公式LINEアカウントでも絶賛配信中!

友だち追加
SOCIETY

慶應大学S.A.L.が企画運営する「川口エスニックフード祭り」とは?

埼玉県川口市、日本の多国籍文化の中心地で、慶應大学の学生団体S.A.L.が画期的なプロジェクトを企画。
『EthniCity Kawaguchi』と名付けられたこのプロジェクトは、多様な背景を持つ人々が集い、食を通じた文化の交流を促進する「川口エスニックフード祭り」を開催します。

このお祭りは、世界中のエスニック料理を味わい、異文化理解と共生を深める場として、ベトナム、タイ、キューバ、スリランカなど、さまざまな国の料理が提供されるそうです。
今回は、慶應義塾公認学生団体S.A.LにこちらのプロジェクトについてMIRASUS編集部が聞きました!

EthniCity Kawaguchiとは?

ー今回のプロジェクトについて教えてください。

慶應大学の公認学生団体S.A.L.の新プロジェクトEthniCity Kawaguchiが企画運営する「川口エスニックフード祭り」。
当イベントでは食を通じて多文化体験をしていただきたいと考えており、計19の出店者に各国のエスニック料理を提供します

その国や地域は多岐に渡り、ベトナムやタイなど馴染み深い料理から、キューバ、スリランカ料理等、世界の素晴らしい料理を味わうことができます。加えて、世界中の歌と踊りやハンディクラフトの販売もします。

ープロジェクト名の由来を教えてください。

日本有数の多国籍タウンである川口市のあらゆる「エスニック」なものをかき集めたフード祭りです。エスニック料理というと通常タイやベトナムが想起されますが、英語の”Ethnic”の本来の意味が「民族」なことから転じ、今回は世界中の民族/文化をエスニックフードとして捉えています。

ープロジェクトを始めたきっかけを教えてください。

私、代表の八重樫は川口で生まれ育ち、今も川口に住んでいます。

バックパッカーだった父の影響を受け、コロナ禍が終わってから開発途上国を中心にバックパック旅を始め、これまで17カ国を巡ってきました。そうして海外が大好きになってから、もう一度川口を見つめてみて初めて、川口が日本有数の多国籍タウンであることを知りました。

そんな状況を知ってワクワクし、地元探検を始めて川口の数多くの本格的なエスニック店の存在を知り、どハマりします。こうして地元川口の多文化な魅力をどっぷり浸かると同時に、日本人と外国人の間にある見えない壁を感じたり、共生をめぐる様々な問題の所在にも目が向くようになりました。

川口にある多様な文化の魅力を引き出すとともに、人種の垣根を超えたまちをつくりたい!そんな想いでEthniCity Kawaguchiプロジェクトを立ち上げました。

ーサステナビリティや社会課題解決のための取り組みを教えてください。

今の川口における多文化共生をめぐる状況としては、大半の人々が、街中で外国人を見かけたことがあるけど、関わりはほとんどありません。つまりは近いけど遠い存在。だから、言葉も価値観も違う人々を見て不安になったり、怖がったりするのです。

本当に多文化共生を達成するには、元々その分野に興味がある人だけではなく、外国とのつながりを持たないマジョリティの意識がちょっと変わる必要があります。だからこそ、より多くの人に届けるためにもイベントは大規模なものにすることが重要になってきます。

このイベントによって直接多文化共生が成り立つかというとそんなに単純な問題ではないが、まず第一歩としてはこのイベントは必ず社会的な意義と効果があるはずです。
今の状況としては、大半の人々が、街中で外国人を見かけたことがあるけど、関わりはほとんどありません。つまりは近いけど遠い存在。だから、言葉も価値観も違う人々を見て不安になったり、怖がったりするのです。

クラウドファンディングへの挑戦

ー現在注力している取り組みがあれば教えてください。

2/16〜18の本番まで一ヶ月を切り、現在はひたすら告知とクラウドファンディング、そして企画の最終調整に奔走しています。大学の期末試験がもろ被りでメンバー一同かなりバタバタしているのが正直なところですが、総勢17人のメンバーでカバーし合いお互い助け合いながら頑張っています。

ー独自性やユニークな点など教えてください。

皆さんはエスニック料理、どこで食べますか…? 最近都内には新大久保や渋谷など、かなり増えてきました。でも、川口のエスニック料理ってまだまだ認知度が低いのが現状。

実は、川口には日本人にとっても食べやすいようなものから、異国情緒あふれる本格的なものまであり、まさにエスニック料理の宝庫です!そんな川口ならではのエスニック料理の魅力こそがこの祭りの強みです。

▼ クラウドファンディングの詳細についてはこちらから
日本一外国人が多い街・川口で、エスニック料理の力で多文化共生を実現したい!

何も無いところからのスタート

ー日々のやりがいや苦労する点を教えてください。

「エスニックフード祭りを開催する!」そう決意したはいいものの、何をどうすれば良いのか全く分かりませんでした。初めての大規模なイベントで、人脈もノウハウもない状態から企画が始まりました。いわゆる見切り発車です(笑)

具体的には出店してくださるお店探しや各行政機関への申請、法的な手続き、資金調達、大規模な告知、会計処理….など山ほど仕事があるのですが、最初は企画運営の全体像も全く分からず、暗闇を探るような状態でした。それでもイベント経験が豊富な方や商店街の方々など、多くの方から優しく助言をくださったおかげで一歩ずつ進んでこれました。

とはいえ、余りにも仕事が多すぎる上、レストランに出店を断られまくったりと、思った通りに進まないことばかり。脳みそは24時間フル稼働で、体力的にも精神的にもかなりのしんどさを抱える場面は多いです。「なんでこんな恐ろしく大変なものに着手してしまったんだろう…」と逃げ出したくなることも多々ありました。

こうしてメンバーの多くもかなりに強度で動いている中、苦しみながらもストレスをぶつけることなく、お互いへのリスペクトを持って協力し合って前に進めていることが本当に素敵なことだと自負しています。そんな素晴らしい仲間と一緒に活動できることが私たちの大きなやりがいです。

また、大学生メンバーだけでなく、今回出店してくださる方々とも綿密にコミュニケーションを重ねています。イベント初心者の大学生相手にも関わらず、「面白そうな企画だね。一緒に川口を盛り上げよう!」という励ましの言葉をいただきながら、一緒に一つのイベントを創り上げていくことは本当に楽しいです。協力してくださる出店各社さまがより活気付くためにも、運営メンバー一同が全力で頑張らなきゃと気が引き締まります。

ープロジェクトに対する想いを教えてください。

「多文化共生のロールモデルをつくる」という弊プロジェクトのビジョンを達成するにはどうしたらいいか?を最重要視し企画に取り組んでいます。

経済的な利益ではなく、常に社会を変えるインパクトを残す「社会性第一主義」のもと、熱意を持って活動しています。

ーお客さんや周りからの声で印象に残っているものはありますか?

まだイベント前ですが、地元川口の方やエスニック料理好きな方などたくさんの人々から「楽しみにしてる!応援してるよ!」「海外の料理美味しそう!!」との温かい言葉をもらっていて、その言葉一つ一つがが活動のエネルギーの源です!

また、クラウドファンディングも実施中ですが、40件を超える応援メッセージも大きな励みになっています。全くメンバーとの面識がない人からもプロジェクトに共感くださり寄付を頂けることが多く、喜ばしい限りです。

ー働くメンバーはどんな方が多いですか?

海外に住んだ経験があったり、国際交流や旅が好きな人が多いです。長期休みになると、バイトで稼いだお金でみんなバックパックを背負って海外に飛んでいってしまいます(笑)

その中でも一人一人が多様なバックグラウンドで個性的。みんな好奇心が旺盛で、新しいことやまだ見ぬものにワクワクして臆せず挑戦する気概のあるメンバーです!

もちろん僕以外にも川口や埼玉在住のメンバーがいて、多文化共生に加え地域密着を心掛けた企画づくりを進めています。

多文化共生への挑戦

ー読者に伝えたいことがあれば教えてください。

エスニック好きな方もいれば、「辛そう」「独特な味がしそう」とあんまり食べたことない人もいるかと思います。メジャーで食べやすい韓国料理やタイ料理に加え、ちょっとマニアックなスリランカ料理まで本当にたくさんのエスニック料理があるから、どんな人でも必ず自分にピッタリなエスニック料理が見つかるはず!ぜひお越しください。

私たちとしては「異文化を理解しようね」というように考えを押しつけたいわけでもなく、エスニック料理を楽しむことでお客様の世界が広がるきっかけになれば良いなと思っています。

ー今後のプロジェクトの方針を教えてください。

エスニックフード祭りは年一回の定期開催にしていきたいと考えています。毎年どんどん来場者数を増やして、川口のエスニック料理の魅力をより多くの人に知ってもらうことで、川口エスニックフード祭りは多文化共生への硬い門をこじ開ける最初の一歩を作ることが目的です。

しかし、あくまでエスニック料理は最初の一歩。EthniCity Kawaguchiとしては、もっと密な人種の垣根を超えた人と人とのつながりを創出することで多文化共生の階段をもう一段上に登れるような動線を作っていきたいと考えています。

ー今回はお話を聞かせていただきありがとうございました。

▼ 今回活動をご紹介した「川口エスニックフード祭り2024」のホームページはこちら
https://www.salkeio.com/kawaguchi-ethnic-food-festival/top

  • 記事を書いたライター
  • ライターの新着記事
MIRASUS

MIRASUS編集部。地球と人に優しい未来をつくるサステナビリティな事例をご紹介。誰にでもわかりやすくSDGsに関する情報は発信していきます。

  1. 共に学び、共に行動する!上智大学の環境活動サークルGreen Sophia

  2. トータルリユースで持続可能な社会を!レクストホールディング株式会社をご紹介

  3. 多彩な取り組みでSDGsを身近に!「SDGs学生団体 綾いと」の挑戦とビジョン

寄付実施の報告

公式LINEアカウントでも絶賛配信中!

友だち追加




UZUZ



新卒就活 アスリートエージェント

RANKING

DAILY
WEEKLY
MONTHLY
  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5
  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5
  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5

RELATED

PAGE TOP