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ユニクロ×UNHCR|難民による手工芸ブランド「MADE51」を販売開始

株式会社ファーストリテイリングおよびグループブランドのユニクロは、6月20日の世界難民の日にあわせ、難民による手工芸ブランド「MADE51」のアクセサリーを販売開始しました。「MADE51(メイドフィフティーワン)」は国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)が立ち上げたブランド。ファーストリテイリングとUNHCRは昨年のコラボに引き続き、今年はキーチェーンとブレスレットを販売します。開発、販売に至った経緯や想いをご紹介します。

想いをつなぐキャンペーン「MADE51」

「MADE51」はUNHCRが立ち上げたブランドです。様々な理由で故郷を追われた難民たちが、故郷の伝統技術でアクセサリーや雑貨などの商品を作成。難民たちが作った商品を市場に流通させることで、難民たちの経済的な支援につながります。この取り組みは、世界フェアトレード連盟(WFTO)と協力し、難民の職人たちは避難先の団体や企業のサポートを受けながら、フェアな労働環境で働いています。

ファーストリテイリングは2021年から「MADE51」の支援を始め、現在は商品の販売を通してサポートを続けています。2023年は次の2つのコラボ商品を販売しています。

「UNHCR × UNIQLO 想いをつなぐキーチェーン」/ 販売価格:税込1,500円

「UNHCR × UNIQLO 想いをつなぐブレスレット」/ 販売価格:税込990円

〈「MADE51」販売店舗  〉
札幌エスタ店・仙台アエル店・前橋南インター店・五反田TOC店・銀座店・池袋東武店・池袋サンシャイン60通り店・御徒町店・吉祥寺店・世田谷千歳台店・UNIQLO TOKYO店・原宿店・新宿東南口フラッグス店・新宿三丁目店・浅草店・MARK IS みなとみらい店・名古屋店・京都河原町店・あべのキューズモール店・OSAKA店・LINKS UMEDA店・イオンモール堺北花田店・天神店

2つの商品は、長らく紛争が続いている南スーダンの難民たちによって作られています。南スーダンの文化の特徴であるビビッドな色合いのビーズで作成。売上の28%はUNHCRに寄付され、約150名の難民とその家族の生計支援を目指します。

ユニクロ原宿店では、家具メーカーのイケアとのコラボで難民の理解を深める展示を設置。ファーストリテイリング同様、イケアもUNHCRを支援しています。イケアのソファに座りながら、難民キャンプの様子やそれぞれの団体の活動内容を映像で見ることが可能。難民支援の際に使われるキッチンセットやソーラーランタンが設置され、難民キャンプでの生活を想像させます。

ファーストリテイリングとUNHCRのパートナーシップ

ファーストリテイリングは難民支援をサステナビリティ活動の柱の1つとして位置付けています。2006年からUNHCRと連携し、世界の難民、避難民への衣料支援を行ってきました。2011年には、より包括的に世界の難民問題の恒久的な解決に向けて、アジアの企業として初めてUNHCRとグローバルパートナーシップを締結。店舗で回収した衣料の難民キャンプへの寄贈、難民の自立支援プログラム、ユニクロ・ジーユー店舗での難民雇用、難民問題の啓発などを行っています。

ファーストリテイリングは2021年から「MADE51」の支援を開始。2022年には都内5店舗で「MADE51」のポップアップストアを期間限定で設置し、ユニクロがセレクトした「MADE51」のビーズ細工や刺繍ポーチなどの商品を販売しました。2023年は展開店舗を9都道府県23店舗へ拡大し、秋冬のホリデーシーズン以降、世界各国・地域で展開する予定です。

世界難民の日 “想いをつなぐ”キャンペーン  ユース難民アートコンテスト2023

「ユース難民アートコンテスト2023」は、UNHCRが30歳以下の若い世代の才能や創造性を世界中に広める機会をつくり、アート作品を通して難民支援の思いをつなぐことを目的として立ち上げたコンテストです。今年はファーストリテイリングとユニクロがUNHCRと共催します。難民問題を知るきっかけやアクションにつながるだけではなく、難民の若手アーティストの自己表現の場でもあり、アーティストの可能性を最大限に発揮する機会でもあります。

今回のコンテストのテーマは「HOPE AWAY FROM HOME / #難民とともに 描く希望」。故郷から逃れることを余儀なくされた人々が、避難先の社会に受け入れられることで、希望を見出し、生活の再建へつながる重要性をより広く知ってもらうために選ばれました。

選ばれた作品はTシャツや「MADE51」のホリデーカードなどにされ、世界中に作品が届けられます。

コンテストの詳細はユニクロのスペシャルサイトをご覧ください。

UNHCR駐日代表・伊藤礼樹氏のコメント

UNHCRの伊藤礼樹駐日代表(左)とファーストリテイリングのシェルバ英子コーポレート広報部長

「現在、世界には1億1,000万人の難民がいるとされています。従来の難民への人道支援を繰り返していては支援は追いつきません。今回のファーストリテイリングさんとのキャンペーンのような自立支援がとても大切になってきます。民間企業や政府など、みんなで難民の明るい未来を作っていきたい。このキャンペーンが社会全体で難民を考えていくきっかけになってほしい。」

まとめ

17年にわたりUNHCRとパートナーシップを組んできたファーストリテイリング。長年、衣料支援を中心に行ってきました。加えて、2021年から「MADE51」とコラボすることで、難民の自立支援や、難民問題を知ってもらう活動を開始。コラボ商品によってより多くの人たちが難民問題に注目することを望みます。

  • 記事を書いたライター
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エシカルライター。南米エクアドルで女性の自立支援を行うNGOへ訪問し、現地の女性たちとの交流をきっかけにフェアトレードを仕事にすると決意。帰国後フェアトレード商品を扱うアパレル雑貨店で勤務し、店長を経験する。店舗でできることの限界を感じ、ライターに転身。「エシカル消費を広める。」をモットーに活動中。

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