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子どもたちと共に育ちあう平和劇 ~戦争体験といのちの大切さを語り継ぐために~

大東亜戦争と言われた太平洋戦争が終結し来年80年を迎える。戦争の体験者や語ってくださる方もどんどん減っている。史実を脚色した物語を通して、これからの未来を創る子どもたちと共に伝えていきたい!そんな想いから活動している「いとしまハローピースアクト」というボランティア団体があります。今回は同団体のプロジェクトについてご紹介します。

▶️ 子どもたちと共に育ちあう平和劇 ~戦争体験といのちの大切さを語り継ぐために~ – CAMPFIRE (キャンプファイヤー)

以下、「いとしまハローピースアクト」の掲載文から引用

🍀ご挨拶

はじめまして、いとしまハローピースアクトです。数多くあるクラウドファンディングの中から、私どもの活動をご覧いただきましてありがとうございます。いとしまハローピースアクトは、「戦争体験といのちの大切さを語り継ぐ」というメインテーマを掲げ活動しているボランティア登録団体です。毎年8月に糸島市の文化拠点である伊都文化会館にて平和劇を上演しています。活動のかなめは、小学校6年生以上のリーダー。それぞれの個性(いろ)を尊重し、子どもたちが主体となって活動しています。学習や体験を大切にし、参加するみんなで創り上げていく、お互いを認め合い、思いやれる優しい心、そして、お互いを支えあえる強い心をはぐくみながら、みんなで楽しめる場所を目指しています。現在小学校3年生から高校2年生までの子どもが活動しています。

どんな境遇にある子どもでも参加できるようにと、年会費3000円としています。そして、観に来たい子どもたちが来やすいように子どもは200円、おとなは500円のチケット料金の設定です。


2023年平和劇集合写真

活動の集大成となるのが「8.6平和劇」なのですが、お越しいただいたみなさまのアンケートには「演出、ピアノ、表現ダンス、若い方たちが平和劇を創っていかれていることがとても嬉しかった」「今ある平和のありがたさが良く分かった」「戦争知らない子や孫たちへ平和とは何かをしっかり伝えていきたい」「知ること、語り継ぐことは大切」と、舞台の感想のみならず、平和への想いや、自らが発信者になろうとされる言葉が書かれています。

平和な今だからこそ平和について考えることができるのです。5年先、10年先、その先はどうでしょうか?ずっと戦後が続いているでしょうか?「子どもたちと共に創る平和劇」の活動は今年が21年目となります。当時小学生だった子どもも成長し、教師となって戻ってきた子もいれば、舞台を創る側としてかかわってくれる子もいます。昨年、青年部も立ち上がり、リーダーのサポートもしてくれています。そして、Instagramも始まり、青年部が中心となり情報発信をしてくれています。こうして、世代交代しながら、これからもこの活動は続いていくことでしょう!

二度と同じことが起きないように、まずは知ること、そして語り継ぐこと、みんながそういう気持ちを大切にすることができれば、きっと平和は続いていきます。私たちも子どもたちと共に、歴史をたどりながら「戦争体験といのちの大切さ」をずっと語り継いでいきます!

 「いのち」をつなぐということは
そこに生きた人々の思いもつなぐということ 

世界の平和は子どもから
私たちは子どもたちと共に
糸島の歴史をたどりながら
「戦争体験といのちの大切さ」を語り継いでいきます!

ご支援よろしくお願いします!

澄んだ空と青い海 いのちの大地
大切な景色 ずっとずっとこのままで
🍀平和劇の取り組みにより期待できること

なんと言っても、子どもたち主体のこの活動は、子どもたちの成長の場となります!
①まずは知ること!平和を希求した人々の願いや想いを知ることができる
②そして伝えること!舞台づくりを通して平和の大切さを体感し、自らが主体的な発信者となる
➂生きることは表現すること!子どもたちの表現力が高まることで、様々な可能性を発揮できる

☘平和劇で育った子どもたちより

私たちが普段できていることは、当たり前じゃない。それをできない子もこの世の中にはたくさんいます。私たちは、今できていることに、幸せに生きられていることに、何かに悩めていることに感謝しなければならないと思います。いとしまハローピースアクトの活動を通して、戦争のこと、もっと生きたかっただろう、たくさんの命のこと、そしてそれを引き起こしてしまった歴史を知りました。

「知る勇気 伝える努力」

二度と同じ過ちを繰り返さないために、歴史に学び、それを伝えていくこと、それが私たち後世に課せられた使命だと思います。(4歳より参加、現在19歳 青年部)

私は平和劇に関わり、平和についてのことや人権感覚はもちろん、人への気遣いや言葉遣い、友だちの作り方など、挙げ始めたらキリがないほどたくさんのことを学んできました。現在の考え方は平和劇でつくられていると言っても過言ではありません。平和劇はただの演劇ではなく、子どもも大人もよく学び、たくさん考え、それを伝える劇です。子どもたちが主体となり、より良い時間が過ごせるように大人がサポートしています。定例会では、学習や練習だけではなく、小学校低学年から高校生まで個性豊かな子どもたちみんなで遊んだり、時には教え合ったりして、とても楽しい時間を過ごしています。これからも

「世界の平和は子どもから」

をスローガンに一人でも多くの人が平和について考えるきっかけになれるように、ずっと活動し続けます!(3歳より参加、現在21歳 青年部代表)

******************

このように、地元や世界の史実からいろんなことを学び成長した子どもたち、今では、それを伝える立場の大人になっており、これからの社会を背負って立つ存在となりました。平和劇は、舞台が終わったら終わり、ではありません。ここで学んだことをどう日常生活に生かせていけるかということも大切に考えています。舞台はあくまでも集大成であり、そこに至るまでの過程も大切にし、地域の方から直接お話を聞いたり、フィールドワークをしたりして、自分たちの目で見て、耳で聞いて、こころで感じたものを表現していきます。一つの舞台を創るには、いろいろな方面の多くの力が必要です。みんなで支え合うこと、お互いを思いやること、そして支えてくれる大人がいること、身近なことから繋がる「平和」について学んでいくのです。子どもたちにとっても、これからの社会を生きていくうえで大きな糧となるでしょう。

観る人にとっても・・・
①文化的側面、歴史的側面から表現活動を通して、今まで知らなかった史実や、平和を希求した人々の願いや想いを知ることができる
②平和をつくるのは、自分自身。一人ひとりが「自分で考え行動していくことが大切」という学びの場となる
➂子どもたちもいっしょに創る舞台芸術を通して、「平和の大切さ」を改めて感じることができ、そしてなにより、今を、これからを生きる希望と元気をもらえる

まちづくりとしても・・・
①いろんな地域の子ども同士が知り合い、共につながる場となるとともに、多様な子どもを受け入れることで、子育て支援の一助となる
②地域と連携し活動することで、糸島の活性化が図れるとともに、糸島市の非核・恒久平和宣(糸島市の都市宣言)を広め、糸島から全国へ発信する機会ともなる

私自身、地域の中で育ってきた大人です!
私は、24歳と19歳の子を持つ母ですが、私の育った地域には、文化化的なことから運動系のことまで地域ぐるみで子どもたちを育てていく取り組みが当時からありました。両親は共働きでしたが、地域という、自分の居場所があり、さみしい思いをしたことはありません。いろんなことに挑戦でき、自分を認めてもらえる環境が、今の私をつくってきたのだと感じています。ペイフォーワードという言葉がありますが、まさにそれだと思うのです。自分がそうしてもらったから、そうしていこうと!このプロジェクトに参加する子どもたちも、きっとその思いをつないでいってくれることでしょう!

🍀このプロジェクトで実現したいこと&プロジェクト立ち上げの背景
まず、投影にかかる費用と配信にかかる費用を集めたい!
(ファーストゴール)
☘今年の平和劇の内容はちょっと難しい・・・

玄界基地は、太平洋戦争の末期となる昭和20年の春頃から現在の糸島市志摩船越を中心に置かれていた日本海軍の秘匿航空基地です。 秘匿基地という性格上、任務も極秘とされ、戦後長らく基地の実態や正式な名称すら分からないままでしたが、あることがきっかけとなり、地元の有志が調査を開始。実像が明らかになったのは平成に入ってからでした。玄界基地は、まだその存在を知る人も少なく、子どもたちに伝えるには難しい内容です。そこで、今年は、基地の兵員さんたちや、当時の人々の暮らしも描きながら、平和への想いや祈りを舞台を通して伝え、後世につなぐことを目的とし、子どもにも分かりやすく伝えることができるように工夫していきます!

☘どんな工夫なのか??

◎子どもたちと相談しながら、シナリオ内の言葉をよりかみ砕いた表現を使い、聞いても分かりやすい内容とする

◎当時の画像やイラストを交えながら舞台内で投影し、視覚にも訴える

ということで、今回の舞台には、当時の画像などの投影が必須 なのです!

☘配信があれば観れるのに・・・

また、お客様から、配信があれば観れるのに…という声も多く聞かれています。
実際、会場へは行きづらい、日程が合わないという方もおられるのです。

当時、大東亜戦争と呼ばれていた「太平洋戦争」が終結し、来年80年を迎えます。戦争体験者も高齢化し、体験を語る方も少なくなりました。日本にいると実感のない戦争。世界に目を向ければ、まだ戦争や紛争が絶えません。当時は日本もここ糸島も戦禍にありました。「後世に語り継いでほしい」「戦争をなかったことにしないでほしい」と戦争体験者は言います。一人でも多くの方に子どもたちと共に創る舞台を観てもらい、そしてこれからのことを考えてもらいたい、そう願ってやみません。

保護者の皆さまをはじめ、支援してくださる地域の皆さまのおかげもあり、それぞれの力を精一杯出し合って、より良いものを創り上げるために、子どもたちも大人もがんばっています!
この活動を続けていくために

今回は、まず「投影にかかる費用と配信にかかる費用」を集めたいと思っています!
(ファーストゴール)
そして、これからの活動を充実させるために!
(セカンドゴール)
来年はまた大ホールでできるように!
(サードゴール)
🍀これまでの活動

私たちが贈る平和劇のはじまりは1991年、約30年前となります。当時の教職員のみなさまが、「教え子を二度と戦場へは送らない」という使命の元上演されたのがきっかけでした。学校での平和授業が少なくなる中、戦争を知らない大人と子どもが、共に学ぶ場所として、子どもが主体の平和劇という創造活動がスタートしたのが21年前となります。

現在は、活動母体が教職員から保護者へ引き継がれ「いとしまハローピースアクト」として活動をしており、今年が12回目の公演となります。

<これまで上演した平和劇など>

◇第1期2004年から2006年 地元のお話
「シイの木はよみがえった」 「月光RAIZAN」 「引津~海にむかって~」

◇第2期2007年から2009年 教科書素材から
「ちいちゃんのかげおくり」 「おかあさんの木」 「川とノリオ」

◇第3期2010年から2012年 広島・長崎のお話
「折り鶴の少女」 「永井博士の祈りを伝えて」「原爆の火~平和への祈りを込めて~」

2012年4月 いとしまハローピースアクトと改称
保護者が会の主旨を引き継ぐ同時に糸島市NPO・ボランティア団体へ登録
平和の火を灯すキャンドルナイト「星の灯」を2012~2016年主催

◇第4期 2013~2015年 語り継ぐ~いとしま~
「ルース人形の夢~平和な世界は子どもから~」「幣の松原の願い」「海の彼方に思いをよせて」
2015年度 ドキュメンタリー「戦後70年を迎え想いをつなぐ」制作

◇第5期 2016~2018年 子どもの目から見た戦争
「アンネの日記」「青い目の人形物語~福岡編~守られた人形たち」「ハンナのかばん~テレジンの幼い画家たち~」

◇第6期 2019~2021年 未来に語り継ぐ言葉₍ことのは₎
「散りゆく桜₍はな₎-君へたくす-」
「8.6平和の夕べ」展示開催(新型コロナウイルス感染症の影響で平和劇は中止)
「Peace Hill-もう戦争は終わった-平和台を創った男「岡部平太」の物語」

◇第7期 2022~2024年 平和への想いをつなぐ
「その時私は。-いとしまの戦争物語-」「Made in Dream ~平和への想いをつなぐ 青い目の人形「ルース」の物語~」

そして今年は
「SORA-空- 海軍航空隊玄界基地の物語」

今年は九州・沖縄から文化力プロジェクト(文化庁)として承認された舞台となります!

🍀実施スケジュール

2023.9月~  随時新規会員の募集・出演者・サポートスタッフ公募
第12回平和劇開催の広報開始(SNS中心に)
10月~   シナリオ編集に向けての情報収集・取材 学習会・演技・ダンス基礎
2024年4月~平和劇に向けての定例会開始新メンバー集まりの会(レク・自己紹介・基礎練習)
5月     シナリオ草案完成・舞台制作スタッフミーティング
定例会(レク・演技基礎レッスン)
6月     シナリオ(読み合わせ用)完成・配布と読み合わせ・キャスティング・学習会
大道具・小道具・衣装など必要なもの確認
基礎練習
平和劇練習(部分練習)歌の練習
投影画像の撮影と編集
7月前半   ポスター掲示・チラシ配布などでの広報開始・チケット販売
大道具・小道具・衣装など準備
平和劇練習(部分練習)
舞台制作スタッフミーティング
投影画像の撮影と編集 BGMの選択
7月後半  平和劇練習(部分練習・通し稽古)歌の練習
大道具・小道具・衣装など最終確認
最終稿(舞台用脚本)完成
舞台制作スタッフミーティング
画像・映像を投影しながらの通し稽古
8月初め      パンフレット掲載・チケット・動画配信のリターンへの対応
8月7日   公演会場にて 通し稽古
8月8日   公演会場にて リハーサル  動画配信準備
8月9日   ゲネプロ
                 第12回いとしま8.6平和劇上演 19:00開演
8月10日   第12回いとしま8.6平和劇上演 14:00開演 14時公演を動画配信

9月下旬  平和劇まとめの会(DVD鑑賞ほか)
10月以降  thank you♡メール他、リターンへの対応

🍀資金の使い道

今回の平和劇2公演を上演するためには、約120万円の資金が必要です。新たな取り組み(=画像投影)として必要となった経費、動画配信経費をこのクラウドファンディングで集めたいと考えています。この目標額設定は最低金額ですので、100%を超えた場合は、より充実した舞台を創るために使用し、また今後の活動資金として繰り越します。

<目標金額30万円の使い道>

画像投影経費         27,500円
動画配信機材一式(人件費含む)285,500円
その他、CAMPFIREリターン商品代や送料として使います。

🍀リターンについて

クラウドファンディングで動画配信URLを入手できます!
「糸島までは来れないけれど、観てみたい」
「当日会場に行くのは難しいけど、違う日なら大丈夫」
という方はぜひご利用ください!
お一人様~団体様用をご準備しております。
公演当日に糸島まで来れるよ!というあなた!!
チケットのリターンがございます!
見やすい席にご案内できるプレミアムチケットもございますのでぜひご利用ください!

玄界基地のことをゆっくり学びたい方はこちら!
公演のDVDを送ります!

そして、ただただ応援隊!応援お待ちしております!

🍀最後までご覧いただきありがとうございます!
    「いのち」をつなぐということは
そこに生きた人々の思いもつなぐということ 

  世界の平和は子どもから
私たちは子どもたちと共に 糸島の歴史をたどりながら
「戦争体験といのちの大切さ」
を語り継いでいきます!

ご支援よろしくお願いします!

  澄んだ空と青い海 いのちの大地 大切な景色
ずっとずっとこのままで

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