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LIFESTYLE

どんな人でも食べられる「たまご」がある!?UMAMI UNITED JAPANが目指す、全ての人々が一つのテーブルで繋がれる未来

私たちの食卓を支える、たまご。
中にはたまごアレルギーで食べられないという方や、食生活への考え方によりたまごを食べないことを選択した方もいます。
しかし、アレルゲンフリーで植物性のたまごがあれば、どんな人とでもたまご料理を一緒に食べることができますよね!

SDGsの目標12「つくる責任 つかう責任」、目標13「気候変動に具体的な対策を」、そして目標15「陸の豊かさも守ろう」において大きな役目を担うプラントベース食に、たまごを取り入れることができたら…… 食卓を囲むひとときがもっと楽しいものになりそうではありませんか?

今回は、植物性たまご「UMAMI EGG」を開発する会社「UMAMI UNITED JAPAN」の取り組みについてご紹介します。

たまごを取り巻く環境

実は、日本って「たまご消費大国」なのです。
国際鶏卵委員会(IEC)によると、日本は1人あたりの年間たまご消費量がメキシコに次ぐ世界第2位。年間に1人が食べるたまごの個数は300あまりです。

たまごを取り巻く環境

マヨネーズなどの調味料やお菓子などにもたまごは含まれていますから、知らず知らずのうちに私たちはたくさんのたまごを口にしているのですね。

しかしながら、最近は鶏たちを大量飼育する環境の劣悪さも問題になっているほか、ロシアによるウクライナ軍事侵攻や鳥インフルエンザによる鶏卵価格の急激な高騰で、たまごを取り巻く環境は変化してきています。

また、世界では年間13兆個以上のたまごが消費されていて、鶏のたまご1個の生産には200ℓもの水を必要とするといわれています。

鶏に限らず、大量の動物を育てるための飼料は森林を切り開いて生産されます。そして、家畜の排泄物から発生する温室効果ガスが地球温暖化を進める原因になるなど、環境に関する問題も避けては通れないものとなってきました。

環境問題が深刻化する中、認知度が高まってきたのが、植物由来の原料で作られた食品や食生活のことを指す「プラントベース」です。
そこで今注目したいのが、「UMAMI UNITED JAPAN」の取り組みです。

「UMAMI UNITED JAPAN」とは?

■「UMAMI UNITED JAPAN」とは?

「UMAMI UNITED JAPAN」とは、植物性たまごの研究開発と販売を中心に行う会社です。

「日本のUMAMIでプラントベースをもっとおいしく」をミッションに掲げ、食の垣根のない世界を目指しています。代表的な製品が、植物性たまご「UMAMI EGG」です。

植物性たまご「UMAMI EGG」とは

植物性たまごとして注目する「UMAMI EGG」。

植物性たまご「UMAMI EGG」とは

その正体は、植物性原料のみでできた粉末です。豆乳と混ぜて加熱することで固まるため、惣菜の調理やお菓子作りに使うことができます。いわば、たまごアレルギーを持つ方やプラントベースの食生活を送る方もおいしく食べられる「たまご」なのです。

実際に「UMAMI EGG」を使った料理を見てみましょう。

引用元:UMAMI UNITED JAPAN 公式Instagram

このふんわり感や色合い!本物のたまごそっくりですよね。

ふんわりとした食感はどこから?

たまごといえば、オムレツやスクランブルエッグに代表される「ふんわり感」なのではないでしょうか。

引用元:UMAMI UNITED JAPAN 公式Instagram

殻を割って出てくるたまごはトロッとしていますが、加熱すると固まるところも大きな特徴ですよね。
こうしたたまごの特徴を再現しようと、「UMAMI EGG」の開発で採用された材料は、なんと「こんにゃく」。

こんにゃくの持つ「加熱で固まる」「保形」「保水」といった特性を生かして、見た目も食感もたまごそっくりな「UMAMI EGG」は開発されました。ちなみに、たまごらしい黄色はカボチャとニンジンの粉末を活用して再現されています。

たまごの持つうまみはどこから?

コクやうまみが出るたまごは、惣菜だけでなく調味料やお菓子にもよく取り入れられていますよね。

こうしたうまみを「UMAMI EGG」ではどのように再現しているのでしょうか?意外にも、きくらげを使ってうまみを抽出しているのだそうです!

うまみといえば、古くから日本に伝わる食材や技術から発見され、世界から注目を集める味覚。「UMAMI UNITED JAPAN」では、発酵技術を応用して作られた麹菌などの酵素を利用して、あらゆる食材からうまみを引き出す研究を進めてきたのだとか。

では、うまみの抽出になぜきくらげが採用されたのでしょうか?それは、アップサイクルな環境での開発を大切にする「UMAMI UNITED JAPAN」が、きくらげが大量に余っていることに気づいたからなのです。

現在、再生可能エネルギーへの注目が高まっています。中でも太陽光発電に使用するソーラーパネルは、農地が選ばれるケースが増えているのです。

農地に設置されたソーラーパネルの下では、何かしらの作物を栽培する必要があります。そこで十分な日射がなくても育てることのできるきくらげが重宝された結果、規格外のきくらげが大量に生産されているということなのです。

「UMAMI UNITED JAPAN」では、こうしたきくらげを活用して「UMAMI EGG」の開発を進めました。

「UMAMI EGG」の可能性

2021年11月に大阪で開催された「日本の食品輸出エキスポ」では、来場者が「UMAMI EGG」を試食しました。

「UMAMI EGG」の可能性

「味も香りもたまごそのもの」
「たまごアレルギー対応として給食で使いたい」
「コレステロールが気になる消費者に喜ばれそう」

来場者からは、このような声が寄せられたとのことです。

また、ロシアによるウクライナ軍事侵攻や鳥インフルエンザによる鶏卵の急激な高騰といった時勢が重なり、最近では多くの食品メーカーが「UMAMI EGG」に注目。問い合わせが増え、「UMAMI EGG」をきっかけにプラントベースの食生活を取り入れる動きが加速しそうです。

「UMAMI UNITED JAPAN」のホームページでは、ハンバーグからお好み焼き、ケーキといったスイーツまで、「UMAMI EGG」で作れる、さまざまなたまごレシピが公開されています。

 

「プラントベースの食事って難しそう」というイメージを持つ方も、楽しみながらおいしく調理ができそうですよ。また、「UMAMI UNITED JAPAN」では、「UMAMI EGG」のほかにもプラントベース食材を開発しています。

「らくぷりんミックス」を使えば、滑らかで優しい甘さのプリンやカスタードクリームを作ることができそうです!

「UMAMI UNITED JAPAN」が展開する「ONE TABLE」

「UMAMI UNITED JAPAN」が展開する「ONE TABLE」

引用元:UMAMI UNITED JAPAN 公式Instagram

「全ての人々が一つのテーブルで繋がれる未来を創りたい」

たまごが好きな方も、食べられない方も、食べない選択をした方も、一緒に食卓を囲んで
おいしい料理を楽しむことができたら、そこには明るい未来が見えてくるはず。「UMAMI UNITED JAPAN」の取り組みからは、うまみを通して世界を一つにしたいという想いが伝わってきますよね。

環境にも、人々の体と心にも優しい食生活を送りたいあなたに、植物性たまご「UMAMI EGG」は寄り添います。

▼ UMAMI UNITED JAPAN 公式ホームページ
https://jp.umamiunited.com
▼ UMAMI UNITED JAPAN 公式Instagram
https://www.instagram.com/umami_united_jp
▼ UMAMI UNITED JAPAN 公式note
https://note.com/umamiunited

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