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山鹿の絹を一杯のエールに キラリブルワリーがやまがシルク使用のクラフトビールを新発売

地域に根づいた素材を、日常の一杯に変える試みが熊本から生まれました。キラリブルワリー(プロセスデザイン株式会社、熊本県山鹿市)は、山鹿で生産された「やまがシルク」を副原料に用いたクラフトビール(発泡酒)を、2026年5月25日より順次販売開始します。ラインアップはペールエール、ヴァイツェン、コーヒースタウト、インディアペールエールの合計4種です。シルクパウダーを煮沸初期に投入する独自の製法により、クラフトビール本来の風味はそのままに、クリアで雑味のない仕上がりを実現しました。

やまがシルクを副原料にした4種のクラフトビール

今回発売されるのは、いずれも容量330mlの発泡酒です。スタンダードなペールエールと、小麦のやわらかな口当たりが特徴のヴァイツェンがそれぞれ税別650円、深みのある味わいのコーヒースタウトが税別730円、ホップを効かせたインディアペールエールが税別770円となっています。副原料には、やまがシルク由来のシルクパウダーが使われています。直売所やオンライン、取扱店などを通じて、2026年5月25日より順次販売される予定です。地域素材と醸造文化を結びつけた、山鹿発のストーリーを持つクラフトビールです。

山鹿の絹文化を、現代の食卓へ

熊本県山鹿市は、良質な絹の産地として古くから蚕糸業の文化を育んできた地域です。近年、その伝統を次世代へつなぐ取り組みが進むなか、キラリブルワリーは地域素材と醸造文化を結びつける新しい挑戦として、やまがシルクをクラフトビールの副原料に採用しました。本商品は、地元産業と酒造文化の橋渡しとなる一杯を目指して開発されたものです。地域に長く受け継がれてきた文化資源を、現代の暮らしのなかで楽しめる形に置き換える発想は、地場産業の価値を見つめ直すきっかけにもなります。地域固有の素材を活かしたクラフトビールづくりは、各地で地域の魅力を伝える取り組みとして広がっており、やまがシルクを用いた今回の挑戦も、その流れのなかに位置づけられます。

煮沸初期の投入で、クリアな仕上がりへ

シルクパウダーはタンパク質を主成分とする素材です。煮沸開始直後に投入することで、ワールプール工程で自然に沈殿し、製品中に濁り成分として残りません。この特性によって、クラフトビール本来の香味を損なわないクリーンな味わい、透明感のある美しい仕上がり、雑味のないすっきりとした飲み口が実現しています。発泡酒の製造要件を満たしつつ品質への影響を抑えるこの手法は、副原料活用の新しい選択肢として、クラフトブルワリーの可能性を広げるものだとされています。

自然由来で安心のシルクパウダー

使用するシルクパウダーは、山鹿で生産される繭を由来とする自然素材で、良質なアミノ酸補給など食品用途としても安全性の高い原料です。化学的に味や香りを付与するものではなく、素材そのものが持つ地域性と安心感を、クラフトビールという日常の飲み物のなかで活かしています。原料がどこで生まれ、どのように使われているのかを語れることは、つくり手と地域、そして飲み手をつなぐ信頼の土台にもなります。どんな素材を選んで口にするのかという消費者の関心とも、地続きの取り組みだと言えます。

山鹿の魅力を全国へ

やまがシルクは、地域の歴史を象徴する大切な文化資源です。キラリブルワリーは今後も、山鹿発のクラフトビールとして地域素材を活かしたものづくりを続け、クラフトビールを通じて山鹿の魅力を全国へ発信していく方針です。プロセスデザイン株式会社が手がけるキラリブルワリーは、熊本県山鹿市を拠点にクラフトビール(発泡酒)の製造と販売を行っています。地域の素材を起点にした一杯は、山鹿という土地の物語ごと味わえる体験です。気になる人は、直売所やオンラインで手に取ってみてはいかがでしょうか。

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