SDGs企業事例

3つのテーマを掲げるアーバンリサーチのSDGsに関する取り組みをご紹介!

アーバンリサーチといえば、ファッションに興味のない人でも名前を聞いたことがないという人は少ないのではないでしょうか。

本記事では、そんなアーバンリサーチがSDGsの観点でどのような取り組みを行っているかを紹介します。
アーバンリサーチの取り組みを通じて、ファッション業界とSDGsの関連性、SDGsの意義を理解いただければと思います。

アーバンリサーチの SDGsに関する基本方針“3C”

アーバンリサーチの SDGsに関する基本方針“3C”を紹介

アーバンリサーチのSDGsに関する基本方針は、アーバンリサーチのホームページ:アーバンリサーチSDGs基本方針に記載されている、頭文字が『C』から始まる次の3つのビジョンになります。

・Clothing Innovation:衣料資源の有効活用
・Clean Earth:地球環境負荷の軽減
・Community Building:コミュニティの形成

ここで理解いただきたいことは、SDGsの推進にあたって大切なことは一人ひとりの従業員が当事者意識・問題意識を持つことだということです。

問題意識が共感・共通認識へと繋がり、会社全体の施策としてSDGsに関する取り組みが広がることが重要です。

アーバンリサーチはこのことを十分理解しており、3Cという明確で誰にも分かり易いビジョンを掲げ、SDGsに取り組んでいます。

具体的には、アーバンリサーチは2020年からSDGs関連の取り組みを紹介する社内報「SDR通信」を配信し、社内の従業員のSDGsに関する認知度の拡大、知識の拡充を図っています。

アーバンリサーチの SDGs/3Cに関する具体的な取り組み

アーバンリサーチの SDGs/3Cに関する具体的な取り組みを紹介

アーバンリサーチの基本方針「3C」に基づく、具体例なSDGsに関する取り組みを3つ下記に紹介します。

・アーバンリサーチの “アップサイクル” 【リサイクルの上をいく取組み】
・アーバンサーチの “Green Down Project” 【不要になった羽毛製品を回収してリサイクル!】
・アーバンサーチの “Japan Made Project” 【目的はローカルコミュニティの活性化!】

順番に解説していきましょう。

アーバンリサーチの “アップサイクル” 【リサイクルの上をいく取組み】

まず、SDGsとファッション業界はどんなつながりがあるか考えてみましょう。
ファッション業界の企業のSDGsに関する取り組みはさまざまですが、実は共通しているポイントがあります。

それがSDGsのSである、“sustainable(持続可能)”な素材の調達と3R。
3Rとは、Reduce(リデュース)・Reuse(リユース)・Recycle(リサイクル)の3つの言葉の頭文字にある『R』を取って名付けられた総称です。

Reduce(リデュース):製品に使用する資源や廃棄物を少なくする
Reuse(リユース):修理やメンテナンスなどで物を長く使用する
Recycle(リサイクル):廃棄物を再利用して新しい製品にする

持続可能、つまりは3Rの観点から自然に優しい素材を使用した製品をつくることがファッション業界のトレンドとなっているのです。
上記を念頭にアーバンリサーチの取り組みの1つ、“アップサイクル” に関して見ていきましょう。

アップサイクルは、不要となった衣類を再利用し付加価値を付けて新たに世に送り出すこと。衣類のみならず雑貨や家具などにも取り入れられている考え方です。

アーバンリサーチでは、アップサイクルを推進する取り組みの一環として、“commpost(コンポスト)”というプロジェクトを開始しました。

commpost(コンポスト)のテーマは、「これからの地球環境や人のはたらき方・暮らし方に対して、新しい常識を示していきたい」ということ。廃棄される衣類の色で分類しリサイクルする研究を実施している「Colour Recycle Network (カラーリサイクルネットワーク)」と協業し、新製品の研究と開発を実施しています。

参照元:廃棄衣料をアップサイクル:サステイナブルマテリアル・プロダクトブランド「commpost」が誕生

アーバンサーチの “Green Down Project” 【不要になった羽毛製品を回収してリサイクル!】

二つ目は、要らなくなった羽毛製品を回収・リサイクルする「Green Down Project」です。
一般社団法人が運営しており、アーバンリサーチも趣旨に賛同し参画しています。

羽毛は洗い直すことで100年使える“sustainable(持続可能)”な素材なのですが、これまでは不要になると廃棄されることがほとんどでした。アーバンリサーチでは、2015年10月より一部店舗にてこの羽毛製品の回収・リサイクルをスタートしました。

ダウンジャケットなどの羽毛製品を洗浄・精製加工することで新毛よりもキレイな再生羽毛へと生まれ変わらせ、その再生羽毛を使い、新商品を製造・販売することで、循環サイクルを実現しました。

暖冬でダウン製品の売り上げが不調な年でも、「Green Down Project」の関連商品の売り上げは安定しています。本取り組みに対する顧客の共感が購買行動に結びついているのかもしれません。

このようにSDGsへの取り組みが、企業の認知度アップ、好感度の上昇、そして最終的には売上の向上へと繋がっていきます。企業としてSDGsへ取り組むことの重要性を理解いただけたものと存じます。

アーバンサーチの “Japan Made Project” 【目的はローカルコミュニティの活性化!】

最後は、ローカルコミュニティの活性化を目的とする「JAPAN MADE PROJECT」です。
日本各地のクリエイターとともに各地の魅力を発掘し情報発信することで、当該地域の雇用や経済に貢献するのが目標です。

例えば東北では、宮城県石巻市で漁業を営む関係者と協業し、漁師人口が減少し続けている現状を打破すべく、アーバンリサーチのオシャレな洗練された「漁師ウェア」を開発しました。

また、長崎では現地企業やクリエイターとともに、地元の魅力を伝える製品を制作。この取り組みが高く評価され、アーバンリサーチは長崎市が推進する“長崎創生プロジェクト事業認定制度”に、長崎県外かつアパレル企業として初めて認定されたのです。

このことは企業が都市と連携し地域創生・活性化に取り組んでいくという、SDGsの観点からも持続可能な世の中を創造することの好例といえるでしょう。

まとめ

まとめ

いかがでしたでしょうか?今回は、アーバンリサーチのSDGsに関する基本方針“3C”とアーバンリサーチの SDGs/3Cに関する具体的な取り組みを紹介を順番に説明いたしました。

アーバンリサーチがSDGsという観点で、“3C”と呼ばれる基本方針を軸に、さまざまな取り組みを実施し環境に考慮した企業活動を実施していることを理解いただけたかと存じます。

本記事を通じてアーバンリサーチのSDGsに関する取り組みの具体例、およびファッション業界とSDGsの関連性をご理解いただくとともに、本記事が今後のSDGsに対するあなた自身の取り組みや御社のSDGsに関する活動に対してお役に立てれば幸いです。

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