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SOCIETY

インフォデミックがもたらす影響とは?事例や対策についても解説

インフォデミックは、根拠のない情報が大量に氾濫し社会全体に影響を及ぼすことを指します。

近年の新型コロナウイルス感染症の蔓延がきっかけとなり、注目されるようになりました。
ネット社会になったことも相まって、ますます懸念されている現象です。

今回は、インフォデミックがもたらす影響や対策方法について解説します。

インフォデミックとは

インフォデミックとは

インフォデミックとは、SNSやネットニュースなどのWeb情報を通じて、根拠のない情報や嘘、デマなどが大量に氾濫する現象です。
情報を表す「Information」と感染病が広がる「Pandemic」を組み合わせて、インフォデミックといいます。

インフォデミックという言葉は、2019年12月初旬から蔓延し始めた新型コロナウイルス感染症に関する情報が溢れかえったことに対して、世界保健機関(WHO)が懸念を示したことから広く浸透しました。

参照元:インフォデミック|WHO

新型コロナウイルス感染症に関するインフォデミックの事例

新型コロナウイルス感染症に関するインフォデミックの事例

新型コロナウイルス感染症の状況は、インフォデミックが影響し、さらに複雑化を見せています。

2020年9月23日には、国連が新型コロナウイルス感染症に伴うインフォデミックを緊急で対策しなくてはならないとTwitterで呼びかけました。
特に、SNSでは重要な情報が届けられる一方で、適切な情報を選ばなければ命が奪われる危険性もあります。

続いては、新型コロナウイルス感染症に関して起きたインフォデミックの事例を2つ見ていきましょう。

参照元:世界各国、新型コロナウイルス感染症「インフォデミック」対策を求められる(UN News 記事・日本語訳)|国際連合広報センター

トイレットペーパーの買い占め

新型コロナウイルス感染症によって、中国から紙が輸入されなくなるというデマが流れました。
そのためトイレットペーパーが無くなると考えた人たちが、スーパーマーケットやドラッグストアに押し寄せ、買い占めが起こったのです。

トイレットペーパーの生産はほぼ日本国内で行われており、無くなることはありません。
しかしインフォデミックには、こうした真実を掻き消してしまう力があります。

イランで起きたメタノール中毒

日本だけではなく、世界でもインフォデミックは起こっています。
イランでは、高濃度アルコールを摂取すれば新型コロナウイルス感染症が治るという噂が流れました。
このデマを信じた人たちは、メタノールや密造酒を飲み、多くの人が命を落としています。

インフォデミックは社会を惑わすだけではなく、命に関わる問題も引き起こしかねません。

インフォデミックの対策の事例

インフォデミックの対策の事例

インフォデミックによる深刻な事態を受けて、SNSをはじめとする多くの企業が対策を行っています。
誰もが正しい情報を得るためには、こうした企業の努力も欠かせません。

続いては、インフォデミックの対策事例を2つ紹介します。

Google

Googleが運営するメディア支援事業「Google News Initiative」では、2021年1月12日に国際的な基金を創設しました。

最大300万ドル相当にものぼる基金で、情報の事実確認をするための取り組み支援として用意されたものです。

参照元:Google News Initiative

丸富製紙

丸富製紙では、新型コロナウイルス感染症に関するトイレットペーパーのインフォデミックに対して、2020年3月2日、供給面に問題がないことを発表しています。
公式サイトおよびTwitterでもお知らせしており、多くの人に安心を与えた行動と言えるでしょう。

実際に日本を震撼させたデマをSNSで収束させたとして、「ジャパン・デジタル・コミュニケーションアワード」で対象を得ています。

参照元:
ジャパン・デジタル・コミュニケーションアワード|シエンプレ デジタル・クライシス総合研究所
トイレットペーパーの供給に関する一部報道につきまして|丸富製紙

インフォデミックについて私たちができること

インフォデミックについて私たちができること

インフォデミックは、企業だけではなく私たち個人が向き合う必要のある問題です。
一人一人が意識すれば、デマや根拠のない情報が拡散しすぎることはないでしょう。

続いては、インフォデミックに対して私たちができることを解説します。

SNSの使い方を考える

SNSは、若者だけではなく中高年層にも広く浸透しています。
もちろん、情報交換をしたりコミュニケーションをとったりする上では、非常に便利なツールです。

しかし、ネットの世界には莫大な情報があふれています。
その中から、根拠のない情報を確認も取らずにシェアしてしまうと、瞬く間に拡散される可能性も少なくありません。

1つのシェアが大きな問題になるかもしれないということを念頭に置いて、SNSを使うことが大切です。

公式情報を確認する

SNSは、個人だけではなく企業や政府機関、自治体なども利用しています。
気になる情報があったら、まず発信元をたどって正しい情報であるかを確認しましょう。

公式サイトが打ち出している情報であれば、安心してシェアできます。

まとめ

まとめ

インフォデミックは、新型コロナウイルス感染症だけに関わる問題ではありません。
どんな情報でも不確かなまま広げてしまえば、誰かを大きく傷つけることになります。
ましてや社会全体を揺るがし、大問題に発展する可能性も考えられるでしょう。

SNSが浸透している昨今、多くの情報を誰でも手に入れられる社会となっています。
有益な情報が得られる面から考えれば、人生を豊かにしてくれるツールです。

しっかりとマナーを守って、インフォデミックを起こしてしまわないように心がけましょう。

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