石清水八幡宮を有する、歴史深い京都府八幡市。この地で清兵衛（きよべえ）は国産のブランドコーヒー「京乃舞Saisai珈琲」の栽培を無農薬で取り組んでいます。清兵衛は農業×福祉（農福連携）を通じて、障がい者の雇用に変革を起こし、体験型観光農園やカフェ・ギャラリーなどの運営で、職種の選択肢を広げたいと考えているそうで、下記に活動とプロジェクトをご紹介します。
以下、清兵衛の投稿文から引用
リターンには八幡市の飲食事業者と連携したオリジナル商品をはじめとして、季節の京野菜のセットなどをご用意しております。
京乃舞Saisaiコーヒーを活用した、社会貢献活動へのご支援をよろしくお願い致します。
まずはじめに、現在、淸兵衛農園で栽培している「京乃舞Saisaiコーヒー」についてご説明させていただきます。
京乃舞Saisaiコーヒーは2026年〜2027年に本格的な収穫を予定しており、体験型観光農園は2025年5月〜6月の開園を見込んでいます。また、観光農園だけでなく以下のイベント・事業も随時開催・開業いたします。
・コーヒーギャラリー「八清庵」にて焙煎、コーヒー淹れ体験
・コーヒーセミナーの開催
・古民家カフェの開業、地元野菜を利用したスイーツの提供
まずは、日本中の方に国産コーヒーの価値を知っていただき、多言語での対応が完了次第、世界中に向けて発信してまいります。
＊コーヒーギャラリー「八清庵」
京乃舞Saisaiコーヒーの安定栽培には、障がい者の就労支援を活用し、賃金などの待遇改善を行います。農園での生産・収穫物の加工・販売など、職種の幅を広げ、より多くの方が希望と意欲を持って働き続けられる環境作りを目指していきます。
＊国産コーヒーの木
第1期の苗を栽培している淸兵衛農園と八清庵の間には、人の手が入らず、藪化してしまった土地がありました。ここをいちから開拓し、農園との通路も整備するなど、現在は見栄えの良い竹林のある圃場・庭として再生しました。
＊淸兵衛農園と八清庵の間にあった藪化した土地
今後は、耕作放棄地や後継者のいない農家の方へ農地の新しい活用法として提案し、老若男女・年齢・障害の有無を超えた、インクルーシブな地域コミュニティの形成に繋げていきたいと考えています。
今回のクラウドファンディングでは、耕作放棄地の整地及びハウスの設置にかかる費用の捻出を目標とさせて頂いております。
整地費用：550,000円
単管：440,000円
ビニールハウス：225,000円
ストーブ：70,000円
上記費用は、あくまでクラウドファンディングの目標金額の内訳となっておりますが、今回の取り組みを通じて八幡市内、そして全国の皆様に、国産コーヒーを活かした農福連携事業を知っていただき、1人でも多くの方が社会課題に目を向けていただける機会になることを願っています。
2022年6月：第1期苗木植樹
2024年5月：農地拡張+第2期苗木植樹
2024年12月：初収穫+試飲
2025年5〜6月：体験型観光農園開始
2026年〜：収穫及び収穫体験開始
今回のクラウドファンディングのリターンについてご紹介させて頂きます。
「スケジュール」部分にてご説明させて頂いた通り、コーヒーの収穫には早くとも2年の期間が必要となるため、現時点では「京乃舞Saisaiコーヒー」のご用意はできません。しかしながら、地元事業者と試作開発中のコーヒー商品をはじめとし、スポンサー制度などをご用意いたしました！
A：ご購入頂いた個人の方や企業が名付けた苗木のネームプレートを作成し、社会貢献活動やCSR活動にご利用いただけるよう、定期的に撮影して画像をお送りします。栽培に関しては、当社にて丁寧に行います。
A：コーヒーの収穫には最短で2〜3年必要となるため、2026年の冬を目標としております。
A：生産・加工・販売・接客など、1次産業〜3次産業にあたる、幅広い業務を想定しています。就労していただく方が自由に選択できるシステムを構築し、賃金や就労環境の整備とともに、就労者が独立して暮らせる環境を目指します。
今回、クラウドファンディングという手段を用いて、私達の熱い想いを伝えさせていただきました。この事業は、単なる国産コーヒー栽培という取り組みだけではなく、日本の福祉や障がい者雇用のあり方、更には、コミュニティの形成からの地域の活性化など、現代のあらゆる社会的課題解決に繋がるものと自負しています。
この大きな計画と夢を合わせ持った事業に踏み出せたことは、私としても誇れることであり、ご協力頂いている関係者の皆様には、改めて感謝を伝えたいと思います。
そして、ここまで淸兵衛農園の取り組みに興味を持ってご覧頂いた皆様。まだまだ小さな一歩かもしれませんが、淸兵衛農園の夢にご支援をいただけると、大変嬉しく思います。
八幡市「京乃舞Saisaiコーヒー」をよろしくお願いいたします。
株式会社淸兵衛 奥村
