ゲームの世界で宇宙を学ぶ。そんな夏休みのプログラムが、相模原市で初めて開催されます。「宇宙を身近に感じられるまち」を掲げる相模原市は、世界で人気のメタバースゲーム「Minecraft(マインクラフト)」で作られた月面ワールド「ルナクラフト」で宇宙を学ぶ2泊3日のプログラム「さがみはら宇宙キャンプ」を初開催します。講師にはJAXA関係者およびマインクラフトプロフェッサーのタツナミシュウイチさんを迎え、宇宙に関する講義やルナクラフトを使ったグループワークを通して宇宙について学べる、市オリジナルの内容です。対象は小学5年生から高校3年生までです。
マインクラフトの月面ワールドで宇宙を学ぶ
このキャンプでは、研修宿泊施設のある国民生活センター相模原事務所を拠点に、徒歩圏内のJAXA相模原キャンパスや相模原市立博物館も活用したさまざまなプログラムが用意されています。月面を再現したワールド「ルナクラフト」を舞台に、子どもたちはゲームに親しみながら宇宙への理解を深めていきます。遊びの延長にある学びを通じて、宇宙という遠い対象を自分の手で確かめられるのが、このプログラムの魅力です。

開催概要と申込方法
開催日は令和8年8月3日の月曜から8月5日の水曜までの3日間です。会場は、講義やワークショップ、宿泊、食事の拠点となる国民生活センター相模原事務所のほか、JAXA相模原キャンパス、相模原市立博物館を活用します。対象はPC版マインクラフトの基本操作ができる小学5年生から高校3年生で、定員は30名、申込多数の場合は抽選となります。参加費用は13,200円(税込)で、これは2泊分の宿泊費と6回分の食費の実費相当額です。申込受付期間は6月1日の月曜から6月26日の金曜までで、市ホームページから申し込みます。参加にあたっての注意事項があるため、申込前に市ホームページの確認が必要です。
講師はマインクラフトプロフェッサーのタツナミシュウイチさん
講師を務めるタツナミシュウイチさんは、Japan Crafters Unionの代表で、東京大学大学院情報学環の客員研究員、常葉大学造形学部の客員教授を務めています。2018年にはマイクラマーケットプレイスでアジア初、日本初となる作品をリリースし、2021年9月にはMicrosoft Innovative Educator FELLOWの称号を日本人7人目として米マイクロソフト社から授与されました。数々の地上波番組にマインクラフトの有識者として出演し、マインクラフトの学習効果を広く発信してきた人物で、現在もマイクラを活用した教育の第一人者として、学習教材の制作や活用を研究しています。

3日間のプログラム
プログラムは3日間で構成されます。DAY1はオリエンテーションやアイスブレイク、JAXA関係者による講義などを予定しています。DAY2は博物館見学とルナクラフトワーク、DAY3はルナクラフトワークと成果発表が予定されています。なお、実施内容は現時点の予定であり、変更になる場合があります。座学とゲームを組み合わせ、最終日に成果を発表する流れは、学んだことを自分の言葉でまとめる経験にもつながります。
宇宙を身近に感じられるまちから
JAXA相模原キャンパスを擁する相模原市は、宇宙を身近に感じられるまちとして、子どもたちが科学に触れる機会づくりに取り組んできました。今回のキャンプは、人気ゲームという入り口から宇宙や科学への関心を引き出す、公教育ならではの試みと言えます。長い夏休みの3日間、マインクラフトと宇宙に親しむ体験は、子どもたちの好奇心を育てるきっかけになりそうです。詳しい内容や申込方法は、相模原市のホームページで確認できます。なお本イベントはMinecraft公式のイベントではなく、MojangおよびMicrosoftから承認されたものではありません。

