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社会課題の解決に挑むスタートアップを京都が支援 IMPACT FLOW KYOTO 2026-2027が募集中

環境や教育、医療といった社会の課題を、ビジネスの力で解決しようとする起業家を後押しする取り組みが京都で進んでいます。京都市と公益財団法人京都高度技術研究所は、社会課題の解決に挑む創業予定者やスタートアップを支援するプロジェクト「IMPACT FLOW KYOTO 2026-2027」において、補助の対象となる事業を募集しています。関西広域連合の構成府県市が実施する産業振興の取り組みのひとつとして案内されているものです。関西広域連合は、関西の府県や政令指定都市が広域で連携して行政課題に取り組む特別地方公共団体で、産業振興もその活動の柱のひとつとなっています。

社会課題の解決に挑む起業家を募集

このプロジェクトは、グローバル展開を見据え、環境やエネルギー、教育、医療、文化など、あらゆる分野の社会課題の解決に挑む創業予定者やスタートアップを支援するものです。補助の対象となる事業は、革新的なアイデアで社会課題の解決に貢献し、グローバル展開の可能性を持つ事業とされています。地域や日本が抱える課題に、起業という形で立ち向かう挑戦を、行政と研究機関が支える枠組みです。

2つの支援部門と補助の内容

募集は2つの部門に分かれています。創業支援部門は、グローバル展開の可能性を持ち、社会課題の解決に取り組む創業前の起業家や、創業から2年未満のスタートアップが対象で、補助の上限額は50万円です。STEP-UP部門は、創業からシリーズAまでの段階にあるスタートアップが対象で、補助の上限額は200万円です。補助率はいずれも3分の2以内となっています。いずれの部門も、補助事業の終了日までに京都市内に拠点を設けて商業登記することが条件で、申請の時点では京都市内に拠点がなくても申請できます。

応募スケジュールと審査

募集期間は2026年8月7日の金曜日の午後5時までで、補助の対象期間は2027年4月1日から2028年2月29日までです。審査については、まず書類による1次審査が実施され、審査結果は2026年9月下旬頃に通知される予定です。その後、1次審査を通過した起業家によるピッチ形式の公開審査会が2026年12月18日の金曜日に京都リサーチパークで開かれ、補助金の採択者が決定します。公開審査会には、ベンチャーキャピタルやエンジェル投資家、事業会社などが150名程度参加する予定で、ポスターセッションでのPRや交流会の機会も設けられます。

説明会と採択後の伴走支援

制度の概要については、オフラインでの説明会と個別相談会が開かれます。第1回は2026年6月25日の木曜日、第2回は2026年7月23日の木曜日に、いずれもGROWTH京都河原町で実施されます。採択された起業家には、補助金に加えて、京都高度技術研究所による伴走支援や、法人登記が可能なコワーキングスペースの利用料を1年間免除するなどの手厚いサポートが用意されています。あわせて主催者は、この事業を支える協賛企業や企業賞も広く募集しており、起業家と企業がともに社会課題の解決に関わる接点づくりを進めています。詳細や応募書類は、プロジェクトの公式サイトで確認できます。

社会課題とビジネスをつなぐ場へ

社会課題の解決とビジネスの成長を両立させようとするスタートアップにとって、資金面の支援だけでなく、投資家や事業会社との接点や継続的な伴走を得られることは大きな後押しになります。行政と研究機関が起業の入り口を支えるこうした仕組みは、地域から社会課題解決型のビジネスを生み出す土壌づくりにつながります。関心のある起業家や企業にとって、次の一歩を考えるきっかけになりそうです。

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