株式会社Kanatta(以下、Kanatta)はジェンダー平等の実現に貢献することをMissionに、自らがやりたいことを自由に表現し、仕事をする女性を応援する企業です。
そのミッションの一つとして、SDGs の「目標 5 ジェンダーの平等を達成し、すべての女性と女児のエンパワーメントを図る」の実現に貢献することを掲げています。
ミッションの実現のために、毎月SDGsのテーマに沿った女子会イベントを開催し、女子会コミュニティを運営しています。
今回はそんなKanattaの、女性が輝ける「仕組み」と「コミュニティ」を提供し、SDGsの促進によって誰もが活躍する社会への貢献を目標に行なっている活動の内容をご紹介します。
KanattaのSDGsに対する3つの取り組み
それでは、Kanattaで行われている3つの取り組みをご紹介します。女性が自ら学び楽しみながらも、社会や地域に貢献し自己実現を叶える取り組みです。ドローン、宇宙、エシカルと今話題のキーワードが活動内容となっています。
1.ドローンジョプラス
2019年にスタートした新生「ドローンジョプラス」はドローンの魅力を広めるという基本姿勢を強化しながら、新たな活動に共感し集まった新メンバーと共により発信力を高めています。多くの方にドローンの魅力を伝えるべく、親子イベントを中心にこれまで約10,000人の方と共に体験を共有しています。
女性の視点からドローンを利用した様々なプロモーションに携わり、多くの地域の皆様とビジョンの共有をもってより地域創生に貢献。地域貢献を通して、それぞれの自己実現を叶えることも可能です。
また未来を担う子ども達にも貢献したいという思いで、ドローンを利用したプログラミングなど教育分野も強化しています。学ぶことがSDGs につながる事例のひとつです。
女性ならではの視点を持ち、新たな取り組みや情報発信ができるチームとして参加者自身も楽しみながらドローンの世界を広げ、目標4に掲げている「質の高い教育をみんなに」を目指して活動を広げ、メディアにも幅広く取り上げられています。
2.コスモ女子
『宇宙業界を身近に』をテーマに立ち上がったコミュニティです。世界初!女性中心の人工衛星打ち上げプロジェクトをはじめとした、様々なプロジェクトを運営しています。
イベントも毎月開催し、幅広い方にとって宇宙業界が身近な存在になるような活動を続けています。コスモ女子の活動を通じて、女性にとって宇宙業界がより身近な存在になる社会を実現しようと活動しています。宇宙業界でのジェンダーについて考え、オンラインイベントでは、宇宙をテーマに話し合いを重ねています。
自分一人では想像できない、叶えられそうにないこともコミュニティに参加することで実現に近づくことができます。そして、その小さな歩みがSDGsに自らが参加することになるのです。
最先端技術は、社会の役に立つ形で提供されることが不可欠です。それを考え、学ぶことは、持続可能な技術の発展・社会への貢献・産業への転換に必要な技術開発を進め、⼈と環境に優しい持続可能な社会の実現を目指しています。
3.エシカルガール
エシカルな取り組みを多くの方に楽しく、親しみやすく伝えていくための女性コミュニティ。エシカルとは、「法律などの縛りがなくても、みんなが正しい、公平だ、と思っていること」という意味を持ちます。
エシカルガールでは「エシカル大学」というリアルコミュニティや、「kanatta library(https://kanatta-library.jp/)」というオウンドメディア、それぞれのコミュニティメンバーが思う「エシカル」にまつわる様々なプロジェクトを運営しています。
買い占めを行わない、必要なものだけを購入するなどの「エシカル消費」の魅力を発信し、身近にエシカルを届けるコミュニティです。1人が100%のエシカル消費を目指すより、1万人がそれぞれ10%エシカル消費を取り入れる方がインパクトを大きくし、より良い世界の実現に近づきます。
エシカル消費を実行に移すことは、SDGsの目標1(貧困をなくそう)や目標10(人や国の不平等をなくそう)、目標13(気候変動に具体的な対策を)、目標14(海の豊かさを守ろう)、目標15(陸の豊かさも守ろう)といった目標をも同時に実行できます。
エシカルガールでは様々なイベントの開催や、メディアによる発信を通して幅広い方にとってエシカル消費が身近な存在になるような活動をしています。
上記では、Kanattaの取り組みをまとめました。
このような取り組みを通して、ジェンダーの平等を達成し、すべての女性が生き生きと生きる基礎づくりをしていることがわかりました。
私たちは、一人ではできないことも、沢山の人が同じ考えを持って活動を継続していくことで「持続可能な社会」の実現が可能です。そのためにコミュニティが用意されることで、あらゆる取り組みに対して積極的になれると思います。
まとめ
SDGsと聞くと、目標がありとても難しい取り組みのように感じます。しかしながら、Kanattaの取り組みを見てわかるように楽しみながら学ぶことや、学ぶことが社会貢献になります。
ドローンという道具を通し、未来を担う子どもたちや地域に関わっていく事や女性の視点を通して学びを深めることもジェンダーレスな世界が広がることがわかりました。
宇宙の事は興味のある人の世界と思いがちですが、コスモ女子のような取り組みで、自分でも宇宙開発に関わることができると思うと夢が広がりますね。それが何に繋がっているのか未知な世界でも、技術開発を進め、⼈と環境に優しい社会に向けた活動になります。
また、日常の消費活動のなかで、少しの意識を持って消費活動を行うことで地域社会、自然環境、地域経済に貢献することができるのです。
日常の買い物中で買いだめをせず、必要な分だけ買い物をすることや地元のものを購入し食す「地産地消」もエシカル消費になっていることも日常の少しの意識で取り組めそうな気がします。
このように、コミュニティが存在することにより、私たちは日常の生活のなかでSDGsについて理解を深め、参加をすることができます。様々な事に興味を持って自分磨きを続けてみませんか。
そして、未来に向けて活動を続ける、Kanattaのこれからの取り組みの展開が楽しみです。