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SOCIETY

B Corp(Bコープ)とは?誰でもわかりやすくかんたん解説

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B Corp(Bコープ)とは、社会や環境に配慮した公益性の高い企業に対する国際的な認証制度で、米国の非営利団体のB Labが運営しています。「B」は「Benefit(利益)」を意味し、社会や環境、従業員、顧客といったすべてのステークホルダーに対する利益を表しています。

この認証制度は、従来の商品認証とは異なります。
フェアトレード認証やLEED認証などは商品や建物を認証する制度であるのに対し、B Corpは企業のあり方を認証する制度
です。つまり、「その企業全体が社会や環境にどれだけ貢献しているか」を評価する仕組みなのです。

B Corpの認証基準|5つの評価分野

認証を取得するためには、B Labが提供するBインパクトアセスメント(The B Impact Assessment)で200点満点中80点以上を獲得することが必要
です。この評価では、ガバナンス、従業員、コミュニティ、環境、顧客の5分野でベネフィットへの取り組みを評価
しています。

具体的には、従業員への福利厚生や社会貢献活動といった社会的な要素から、サプライチェーンの様式や原材料といった環境的な要素に至るまで、そのパフォーマンスや説明責任、透明性に関する高い基準を満たさなければなりません。

認証取得までのプロセス

認証を維持するためには、3年ごとにスコアを再提出しなければならず、また企業定款をBコーポレーションの理念に沿った形に変更し、年間売上高に応じた年会費をB Labに支払う必要があります。

つまり、認証の取得は終わりではなく、継続的な改善と透明性の維持が求められるのです。

世界と日本での広がり

B Corp認証企業の数は急速に増えています。
2024年5月現在、世界100か国以上で8,400以上の企業がBコープ認証を取得しており、2016年時点の認証数が1,700社程度であったことから、過去8年で約4.7倍に増えている
状況です。

一方、日本での認証取得は進みが遅れています。
2026年1月時点で、日本法人のB Corp認証を取得した企業は74社となっている
状況ですが、近年は認証を目指す企業が増えつつあります。

有名なB Corp認証企業

世界ではすでに多くの大手企業がB Corp認証を取得しています。
アウトドア用品ブランドのPatagonia(パタゴニア)、アイスクリームのBen&Jelly’s(ベン&ジェリーズ)、スノーボード用品ブランドのBurton(バートン)、各国の支社が取得している食品のDanone(ダノン)などが認証を取得
しています。

日本では、ダノンジャパンが2020年に日本の食品業界ではじめてB Corp認証を取得した企業となりました。

私たちにできることは?

B Corp認証を知ることで、消費者としてのアクションも広がります。
日用品にもB corp認証を受けている商品があり、買い物をする際に、普段使っている商品以外にB corp認証マークが付いている商品を探してみることができます。

B Corp認証は、企業が社会や環境に貢献しているかどうかを判断する一つの基準になるのです。
世界ではB Corpが商品やサービスを取捨選択する際の基準の一つになってきており、今後日本でも認知が広がれば、「せっかくならB Corp認証のものを買おう」というように、B Corpが消費選択を左右する基準になっていくと考えられます。

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