株式会社ネコリパブリック
「ネコリパブリック」5年ぶりのクラウドファンディング。再度原点に戻り、猫を愛する日本全国の方々の力をお借りして実現したい、猫の命を守るための、シェルターをつくるプロジェクト。
株式会社ネコリパブリック(本社所在地:東京都台東区蔵前、代表取締役:河瀬麻花)は、株式会社ボーダレス・ジャパンが運営するクラウドファンデイングサイト「For Good」にて、約5年ぶりとなるクラウドファンディングを開始し、目標1500万のところ、日本全国から支援が集まり、開始1週間で500万を調達しました。
- ネコリパブリックとは?
ネコリパブリック、略して「ネコリパ」は、 2014年、猫の殺処分ゼロを目指す事業として岐阜県岐阜市で生まれました。
この世のすべての猫に安心して眠れる場所とお腹いっぱいの幸せを与える!をミッションとして、1匹でも多くの猫たちを救うために、保護猫カフェ・保護猫シェルター・保護猫イベント、猫ブランド、Eコマースなど、保護猫に関わる様々な事業を展開しており、運営している保護猫カフェや、非営利シェルター、ブランド・ショップなどを日本全国で15拠点、保護猫のための施設を運営しています。
今回のプロジェクトは、ネコリパブリックが本気で殺処分ゼロを目指すために、新たに保護猫たちの施設(シェルター)を新設し、殺処分ゼロを目指す仕組みを作るためのプロジェクトです。
- なぜ、シェルターが必要なのか?「猫たちが穏やかに、安心して暮らせる家を作りたい!」
現在、ネコリパ岐阜店では 毎週保健所へ連絡を取り、収容された子が居ないか確認しています。そして、未だに、飼い主が持ち込んだ子や外で生まれていた子猫が連日の様に収容されている現実があります。
さらに、保健所からや多頭崩壊からレスキューした子たちは、状態が悪い子も少なくありません。保護当時から体調が悪く検査をすると、リンパ腫や腎不全、様々な疾患の子たちがいます。
本来であれば、こういった体調不良の子は、保健所では譲渡対象にはされず、殺処分されてしまう運命です。しかし、私達は、命はどんな子も平等であり、必ず幸せになる権利があると思っています。
ネコリパブリックではレスキュー後も、出来る限りの治療をします。 そして、その子にとって何が1番なのかといつも考えます。 そんな中で、 最期の時まで寄り添い続ける。そして猫たちがのんびり穏やかに暮らせる場所が必要だと考えました。
- 今回の猫助け事業は、まさに行政と民間のハイブリット事業
このシェルターは、猫たちを救う拠点として、そして、より多くの方々が猫助けにかかわれるきっかけとなる拠点にしていきたいと考えています。
<1> ボランティア講習の座学の会場、実技の会場
このシェルターは、単なるシェルターでなく、ボランティアの育成施設にもなります。
ミルクボランティア
人馴れボランティア
を育成し、レスキューした子たちを預かっていただく人たちを増やし、猫たちのお世話をしていただく。そうすることで、猫たちの場所をどんどん増やして、新しい家族へ繋げる橋渡しをする人たちを増やしたいと考えています。ボランティア育成プログラムは現在作成中で、オンラインでも受講ができる予定です。
<2> 猫のホスピスとして、保護されたばかりの猫の受け入れ場所・検疫場所として
このシェルターは猫たちのホスピスとしても活用します。レスキューした猫たちの中にも、もともと病気をもっていた子だったり、病弱な子など、必死で治療をするけれど、完治することなく、わたしたちの腕の中で虹の橋を渡っていく子たちもたくさんいます。
現在保護猫カフェで調子が悪くなった子は、保護猫カフェのケージや、裏のシェルターのケージ管理になっていますが、最期の緩和ケアの際には、ゆったりと最期の時をすごせるフリースペースをシェルター内につくりたいと考えています!
- 敷地面積1500坪の森付きの土地建物を、保護猫シェルターに
今回、運命の出会いをした物件は、にゃんと敷地面積約1500坪の森林付きの中古物件。
今のネコリパブリック岐阜店から車で20分程度離れた場所ですが、こんな広い敷地なのに、とっても破格な価格の物件(土地建物で990万円)。
世界猫の日にめでたく売買契約を締結。
ネコリパブリックの自腹で990万なんとか拠出したのですが、ここで資金が尽きてしまいました。
問題は、このままでは使えないということです。
- シェルター・ホスピスにするためには大改装が必須
今回の購入した中古物件をシェルター機能を持てるように、猫たちに快適な空間にしっかりと改装をしたいと考えております。
<大改装計画1> 広大な庭と森の一部を駐車場にする!
購入した物件の土地は、おどろくほど広大ではあるのですが、森林と庭の部分が多く、現在、にゃんと駐車場が一台しかとめれない状態なので、ボランティア育成施設ですし、スタッフやボランティアさんもたくさん来てもらわなければならないので、まず駐車場の整備などが必須となります。
そして、築50年以上のお家のため、猫たちが快適に過ごせるシェルターとして改装するためには、かなりの改装費も必要となってきます。
<大改装計画2> 古い家のために、エアコンが一つもついてない。
この物件、ご高齢の女性がお住まいだったのですが、この日本一暑いといわれる岐阜で、エアコン無しで生活していたなんて!!信じられないことですが、実際にひとつも物件にはエアコンが存在しておりません。。。。
そのため、エアコンをつけようとしても、基本的な家の電力が足りないため、中部電力と新たに契約をし、外の電柱から太いケーブルを引っ張ってきて電力を上げるという電気配線の工事が必須です。
<大改装計画3> カーペットと畳ばかりの床を、掃除しやすいように大改装!
古い家なので、床がカーペットや、畳の部屋しかありません。猫のシェルターは、日々、おしっこ、嘔吐、毛玉との戦いとなります。カーペットや畳では、動物取扱施設として保健所からも許可がおりないので、こちらも、全部屋、床張りに改装が必要です。
改装後のイメージ ▼
壁はキッチンパネル。床はフロアタイルでいつでも清潔に掃除しやすくすることがシェルターには必須です。
<大改装計画4> 壁が、昔ながらの土壁!壁紙!全部張り替え!
さらに、壁も昔ながらの土壁が多いのです。猫たちのシェルターに土壁はご法度。おしっこをかけられたら一貫の終わりです。さらに、猫の爪とぎをされるたびに土壁がボロボロとなるのが目に見えている!
こちらも清掃しやすく、ツルツルとした素材に張り替えが必要です。
壁はキッチンパネル。床はフロアタイル。検疫部屋も明るく清潔にしたい!
イメージはこんな感じ! キッチンパネルを壁に貼り付けたいと思っています。
<大改装計画5> 壁をぶち抜いて、日当たりのよい猫部屋を!
一部、日が当たらない真っ暗な小さなお部屋が。。
そこも猫部屋になるため、壁を壊して部屋を広くし、日当たりをよくし、より猫の管理がしやすいように、猫が快適に暮らせるように間取り図を変更します。
猫にとって日光浴はとても大切な健康維持の要素。日当たりのよいお部屋にしてあげたいです。
<大改装計画6> トイレや捕獲器などの清掃ができる水場の改装
こちらが現在の土間です。
猫のトイレや捕獲器などを洗うための大きなシンクや、洗濯機などの水回りの整備も必要となります。たくさんの猫達が過ごすシェルターは毎日が掃除で始まり、掃除で終わる。とにかく水場はそのお掃除の中心となります。
<大改装計画7> 住み込みスタッフの設備
今回のシェルターは、スタッフに住み込みをしてもらう予定でいます。終末期を迎える猫たちを見送ったり、治療が必要な猫たちのケアのために、現在飛騨シェルターでも住み込みのスタッフがおりますが、今回の岐阜のシェルターでもスタッフが住み込みで猫のお世話に当たる予定です。
その住み込みスタッフのための設備も必要となります。
キャティオは、お庭に作る猫の日向ぼっこスペース。管理室は住み込みスタッフの部屋です。
- 大改装の見積もりは、1500万円!
改装には、安く見積もっても1500万円くらいは必要です。
物件取得費用の990万円は、自分たちの力で踏ん張りましたが、改装費は、猫を愛する、ネコリパブリックを応援してくださる皆様のお力をお借りし、日本で一番快適な、最高の猫を守る家を作る挑戦中。
ファーストゴールとして、1500万円を目標と設定しています。
そして、セカンドゴールとして、2000万達成したら、猫たちがお庭で日光浴ができる、【キャティオ】を作ります!
クラウドファンディングプロジェクト名
広大な森付きの家を、殺処分される保護猫の保護&看取りシェルターにしたい!
最終目標金額
2000万円
期間
2023年9月30日〜2023年11月30日まで
プロジェクトページ
https://rescuex.jp/project/92007
主催者
ネコリパブリック首相 河瀬麻花
- 会社概要
会社名:株式会社ネコリパブリック
所在地:東京都台東区蔵前4-9-8
URL:https://www.neco-republic.jp