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世界水の日とは?誰でもわかりやすくかんたん解説

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毎年3月22日は、国連が定めた「世界水の日」です。淡水の保全と持続可能な淡水資源管理の促進への人々の意識を啓発し、各国の行動につなげるために、1992年12月の国連総会で制定されました。

この日は、水資源の大切さと、すべての人が安全で清潔な水を利用できる社会づくりについて、世界中で考え直すきっかけの日。今年も3月22日が近づいてきましたが、この機会に「世界水の日」について知ってみませんか。

世界水の日が生まれた背景

1992年6月にブラジルで開催された地球サミット(環境と開発に関する国連会議)では、21世紀へ向けての行動計画「アジェンダ21」が採択され、この中で世界水の日を制定するように勧告されました。

なぜこの日が必要だったのでしょうか。その理由は、世界が直面する深刻な水の危機にあります。
人口と経済活動の増加により、多くの国が急速に水不足に陥ったり、経済成長に行き詰まったりしている現状への危機感がありました。地球上のすべての経済活動と社会活動は、質の良い淡水に大きく依存しているのに、その資源が枯渇の危機に直面しているのです。

世界の水の現状|深刻さを理解する

国連が世界水の日を定めてから30年以上経ちましたが、世界の水をめぐる状況は改善されているでしょうか。残念ながら、現状はきわめて厳しいのが実態です。

世界人口の半数の家には安全に管理された衛生設備がなく、4分の1が安全な飲料水を利用できず、3分の1近くは水とせっけんを備えた手洗い場が自宅にありません。
世界では、約10人に1人、7億300万人が清潔な水を利用できないなか、生活をしています。また、清潔な水やトイレが利用できないことで、毎日800人の5歳以下の子供たちが命を落としていると言われています。

さらに、気候変動による干ばつや洪水、人口増加による需要の拡大など、水の問題はますます複雑化しています。

世界水の日とSDGsの関連性

「世界水の日」は、2015年9月に採択された「持続可能な開発目標(SDGs)」の目標6―2030年までに誰もが安全に管理された「水と衛生」を手に入れる―の達成に向けてアクションを取るための日でもあります。

つまり、世界水の日は単なる記念日ではなく、世界中が同じ目標に向かって行動する重要なタイミングなのです。

毎年のテーマと国連水会議

国連は毎年、その年の世界水の日のテーマを決定し、加盟国と世代をかけた活動を推奨しています。
2023年3月22~24日に、46年ぶりとなる「国連水会議」がニューヨークで開催され、オンラインとオフラインを合わせて、約1万人が参加しました。会議では、世界中で起きている水に関する危機から脱却するための行動計画「水行動アジェンダ」が採択されました。

私たちにできること

世界水の日に向けて、世界中でさまざまなキャンペーンが行われています。その一つが、「Blue4Water(ブルー・フォー・ウォーター)」という参加型キャンペーンです。3月22日「世界水の日」に、世界を青く染めることによって、より多くの人に世界の水の問題に関心を持ってもらうことを目的としています。

自身の生活を振り返ってみることも大切です。歯を磨いたり食器を洗ったりする時に水を出しっぱなしにしていないか、顔を洗う時に必要以上に水を出していないか、大量の洗剤を使い食器を洗っていないか、食べ残し、飲み残しが極力出ないように心掛けているか、油で汚れた皿は拭き取ってから洗っているかなど、生活を振り返り少し意識や行動を変えることによって、きれいな水を保てます。

水は限られた資源です。世界水の日を機に、私たち一人ひとりが水の大切さを改めて認識し、日々の行動を見直してみることが、世界の水危機を解決する第一歩につながるのです。

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