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学生団体

立教大学地域活性化団体R×Lの挑戦、学生の力で地方創生を!

地方の実情を深く理解し、新しい視点から地域活性化に取り組む立教大学の学生団体「立教大学地域活性化団体R×L」。2022年の設立以来、団体は地方創生の新しい形を模索し続けています。その独自のアプローチと地方との深い絆を通じた活動には、多くの学びと挑戦が詰まっています。

今回は、同団体の代表で立教大学3年生の松本さんに、設立の背景、目指すビジョン、そして具体的な活動内容について、MIRASUS編集部がお話を聞きました。

「立教大学地域活性化団体R×L」設立の経緯

―団体の設立年、設立目的、立ち上げの経緯を教えてください。

立教大学内に地方についてより深く学べる機会を提供したいと考え、2022年に団体を設立しました。団体になる前は、もともと団体を立ち上げたメンバーが所属していた立教大学の地方創生について学ぶゼミの有志グループでした。

地方出身であったそのメンバーがゼミ活動を行う中で、ゼミ生の多くが都市部出身であると気づき、彼らのような「地方について興味のある都市部出身の立教生」に「本当の地方」を知る機会を提供できたらと思い、活動をスタートさせました。

ただ教科書や参考書を読んで学ぶのではなく、実際に地方で現地の方と共に活動したり、会話したりすることを通じて、良くも悪くも本当の地方を知ってほしいという想いがありました。

団体名の由来を教えてください。

立教大学の学生と地方を繋ぐ架け橋になりたいという想いから、『Rikkyo×Local』の頭文字をとり『立教大学地域活性化団体R×L』という団体名になりました!

団体のビジョン・ミッションを教えてください。 

私たちは設立から2年目の新しい団体で、自分たちで0から活動地域を開拓しています。先例がないからこそ、形にとらわれない新しいチャレンジができるところがR×Lの強みです。これからも今まで関わったことのない地域に足を踏み入れて、「よそものだからこそ、大学生だからこそ」できる地域貢献をしていきたいと思っています。

具体的な活動内容

現在の主な活動を教えてください。

現在、私たちは埼玉県の長瀞町と長崎県の対馬市の2つの地域と交流を行いながら活動をしています。

長瀞町では、イベントの開催とマップ作りを行なっています。今年の9月に、長瀞町でラフティング&リバークリーンのイベントを開催し、大学生が長瀞の自然を体験しながら、環境問題や地域の課題について考えるきっかけの創出に取り組みました。

また、同日には長瀞の飲食店を訪れ、地元の方々との交流を図り、話を聞かせて頂きました。そこで得た情報を基に、その後さらに情報収集を行い、現在は長瀞町役場の協力を得ながら、年内完成を目標に長瀞マップの作成に取り組んでおります。

対馬市との活動は、主に対馬北部島おこし協働隊とオンラインで行っています。特にInstagramを通じた活動に注力しており、私たち学生から見た対馬の魅力などを当団体のInstagramアカウントで発信しています。島おこし協働隊のInstagramと私たちの団体のアカウントのフォロワー層が異なるため、共同での投稿を通じて、より多くの方々に対馬の魅力を伝えることができています。

―取り組んでいる社会課題があれば教えてください。

今述べた長瀞町と対馬市での活動を通じ、地方創生に取り組んでいます。

昨年の活動では定住人口の増加に重きを置き、静岡県掛川市で地元の小中学生と地元の魅力や課題について考え、将来世代が地域の当事者である認識を持ち、地域に定住し続けるきっかけづくりを行いました。

そして静岡での活動を行う中で定住人口の増加だけではなく交流人口の増加も大切であると感じ、政治的な観点のみではなく、観光などの観点からも地方創生に取り組むようになり現在の二つの地域での活動に繋がっています。

その事例として先述した長瀞地域のマップづくりがあります。マップづくりを通して、”大学生視点”から見つけた長瀞の魅力を発信して観光客の増加を目指し、またマップづくりのボランティアなどを募集することで一緒に長瀞を盛り上げてくれる大学生を増やしていくことにも取り組んでいます。

また、団体メンバーは都市部出身が多く、地方に対しての、常識や前提知識がないからこそ、地域住民の方が気づかない潜在的課題にアプローチできると考えています。

現在のメンバー数と組織構成を教えてください。

現在大学2年生から4年生までの9名で活動しています。できたばかりの団体なので、これから人数を増やしていき、また4年生はもうすぐ卒業してしまうので、新しい1・2年生にも入ってもらえるように活動を広げていく予定です。

―団体に加入するのはどんな入会理由が多いですか?

当団体には地方地域に興味がある学生が多く所属しています。地方を盛り上げたい、地方について現状をもっと知りたい、と考えて入会してくれた学生が多いです。また団体の特徴として、学内だけでなく、市役所や地域おこし協力隊の方々、地方地域の住民の方々など外部の方との繋がりが多くあります。外部の方々と協力しながら活動を行っていく点に興味を持って参加してくれた学生もいます。

団体活動の特徴とは?

―他団体と違う何かユニークな特徴があれば教えてください。

まず、私たちの特徴の一つは何といっても「活動範囲の広さ」です!全国の中から活動地域を自ら選び、交渉して活動を開始します!公式SNSにて、北は北海道から南は鹿児島まで、様々な地域と交流を築いています。

私たちは、コロナ禍の影響で、大学はオンラインでの生活でスタートさせた世代です。なかなか直接交流が図れずに苦しい場面もありましたが、反対にこれを武器に、オンライン活動にも力を入れ、地理的な距離を乗り越えて多くの人々とつながり多くの人とコミュニケーションをとりながら活動しています。

もちろんオンラインでの活動だけでなく、対面での活動にも力を注いでいます。現在主な活動の拠点とさせていただいているのは、先ほど述べた埼玉県長瀞町と長崎県対馬市ですが、長瀞町とは対面での活動、対馬市とはオンラインでの活動をメインとさせていただき、さまざまなアプローチを通じて、私たち若者の、そしてよそ者の視点で社会に良い影響を与えていくことを目指しています。

活動を行う中でのやりがいや、反対に大変なことを教えてください。

活動のやりがいは、どのプロジェクトもゼロから立ち上げているため「先例がない」ということです。先例がないプロジェクトを進めるにあたり、活動の方針が不透明になったり、課題解決のために具体的に何をすべきかがわからなくなってしまうこともあります。

その度に話し合いを重ね、知識を共有し、新たなアイデアを出し合って問題に取り組んでいます。自分たちの力で考えを練り、それを実行に移すのは大変ではありますが、とてもやりがいを感じられる活動です!

また同時に、私たちの活動は地域との交流も欠かせません。地域の方々からの温かいサポートや協力に支えられている部分が大きいです。また感謝や励ましの言葉をもらうことは大変嬉しいです。皆様いつも本当にありがとうございます!

団体に入ってからの学びや気づきなどがあれば教えてください。

活動を始める前は、旅行が好きでしたが、地方の地域について深く考える機会はほとんどありませんでした。しかし、活動を通じて、地方の良さや、地方の魅力を伝える重要性に気づきました。

もっとこうしたら地方がさらに活性化するのでは?例えば何かエンタメ要素と掛け合わせてみてはどうだろう?など日頃からすごく考えるようになったと思います。

また、地方の方々と接する中で、人の優しさや温かさを肌で感じ、さらにその地域の魅力を伝えていきたいと思うようになりました。

―最後に、今後の活動方針について教えてください。

 今回活動紹介させていただいた長瀞町と対馬市との交流や取り組みを中心に、現在様々なプロジェクトを計画中です!また、新たな地域との交流にも積極的に取り組み、今後も活動範囲を拡大していきたいと考えています。

活動メンバーも随時募集しています。同じ志を持つ仲間と共に、地域社会に良い影響をもたらすためにより活動の幅を広げていきたいです!

―今回はお話を聞かせていただきありがとうございました。

▼ 今回活動をご紹介した「立教大学地域活性化団体R×L」のページはこちら
Instagram:https://www.instagram.com/rikkyo_rl/
X(旧Twitter):https://twitter.com/rikkyo_rl

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