つくる責任 つかう責任

サステナブルな素材とはどのようなものかを知ろう!持続可能な未来のために!

ファッション産業では、原材料を調達~製造するプロセスや大量生産~大量廃棄と、あらゆる段階で地球環境へ負荷を与えていることが問題となっています。ファッションを楽しむ私たちにも、サステナブルファッションへの意識が求められています。

まずは、「サステナブルファッションとは何なのか?」、「サステナブルな素材にはどのようなものがあるのか?」を知ることが大切です。私たちが地球環境のためにできる行動を始めるきっかけとなるよう、サステナブルファッション・サステナブルな素材について解説します。

ファッション産業が抱える環境問題

ファッション産業と環境問題

ファッション産業では、原材料を調達~生地や洋服を製造するプロセス・大量生産~廃棄と、あらゆる段階で環境へ負荷を与えている現状があります。

衣服の原料であるコットンなどの天然素材を栽培する際には大量の水が必要ですし、ポリエステルなどの石油資源を使用する場合には、工場で大量のCO₂が排出されています。

昨今、ファストファッションが流行し、海外生産をすることで安く大量の衣服が生産されるようになりました。私たちは気軽にファッションを楽しめるようになった一方、一着の洋服を大切に着続けることが当たり前ではなくなりました。

また、アパレル業界では、量産目的で過剰な在庫を抱え、売れ残ってしまった洋服を廃棄しなければならないという問題も起こっています。

一着の洋服ができるまでに多くの資源が使われている中、大量生産されることによってどれほど環境に負荷がかかっているか、考え直すべき時期が来ています。

サステナブルファッションとは?

サステナブルファッションとは?

SDGsへの取り組みの中で、「サステナブルファッション」というワードをよく耳にするようになりました。サステナブルとは、「持続可能な」という意味ですので、直訳すると「持続可能なファッション」ということになります。

服の生産~着用~廃棄に至るプロセスにおいて、将来にわたって持続可能であることを目指し、地球環境に配慮する取り組みのことを「サステナブルファッション」と言います。地球環境へ配慮した一人一人の行動がファッションにおいても求められています。

SDGsの目標12の「つくる責任 つかう責任」では、2030年までに廃棄物の発生を防止・削減し、再生利用をすることで廃棄物を大幅に削減することや、天然資源の持続可能な管理・利用を達成する、ということが掲げられています。

サステナブルな素材を選ぶということ

サステナブルな素材を選ぶということ

サステナブルファッションにおいて、地球環境に優しい素材を選ぶということも大切な取り組みの一つです。

サステナブルな素材とは、自然環境に配慮し、環境への負荷が少ない素材のこと。主に天然素材やリサイクル素材などがサステナブル素材に当てはまります。

天然素材とは、コットン・リネン・カシミア・ウールなど、地球の自然で生まれた素材のことです。廃棄したとしても土に還ることができるので、この素材を選ぶだけで環境に配慮することができます。

リサイクル素材は、ペットボトルなどの不要になったプラスチック製品や、廃棄されるはずだったウールを再利用して作られたものです。

サステナブルな素材として代表的なものには、オーガニックコットンやリサイクルポリエステルがあります。このような素材を選ぶだけでも環境に配慮した行動をしていることになるのです。

オーガニックコットン

オーガニックコットンとは、化学肥料や農薬を使用せずに、厳しい基準を守って栽培された綿花のこと。

環境への負荷を最小限におさえ、労働の安全や児童労働においても社会的規範を守って作られているものだけがオーガニックコットンと呼ぶことができます。

普通の綿花栽培では、大量の化学肥料や農薬を使用されており、地球環境や住民への健康被害を与えており、オーガニックコットンとの違いは相当なものです。

リサイクルポリエステル

リサイクルポリエステルとは、ペットボトルなどのプラスチック廃棄物や古着などから再生された素材です。ポリエステルは、製造する過程でエネルギーや水といった資源がたくさん使われています。

また、ポリエステルのような合成繊維は自然に分解されないため、適切にリサイクルをされないと環境へも悪影響を及ぼします。

石油から新しくポリエステルを製造するのではなく再利用をすることにより、石油の使用量を減らすことができ、地球環境への負荷を大幅に減らすことができるのです。

ファッションを楽しむ私たちがすべき取り組みとは

ファッションを楽しむ私たちがすべき取り組みとは

サステナブルファッションでは、サステナブルな素材を選ぶこと以外にも求められている取り組みがあります。

ここで大切なポイントは、「一着の洋服を大切に着る」ということ。今すぐ実行できる取り組みには、以下のような行動があります。

お気に入りの洋服を選び、長く愛用する

洋服を購入するときには、長く着たいと思えるお気に入りの洋服を選ぶようにしましょう。

ファストファッションで安価な洋服を購入することが悪いのではありません。洋服を捨てる量が減るだけでも、環境を守ることにつながります。

洋服のケア・お直しをする

長く着られるように、洋服をケア・お直しをしましょう。

大切な洋服を洗濯するときには洗濯用ネットに入れる・手洗いをする、といったようなちょっとしたことから始めてみましょう。

長く着続けられる服を作る

洋服を作る人・売る人には、着る人が長く着られる洋服づくりをすることが求められています。

安く生産できることを目的として、縫製が良くないものを流通させてしまっていては、長く着られる機会を奪うばかりです。日本の物づくりはとても丁寧でこだわりがあるもの。誇りであるMade in Japanを大切にしましょう。

まとめ〜サステナブルな素材を選ぶことで、持続可能な未来へ〜

まとめ

サスティナビリティー(持続可能性)は、ファッションにおいて、非常に重要なテーマとされています。

ファッション産業では、原材料を調達~生地や洋服を製造するプロセス・大量生産~廃棄と、あらゆる段階で環境へ負荷を与えている現状があり、ファストファッションの流行によって問題はより深刻化しています。

私たちは、地球環境に配慮した「サステナブルファッション」とは何かを理解しておく必要があります。サステナブルな素材を選ぶことで、持続可能な未来へとつなげていくことができます。

また、ファッションにおいては、一着の洋服を長く着るということが求められています。サステナブルファッションを身近なことから取り入れてみてください。

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