まとめ

まとめ
『私たちの⽇常を環境・⼈権・社会と接続する』そんなコンセプトの元開かれたマルシェ。
沢⼭の出展者さん達の想いや暖かさに触れられて、とても楽しい時間を過ごせました。
最後は名残惜しくて、なかなか帰れないくらい、、(笑)

今回は2回目ということで、次回3回⽬の開催も楽しみです!
以上、目黒で開催された『レスポンシブル・マルシェ』のレポートでした。

Impact HUB Tokyoでは年に複数回、レスポンシブルマルシェを開催しています。
次回の開催は冬を予定しています。ぜひHPやアカウントをフォローして最新の情報をチェックしてみてください!

▼Impact HUB Tokyo
https://www.instagram.com/impacthubtokyo/
▼Responsible Marché in Meguro
https://www.instagram.com/responsible_marche/

写真:©Impact HUB Tokyo 撮影: Mami Takahashi

  • 記事を書いたライター
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たお

ライフワークは散歩、趣味は暮らしの24歳フリーランス。大学では資源学を専攻、アフリカへの留学経験あり。その他LGBT当事者としてコミュニティに所属し活動したり発信を行なったり。最近は食文化に興味を持ち、図書館に通って関連書籍を読み漁っています。

  1. 私たちの日常を環境、人権、社会と接続する『レスポンシブル・マルシェ』のイベントレポート

  2. カミングアウトとは?アウティングなど周辺知識の解説と、非当事者が意識したいことについて

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