先日行われたF1のレースで、レッドブルのドライバーで元王者のネルソン・ピケが、メルセデスのドライバーであるルイス・ハミルトンに対して人種差別的な発言を行い、その発言が問題視されました。
発言内容は明確に記されておらず、誰がその発言を聞いたかも明らかではありませんでしたが、複数の報道機関が発言内容を取り上げ、レース界に衝撃が走りました。
この問題が発覚すると、ブラジルのNational LGBT+ Allianceを含む4つの人権団体はピケに対して厳しい懲罰措置を求め、ブラジル裁判所は3月25日、罰金94万5000ドル(約1億2400万円)の処分を下しました。
このような問題が発生したことで、F1界における人種差別に対する取り組みが一層強化されることが期待されます。また、ハミルトン自身が、彼が抱える人種差別問題について公共の場で意見を述べ、問題を浮き彫りにすることで、今後の改善に向けた取り組みが進むことを願うばかりです。
<参照元>
・https://www.afpbb.com/articles/-/3457125
・https://news.yahoo.co.jp/articles/aa7bc2e915e86d5dc71a761579cfa2b7e5b120e2/images/000