株式会社ミマキエンジニアリング
~廃棄・リサイクルが不要、CO2排出95%削減に貢献する再利用プロセス~
産業⽤インクジェットプリンタ、カッティングプロッタ、3Dプリンタを手掛ける株式会社ミマキエンジニアリング(本社/長野県東御市、代表取締役社長/池田 和明)は、捺染生地の脱色技術「ネオクロマトプロセス」を脱炭素経営EXPOで日本国内初出展します。テキスタイルの再利用により廃棄やリサイクルに掛かるCO2排出を大幅に削減し、サステナブルな宣伝活動への応用の可能性を、来場する企業や官公庁・自治体等に訴求し、コーポレートサステナビリティへの活用を提案いたします。
「ネオクロマトプロセス」は2023年6月6日に当社が全世界へ発表した、捺染ポリエステル生地から昇華染料インクを脱色する技術で、生地の絵や図柄を変更することで繰り返し再利用を可能にします。昨今の社会問題となっているテキスタイル生地の生産工程と廃棄により発生するCO2排出を、この技術を用いて削減することで、テキスタイル産業の持続性の実現を目的とします。
一般的な宣伝用のぼり旗にはポリエステル生地が使用されており、生地の生産工程及び焼却廃棄のどちらもCO2が排出されます。従来は一度の使用で廃棄されていたのぼり旗の図柄を変更し繰り返し再利用することで、CO2の排出を最大95%削減できます。これにより短期間に大量の宣伝のぼり旗を入れ替えている企業のサステナブルな宣伝活動に大きく貢献いたします。
当EXPOでは「宣伝、プロモーション毎に使ったアイテム、一度で捨てるのはもったいない」をコンセプトに、当社の同技術を展示サンプルと脱色・再染色加工のデモンストレーションにより紹介し、捺染ポリエステルが使用されている店舗や展示会・イベント装飾品の再利用の用途を通じ、来場される企業等におけるコーポレートサステナブル活動への応用をご紹介いたします。
併せて6月6日に同時発表した、「捺染顔料転写プリントシステム(以下、TRAPIS;トラピス)」も同展示会で日本国内初出展します。家具・インテリア用途におけるファブリック装飾生地のデザイン変更による生地の再利用の可能性を「ネオクロマトプロセス」で提案すると共に、「TRAPIS」による排水を発生させずに小規模な設備で生地にプリントする方式で、「環境にやさしく、誰でも簡単に」運用・導入できるプリントシステムをご紹介いたします。
◎展示会出展概要
名称:第3回脱炭素経営EXPO
公式ウェブサイト:https://www.decarbonization-expo.jp/hub/ja-jp.html
会期:2023年9月13日(水)~ 9月15日(金)
時間:10時~17時
会場:幕張メッセ(千葉県千葉市)
ブース番号:D6-9
出展内容:
①ブース展示…ネオクロマトプロセスの加工実演、サンプル展示及びTRAPISのサンプル展示
②PRセミナー(展示会来場者は参加無料)…9月15日13:30~14:00
テーマ「企業サステナビリティの提案 ~宣伝アイテムの再生利用~」
講師:林 宏和 (当社営業本部グローバルマーケティング部Sustainable Textile Printing担当部長)
e招待券:https://www.decarbonization-expo.jp/autumn/ja-jp/visit/e-ticket-ex.html?DCMA1-0376_ml
ミマキエンジニアリングのSDGsに関する取り組みの詳細については、下記ウェブサイトをご参照ください。
◎企業SDGs取り組み https://ir.mimaki.com/about/sdgs/ | ◎製品・技術のSDGsの紹介 https://pr.mimaki.com/sustainability |
ミマキエンジニアリングでは、『新しさと違い』を経営ビジョンに掲げ、常に新たな技術革新を目指し、お客様が求める「美しさと速さ」の実現を追求し続けてまいります。
株式会社ミマキエンジニアリングについて
ミマキエンジニアリングは、産業⽤インクジェットプリンタ、カッティングプロッタ、3Dプリンタおよびそのインク、ソフトウェアの開発・製造・販売・保守を⾏っています。サイングラフィックス、インダストリアルプロダクツ、テキスタイルアパレルの市場に向け、プリント工程のトータルソリューションを提供することにより、お客様に常に「新しさと違い」をお届けするイノベーターを目指しています。
企業・IRサイト:https://ir.mimaki.com/
製品サイト:https://japan.mimaki.com/