いま「SDGs」が注目される中で、農業にもスポットが当てられてるんだけど、「持続可能な農業」という言葉は聞いたことあるかな?
まず、多くの作物を育てるために森林を伐採することは自然破壊につながるよね。また、化学肥料や農薬を多量につかうことで土壌や水の汚染問題が起こる。農地を広げたことで作物に大量の水が必要になる。
こうした資源はいつかなくなることを自覚する必要があるんだ。資源の無駄遣いは、環境破壊にも繋がるね。
その通りだね。そこで「SDGs」が目をつけたのが「持続可能な農業」という取り組みなんだよ。
「SDGs」が掲げている17の目標のなかには環境についての項目がたくさんあるね。
6の目標「きれいな水と衛生」・13の目標「気候変動への対応」・15の目標「陸上の資源」など。
それらの目標を持続可能な農業なら達成できると「SDGs」考えたんだね。
なるほど!「SDGs」が目指している目標を、持続可能な農業はすでに実践しているということですね。
例えばよく話題になっている、自然農法や有機栽培などが持続可能な農業を実践しているね。
農業経営者も私達も、「SDGs」の目標を達成するためにお互いが協力する必要があるよね。
例えば「虫が食った野菜」「虫がついている野菜」などは、気持ち悪いから買わない消費者は多いと思う。
けれども、農業経営者はそういった消費者のニーズに応えようとすると、どうしても虫の食ってない野菜を作ろうとして、結果として化学肥料や農薬を使うということに繋がってしまう。