国際的な取り組みとして注目を集めるSDGs。国内印刷業界最大手の凸版印刷株式会社(以下、凸版印刷)では、SDGsを推進する企業と教育現場をつなぎ、持続可能な社会のための、さまざまな企業の取り組みを子どもたちへ伝える活動「ミライーね!」を実施しています。
今回、その活動の中で生まれた、遊びながらSDGsを楽しく学べるカードゲーム「ミライーね!カードゲーム」について、ご紹介します。
教育現場の現状と「ミライーね!カードゲーム」開発の経緯
2020年より小中学校の学習指導要領に「持続可能な社会づくりの担い手を育む」ことが言及され、授業として積極的に取り組んでいる教育現場が増えています。
しかし現場では、まだまだSDGsの目標達成に貢献する「持続可能な開発のための教育(ESD:Education for Sustainable Development)」が制度として確立されておらず、十分に行き届いていないのが現状です。
こうした状況を踏まえ、凸版印刷では2021年から実施している「ミライーね!」の活動を通じて、小学校へ出張授業を実施しています。この活動の中で、世界の大きな課題に対する目標について子どもたちにも分かりやすく説明することの難しさに直面され、子どもたちでも理解しやすく、自分ごととして興味を持ってもらえるような、SDGsを遊びながら学べるコンテンツが必要だと感じていたそうです。
毎回工夫をしながら授業を行ってきた中で、一番子どもたちの興味を惹いたのが「キャラクターカード」だったそうです。そこで開発したのが「ミライーね!カードゲーム」です。
遊びながらSDGsを楽しく学べる「ミライーね!カードゲーム」とは
「難しい問題だからこそ簡単に楽しく伝えたい」。そんな想いで生まれた「ミライーね!カードゲーム」は、3人~5人までプレイが可能です。ゲーム開始時にプレイヤーに配られる「サステナブルカード」には、それぞれSDGsで定められた17の目標と、リンクした17種類のオリジナルキャラクターが描かれています。
17種類の目標を達成するためには、さまざまなアクションが必要です。「水道」や「畑」「学校」「ゴミ拾い」「トイレ」など、いろいろなイラストカードから自分の目標に必要なカードを集め、持続可能な未来を目指すシンプルなゲームになっています。
(対象年齢:小学2年生~、プレイ時間:約15分~)
キャラクターのイメージと合わせて、17種類の目標やそれを達成するための要素を覚えてもらい、SDGsに対する興味関心を高めます。
自分に配られた目標について、時には周りの人と相談しながらクリアしていくことでコミュニケーションが生まれ、誰ひとり取り残さず全員で取り組む姿勢を学ぶことができます。子どもたちだけでも十分楽しめるルール設計になっていますが、大人と一緒にプレイすることでより深い学びを得られます。
Youtubeにて『ミライーね!チャンネル』も発信中!
まとめ
SDGsの目標達成期限は一旦2030年となっていますが、地球のさまざまな課題は、その先10年後、20年後、100年後もずっと向き合っていくことが重要です。
SDGsが楽しく学べる「ミライーね!カードゲーム」を通じて、未来の主人公である子どもたちが少しでも興味を持ち、周りの人とコミュニケーションをとり、一緒に考えるきっかけになればいいですね。
今回ご紹介した「ミライーね!カードゲーム」は、
応援購入サービス「Makuake(マクアケ)」プロジェクトサイトより、応援購入が可能です。
応援購入サービス「Makuake(マクアケ)」での販売は2022年4月28日の18時までです。
注意1:「ミライーね!カードゲーム」のご購入は、応援購入サービス「Makuake(マクアケ)」プロジェクトサイトからのみになります。