『Roots4』は、作業療法士を中心とした家庭・教育・福祉の狭間を埋めるために立場を超えて地域活動をしている専門職集団です。地域の人たちの力を借りながら、栃木県那須塩原市を中心に活動を続けて来たそうです。
そして、今回さらに活動を拡げるべく、「移動式遊び場」の実現に向けてプロジェクトを立ち上げましたのでご紹介します!
以下、Roots4さんの掲載文章から引用
自己紹介
Roots4の代表 作業療法士の小林 岳(こばやし がく)と申します。
普段は病院で作業療法士をしています。日々、子どもたちやその保護者と関わる中で子どもの経験の貧困、家庭・園・学校などの生活の中での支援の必要性を感じて来ました。メンバーである同じ作業療法士の塩田氏・仲田氏も同じ想いを感じながらそれぞれ地域活動をしていたことから、Roots4という任意団体を結成し、地域の理解者の力を借りながら、栃木県那須塩原市を中心に活動を続けて来ました。
HP:https://sites.google.com/view/roots4/home
Roots4から、みなさまへのメッセージ
2分ほどで視聴できます
私たちが取り組むこと
・経験の貧困の課題
やったことがないから、やり方がわからないから、教え方がわからないからできない。そんな経験不足を解消するための家族みんなで来れるような遊びや学びの機会を増やしたい。
・園や学校を応援したい
こどもが困っているが、実は関わる大人も困っている。
保護者や学校や園の先生など大人が悩み必要とした時に、こちらから伺える専門職派遣システムを構築する。
・二次障害の予防
発達の凸凹で普通が苦しい子どもたちが更に心を傷つけないよう、本人と家族まるごとの支援をしていきたい。
・孤立をネットワークで支える
子育てについて話す人はいても詳しいことの相談ができない現代。
困った時に相談ができる繋がりと学びのシステムを構築する。
立場を超えて、子どもたちの育ちをみんなで考えられる地域を目指す。
Roots4の活動の軸になる「移動式遊び場」の実現にハイエースが必要!
私たちRoots4は、R5年4月から約1年間、任意団体として活動して来ました。
活動をしていて、イベント開催や出張療育をする度に、それぞれ持ち寄った遊具や道具が車1台では乗りきらない課題を抱えていました。
活動する中で寄付いただいた遊具にはトランポリンやバランスボール、ストライダーなどがあり、特に安全のためのマットは数も必要でかつ大きいため非常にかさばってしまうため現状はそれぞれの車に分けて移動しています。
法人化後は、より多くのニーズに応えられるような遊びの機会を作りたいと考えています。
しかしながら、車両を購入するだけの費用を自分たちから全て捻出することは現状難しいのが現実があります。
今回ご支援いただいたお金は、療育道具を乗せたハイエースの購入・改修に活用させていただきます。
これが実現すると、車両一つで、粗大運動の伸びには欠かせない立体遊具や安全のためのマットの大物遊具を持って地域の園、事業所、公園等で移動式遊び場を作っていくことができます。
▼ クラウドファンディングの詳細についてはこちらから
栃木県に専門職のいる移動式遊び場を作りたい!