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企業・団体事例

企業理念に基づくサントリーのSDGsに関する取り組みを紹介!

「やってみなはれ」

この言葉は、サントリーの創業以来の理念やベンチャー精神を示したものです。
この言葉を体現するために、サントリーでは従業員一人ひとりがチャレンジ精神を持ち挑戦し続けています。

本記事では、そんなサントリーのSDGsに関する取り組みを紹介します。
持ち前のチャレンジ精神を活かし、またサントリーの企業理念と企業哲学に即してどのような取り組みを行っているか、順番に見ていきましょう。

サントリーグループが目指すSDGsとは【ビジョンを解説】

サントリーグループが目指すSDGsとは 【ビジョンを解説】

“持続可能な世界の創設”、この言葉からあなたは何を思い浮かべるでしょうか?

「少し抽象的すぎる」と感じますか?
「持続可能な社会を作ることに貢献することも大事だけど、企業は利益を上げないと継続できないので、きれいごとではないの?」 感じられるでしょうか?

そんな疑問や感想をお持ちのあなたにとって、今回のサントリーの取り組みの内容をぜひ知ってい頂きたいと思います。

サントリーとSDGsの関連性

まず重要なポイントとして、サントリーは最近のSDGsの流行やトレンドに乗っかって、SDGsに関連する取り組みを行っている訳ではありません。
ESG投資の観点から、企業にとってSDGsに関する活動を実施し、それを広報することは世間的にも非常に有利に働きますが、それだけではないのです。

サントリーはSDGsありきで、SDGsに基づいて企業活動を行っている訳ではありません。
それよりも企業理念と企業哲学に基づく企業活動を遂行し続けていることが、結果としてSDGsに繋がったといえるでしょう。

SDGs活動などの根底にあるサントリーのビジョンとは

これまで、「やってみなはれ」の起業精神・企業理念・チャレンジャー精神を土台としたサントリーの企業活動が、結果としてSDGsに結びついたということを解説しました。

しかし企業活動が自然とSDGs活動に結びついていることは企業として非常に素晴らしいことである一方、より効率良く短期間で目標を達成することもまた企業にとっては大切なこと。時間は有限だからです。

そこでサントリーは、理念である「Growing for Good」の志の元に、SDGsをより効率良く、高い品質で達成するし持続可能な社会を創設するために「サステナビリティ・ビジョン」を2019年7月に策定しました。

「サステナビリティ・ビジョン」には、当社にとって重要な領域であるサステナビリティのテーマを7つ掲げています。
詳細は下記の図を参照下さい。

SDGs活動などの根底にあるサントリーのビジョンとは

サントリーは、このサステナビリティに関する7つのテーマに集中的・積極的に取り組むことで、持続可能な社会の実現に貢献できるよう努めているのです。

出典元:サントリーグループのサステナビリティ|サントリーHP

SDGsに関するサントリーの具体的な取り組みを3つ紹介

SDGsに関するサントリーの具体的な取り組みを3つ紹介

それでは上記のビジョンを元に具体的にはどのような取り組み・活動を行っているか、3つ紹介します。

順番に見ていきましょう。

SDGs目標6:安全な水とトイレを世界中に 「水と生きる」

1つ目は、「水と生きる」を約束ごと・モットーとしているサントリーにとってもっとも大事な目標ともいえる “目標6:安全な水とトイレを世界中に” に関する活動に関して紹介します。

サントリーの食品、飲料水など、さまざまな商品にとって豊かな水は必要不可欠。
サントリーは、水の品質にこだわるだけでなく、貴重な資源としての水を守り、育み、大切に使う取り組みを行っています。

まさに “水に生かされ、水を生かす” 企業として、水に関する世界中の課題を解決し、持続可能な社会を構築していくために、サントリーは下記の『水理念』を策定しました。

・水循環を知る:使用する水の循環について科学的アプローチに従って流域を調べ、理解を深めます。
・大切に使う:水の3R(Reduce/Reuse/Recycle)活動を通じて節水に努め、浄化した水は自然に還し、環境インパクトを軽減します。
・水源を守る:サステナブルな未来を実現していくため、ステークホルダーと協力しながら使用する水の水源保全に努めます。
・地域社会と共に取組む:社会が豊かになるように、水課題の解決への貢献を通じて地域コミュニティを支援します。

このような水のサステナビリティ活動を評価され、サントリーはなんとAWS(Alliance for Water Stewardship)より、日本における水管理の啓発やネットワーク構築などリーダーシップを担う企業への就任の要望があり、2021年2月「AWSアジア・パシフィック」と連携協定を締結しました。

AWSは、世界自然保護基金(WWF)やThe Nature Conservancy(TNC)などのNGOと企業が共同で設立した、水のサステナビリティをグローバルに推進する機関です。

世界中の工場を対象とした持続可能な水利用に関するAWS認証を開発し、水の保全やスチュワードシップの推進に取り組んでいます。

サントリーグループでは、サントリー天然水 奥大山ブナの森工場が2018年に日本で初めてAWS認証を取得し、2019年にはサントリー九州熊本工場が取得しています。

このようにサントリーは”SDGs目標6:安全な水とトイレを世界中に“ に関する活動に関して、まさに日本のリーダー的な役割を果たしているのです。

SDGs目標3:すべての人に健康と福祉を 「DRINK SMART(ドリンク・スマート)」

2つ目は” 目標3:すべての人に健康と福祉を“に関する活動である、をDRINK SMART(ドリンク・スマート)紹介します。

日本だけでなく、世界中でお酒に関するトラブルは後を絶ちません。
過度のアルコール摂取により、ハラスメントや暴力、飲酒運転などのさまざまな問題が発生しています。

サントリーのDRINK SMART(ドリンク・スマート)とは、「お酒に関する正しい知識を持ち、お酒と上手につき合うことでより健康的で豊かな生活を送ること」を意味します。

DRINK SMART(ドリンク・スマート)を達成するためのサントリーの具体的なマーケティング活動を3つ紹介します。

ノンアルコール飲料推進の取り組み

サントリーでは、適正飲酒の啓発のほか、アルコールの影響を気にせず幅広いお客様に楽しんで頂くため、低アルコールおよびノンアルコール飲料の推進も行っています。

今後も対象商品を拡大するとともに、「カロリーゼロ」「糖質ゼロ」「プリン体ゼロ」を実現した商品の販売を促進するなど、健康志向の消費者ニーズへの対応を続けることとしています。

商品パッケージへの注意表示

サントリーは酒類業界の自主基準に則り、全ての酒類製品に20歳未満飲酒防止と妊産婦飲酒防止の注意表示を行っています。
また、ビールやRTDといったアルコール度数の低い製品には「お酒」マークを表示し、ジュースとの誤飲防止に努めています。

ホームページでの年齢認証

サントリーは2015年より、未成年者飲酒防止のため、酒類ホームページのブランドサイトの入り口で20歳以上であることを確認するための年齢認証ゲートを設けています。

SDGs目標12:つくる責任 つかう責任 「全ペットボトルの100%サステナブル化」

最後は、 “目標12:つくる責任 つかう責任” に関する活動です。
サントリーは、2030年までにグローバルで使用する全ペットボトルの100%サステナブル化を目指しています。

サントリーグループは、持続可能な社会の実現に向けて、循環型かつ脱炭素社会への変革を強力に先導すべく、「プラスチック基本方針」を策定しました。

詳細は、サントリーのHPを参照頂きたいのですが、活動概要として下記2点紹介します。

・容器包装の分野では、ペットボトルリサイクルの一部工程を省くことで、環境負荷低減と再生効率化を同時に実現する「F to P ダイレクトリサイクル技術」を世界で初めて開発した。

・飲料用ペットボトルに植物由来原料を100%使用したキャップを世界で初めて導入、100%植物由来ペット実現に向けた取り組みなど、環境負荷の少ないペットボトル開発やリサイクルシステムの構築に継続して取り組んでおり、中期目標として2025年までに国内清涼飲料事業における全ペットボトル重量の半数以上に再生ペット素材を使用していくことを掲げている。

上記の活動や、「プラスチック基本方針」を根底とした企業活動により、サントリーは、企業理念に掲げる「人と自然と響きあう」の実現を目指し、グローバルにサステナビリティ経営を推進しているのです。

まとめ

まとめ

今回は、サントリーのSDGsに関する取り組みを紹介しました。ビジョンと具体的な取り組み3点、いかがでしたでしょうか?

サントリーは企業ポリシーである「やってみなはれ」をSDGsの活動でも体現しています。
持続可能な社会を創設するために、さまざまなことに取り組み、社会に貢献しています。

このような取り組みの輪が、大企業のみならず中小企業にも広がり、さらに個々人の行動様式にも広がっていくことで、世界中の人々が住みやすい未来を生み出していけることでしょう。

余談ですが、みなさん、これからスーパーやコンビニでサントリー天然水を購入する際は、その水の背景にあるサントリーの活動に思いを起こし、この貴重な水を子どもたちの未来へ繋いでいきたい、と少しでも感じていただければ幸いです。

本記事を通じてサントリーのSDGsに関する取り組み内容をご理解いただけること、また本記事があなた自身や御社がSDGsに関する活動に取り組む際の手助けとなれば幸いです。

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