赤ちゃん連れの家族が安心して立ち寄れる場所を、屋外にも広げる取り組みが進んでいます。屋外ユニットや防災用品などを製造販売する株式会社ハマネツ(東京本社 東京都品川区、代表取締役社長 河藤一博)は、ベビーケアルーム「mamaro solana」が、道の駅 みなとオアシスうわじま きさいや広場(愛媛県宇和島市)に5月29日より設置されたことを発表しました。赤ちゃん連れ家族の子育て支援を目的とした導入で、屋外に置けるベビーケアルームとして授乳やおむつ替えの場所を提供します。
きさいや広場が抱えていた授乳スペースの課題
きさいや広場では、誰でも気兼ねなく立ち寄れる道の駅をめざし、赤ちゃん連れ家族にも快適に過ごせる環境づくりに力を入れてきました。しかし既存の建物内では授乳スペースを確保できなかったことから、屋外で簡単に設置できるmamaro solanaの導入を決めました。一般的な授乳室やおむつ替え台は建物の中に設置されている場合が多いのですが、mamaro solanaは屋外に設置できるため、建物のスペースに関係なく、赤ちゃん連れ家族が多く集まる場所に設置と移動ができます。

屋外に設置できるベビーケアルーム mamaro solana
mamaro solanaは、屋内用ベビーケアルーム「mamaro」を展開するTrim株式会社(本社 神奈川県横浜市、代表取締役社長 長谷川祐介)と、屋外ユニットを得意とするハマネツが共同で開発し、2024年より販売を開始した製品です。現在は動物園や公園など屋外でのアクティビティのサポートに加え、建物内に授乳やおむつ替えの場所を確保できない施設のインフラ整備という課題の解決に貢献しています。きさいや広場の支配人である松廣さんは、利用する親子のことを想うと簡易的ではなく安心できるしっかりしたものを導入したかったとし、長年の課題を解決できて嬉しいとコメントしています。
エアコンとプライバシーに配慮した設計
毎年のように話題となる猛暑は、授乳やおむつ替えのシーンでも大きな負担になります。mamaro solanaには家庭用の室内エアコンが装備されており、快適な温度設定が可能です。室内はベビーカーごと入れる広さがあり、上の子がいる場合は3人での入室もできます。おむつ替え台が授乳時にはソファに変化する機能も備えています。さらに、ユニット型の完全個室で内側から鍵をかけられるため、プライバシーを確保できます。これまでの導入実績では駅構内や商業施設の通路など多様な場所に設置されており、性別に関係なく必要な人が利用できる点も特徴です。
即日利用と移動のしやすさ
mamaro solanaは完成品で納入され、100Vのコンセントに差し込むだけですぐに利用できます。そのため、既存設備を改装するよりも手軽にベビーケアルームを増設できます。本体にはキャスターが取り付けられているため、必要に応じて設置場所を移動でき、利用者の動向を見ながら施設スペースを有効に活用できます。イベント時に手押しで移動できる利便性も、導入の決め手のひとつになったといいます。
社会課題に応える屋外空間づくり
ハマネツは、屋外用のユニット製品を企画から製造、販売まで手がける企業で、1962年3月の設立です。建設現場や物流倉庫、工場、公園などに向けたトイレやシャワー、休憩スペースのほか、除菌装置や防災用品、育児用のベビーケアルームなどを提供しています。近年高まる熱中症対策や多様性への配慮、災害対策といった社会課題に応え、屋外空間の環境改善に取り組んでいます。子育て中の家族がどこでも安心して立ち寄れる場所を増やす一歩として、こうした設備の広がりに注目したいところです。

