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【みんなの笑顔を守りたい】地域のフードセーフティネット拠点の維持を目指して

フードバンクネット西埼玉では、寄付でいただいた食品を周辺地域のこども食堂やフードパントリーなどの「食支援活動団体」へ分配し、「地域密着の食糧支援」を支えるために活用しているそうです。
そしてこの度、これらの食品を適切に管理するための「倉庫」を維持するにあたり、クラウドファンディングを実施されていますので、MIRASUSでもご紹介させて頂きます!

以下、フードバンクネット西埼玉さんの掲載文章から引用

フードバンク活動は無償で寄付された食品を無償で提供するのが鉄則です。

2023年現在、支援対象地域である17の支援対象市町村で活動する、40の子供食堂やフードパントリーなどの団体へ、フードバンクネット西埼玉から食品を提供しています。

直近の年間取扱総重量は27tを超え、年々右肩上がりとなっています。

しかし、食糧支援の需要もどんどん高まるばかり。各支援団体を利用する世帯数も増えるばかりです。

こうした支援活動に活用する寄付された食品を、衛生的に保管・管理するのが拠点倉庫です。現在、私たちは倉庫の維持費を助成金に頼っており、非常に不安定な状況です。

「食べることは生きること」

拠点倉庫は、いわば支援対象地域の命を守る保管庫です。絶対に無くしてしまうわけにはいきません。

そこで、1年分の維持費をクラウドファンディングで確保することにより、活動の安定化を図るとともに、これまで維持費に充てていた助成金を事業に充てることによって一層の支援拡大を実現したいと考えています。

みなさん、こんにちは! フードバンクネット西埼玉 代表の丸茂です。

私たちは埼玉県所沢市を拠点に、周辺の17の市町村で食支援活動を行っています。私たちがメインとするのは、各地域に密着して活動している子ども食堂やフードパントリーなどの食支援活動団体を支える「中間支援」

これが、私たちが展開する「フードセーフティネット」の根幹です。

1つの団体が、支援を必要としている方へ支援を届け、食品などを集め、管理まで行うのはとても大変なことです。そうしたことができている団体もありますが、私たちフードバンクネット西埼玉は市民活動から始まった、少人数での運営です。大規模なパントリーなどは手に負えません。そこで、すでに活動を始められている食支援団体のみなさんをフードバンクとしてバックアップする「中間支援」を行うことで、埼玉県西部地域の食支援活動の継続と発展が達成できるよう活動しています。

「優しさのプラットフォーム フードバンク」
「もったいない を、 ありがとう へ」
「いつでも食べ物がもらえる場所がある。それは生きる権利を守ること」

この3つを理念として掲げ、食べるものがない不安を感じずに過ごせる日が1日でも増えることを願って、日々活動しています。

2015年に、困窮者支援の別法人の事業の1つとして「フードバンクところざわ」が発足しました。

その後、ニーズの拡大に伴い、2017年7月に「NPO法人フードバンクネット西埼玉」として独立。県内の各地域に小規模の地域フードバンクの立ち上げ・活動を促進し、それぞれが協力し合う「フードセーフティネットの形成」を目標に活動を開始しました。

2023年現在、支援対象地域は17の市町村に拡大し、ネットワークに登録している団体は40団体です。そのうち、地域フードバンクが3団体となり、うち2団体はNPO法人格を取得しています。

直近の年間取扱総重量は27tを超え、年々右肩上がりとなっています。

食支援団体へ提供する食品はすべて寄付でいただいたものです。

フードドライブ活動では、個人のご家庭で余った食品を集めています。毎月行うフードドライブのほか、コープみらい埼玉県本部様とファミリーマート様のご協力により、店頭で常設のフードドライブも行っています。

また、さまざまな企業のみなさんからの寄贈も多くいただいております。

食品を寄贈していただく理由はさまざまですが、こうした食品を集めて有効活用することで食品ロスを削減することも、フードバンクの重要な使命と考え、寄付を募っています。

これまでのコロナ禍や物価上昇などにより、日常生活が厳しくなっているのはみなさんも実感されていると思います。
少し前の調査ではありますが、2019年に厚生労働省が行った調査(2019年家庭の生活実態及び生活意識に関する調査)では、「生活が苦しい・大変苦しい」と答えた世帯は総数の50%程度ありました。

母子家庭に絞ると8割が「生活が苦しい・大変苦しい」と回答し、障害者世帯と傷病者世帯でも7割が「生活が苦しい・大変苦しい」と回答しています。

フードバンクには、日々このようなSOSが寄せられてきます。

一方で、私たちの支援を受けた方から、こうしたお声が寄せられています。

食支援活動は人の命を守る活動です。いまの社会で食支援活動の輪が広がっているということは、公的支援でフォローできない分野の活動であるということです。
私たちの支援の先に、必ず生命の灯火があります。
ひとりの社会人として、親として、人間として、継続するべき活動だと考えています。

フードバンク活動は無償で寄付された食品を無償で提供するのが鉄則です。

ですが、人の口に入る食品を適切に管理するためには人手や温度管理が不可欠です。届けるためには送料や燃料費もかかります。常に赤字で、活動をすればするほど苦しくなっていく体質の活動です。

私たちは埼玉県西部地域で唯一広域的に活動するフードバンクとして、所沢市に拠点倉庫を維持しています。財源は100%助成金。期限付きのお金です。
拠点倉庫がなくなってしまうと、いただいた食品を保管したり、提供のために準備するスペースがなくなってしまいます。各地域で活動する食支援団体がそれぞれで保管スペースを確保するのは大変難しいことです。

フードバンクネット西埼玉は市民活動から立ち上がっているため、後ろ盾となる組織がありません。人口の多い地域で、低賃料で倉庫を借りることもできません。
行政は食品の寄贈には積極的ですが、県民の命を守る活動に物件などの資本を提供することには消極的です。
また、東西で文化的に隔たりのある埼玉県の特性上、西部地域はさまざまな面で二の次になってしまっている実情があると感じています。

西部地域での食支援活動を持続可能なものとするため、まずは拠点倉庫の維持が必要不可欠です。
期限付きの資金である助成金ではなく、拠点倉庫を自己資金で維持できるようにするため、まずは一年分の維持費をクラウドファンディングで集め、今後の活動基盤を固める足掛かりとしたいのです。

フードバンク団体の社会的役割の一つに、防災拠点としての機能、があります。

災害が起こった際は、被災地からの要請を受けて食品や備品などを支援物資として提供しています。

フードバンクネット西埼玉では、加盟している全国フードバンク推進協議会に窓口となってもらい、現地のニーズ確認を行った上で、要請があった場合に支援物資を送れる体制を整えています。

フードバンクで主に取り扱うのは、常温で保存性の高い食品です。レトルト食品や缶詰、防災食品などが保管されていることが多く、非常時に役に立ちます。フードバンクネット西埼玉の倉庫には防災用のブランケットも常備しています。また、埼玉県内の各地域フードバンクと連携しているので、こうしたネットワークを活かして素早く物資を集めることができます。

現在、埼玉県所沢市にある拠点倉庫 1年分の維持費をまかなうこと。

これにより活動上の不安要素を減らし、人材集めや継続性のあるファンドレイズに注力する期間を確保します。

倉庫は低賃料で借りることのできる物件が見つかれば移転する可能性があります。

1円でも多く活動に還元したいため、基本的には「お礼メール」「活動内容のご報告」をリターンとさせていただきます。

必要経費内訳

倉庫賃料  約1,700,000円
電気代    約120,000円
水道代    約15,000円
通信費    約70,000円
ガソリン代  約120,000円
配送車経費 約900,000円

合計 約2,925,000円

ひとまずのゴールとして、目標金額を200万円といたします!

私はフードバンクの活動をしながら、ふたりの子供を育てています。
正直なところ、子供を養いながらの活動は経済的にも体力的にも厳しいことばかりです。
ですが、自分の子供と同じ年頃の子を抱えて困窮している方、困窮した状況で新生児を抱えて途方に暮れている方、支援先の子ども食堂を利用している子供たちやその親などの存在に触れると、どうしても手を伸ばしたくなってしまいます。

バブルが弾けた直後に生まれ、30年間見てきた日本に希望の光はありませんでした。
しかし子供が生まれた今、社会課題から目を背けてはいけないと考えています。

もしかしたら何も変えることはできないかもしれませんが、少しでもいい未来を子供達に残しておきたい。
そのためにできることはなんでもしたい。
そんな思いで活動を続けています。

みなさんの生活には直結しない活動なのかもしれません。
ですが、誰かの生活を、笑顔を、生命を支えることのできる活動です。

どうかお力をお貸しください。

▼ クラウドファンディングの詳細についてはこちらから
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