笹一酒造株式会社
〜昨年好評を博したスペシャルプログラムが今冬も!個性豊かな⽔系によって⽣み出される、⽇本酒の魅⼒を伝える〜
創業360年以上の歴史を持ち“山梨酒街道”の入り口に位置する老舗酒造、笹一酒造株式会社(本社:山梨大月市、代表取締役:天野 怜、以下「笹一酒造」)は、日本初のグランピングリゾート「星のや富士」とコラボレーションし、2023年12月1日〜2024月2月29日まで、「山麓のSAKE滞在」を開催します。富士・御坂山地を起点とした湧き水を使用する笹一(ささいち)酒造の日本酒を通じて、山梨県の風土が生み出す日本酒の魅力を学ぶ2泊3日の特別な滞在プログラムです。日本酒の飲み比べだけではなく、日本酒の仕込み水の水源を辿るショートトレッキングや酒蔵見学、食事を通じて、山梨県の日本酒の魅力について知ることができます。昨年の開催の折、参加いただいたお客様から「また行きたい」「友人を誘いたい」とのお声を頂戴し、今冬も実施の運びとなりました。
- 背景
星のや富⼠が位置している⼭梨県は2,000mから3,000m級の数々の秀峰に囲まれ、複数の⽔系を有しています。⼭々に降り注ぐ⾬や雪は、森を潤しながら地中深くまで浸透し、⻑い時を経てさまざまな地層で濾過され、適度なミネラル分を含んだ伏流⽔になります。構成するミネラル分の違いから⽣まれるのは、豊かな⽔の個性です。その⽔を使⽤して仕込んだ⼭梨県の⽇本酒も個性豊かな特徴を有しています
また、2021年には⽇本酒がGI「⼭梨」(*1)に指定され、⼭梨県の⽇本酒を特徴づける重要な要素が「⽔」であることから、地理的表⽰の条件として、地域だけでなく⽔系についても指定されています。⽇本酒の醸造に適している冬の時期に、独⾃の地形と良質な⽔から⽣まれる、⼭梨県ならではの個性豊かな⽇本酒の魅⼒を伝えたいと思い、本プログラムを開発しました。
*1:GIとはGeographical Indicationの略で、国税庁から指定された産地が、独占的に産地名を名乗ることができる地理的表⽰。
- 特徴1 ⼭梨県の⽔系を学び、酒蔵ごとの⽇本酒の個性を知る「始まりのひととき」
本プログラムの初めに、仕込み⽔の⽔系が異なる⽇本酒を飲み⽐べて味わう「始まりのひととき」をキャビンで楽しみます。始まりのひとときでグランピングマスターから学ぶのは、⼭梨県のユニークな地形が織りなす⽔系の個性です。そして、富⼠⼭を起点とした湧き⽔を使⽤する笹⼀酒造をはじめとして、仕込み⽔の⽔系が異なる3つの酒蔵の⽇本酒を飲み⽐べて楽しみます。⽇本酒の個性を活かすようにそれぞれ異なる酒器で味わい、⼭梨県の⽇本酒の奥深さを感じます。⼭梨県の⽔系を学び、酒蔵ごとの⽇本酒の個性を知り、翌⽇以降の体験へと気持ちを⾼めます。
- 特徴2 トレッキングや酒蔵での⽇本酒づくりから、⽇本酒のこだわりを体感する
星のや富⼠は、複数の⽔系の中でも富⼠・御坂⽔系に位置しています。同じ⽔系の笹⼀酒造が使⽤しているのは、富⼠⼭の雪解け⽔が、溶岩の間で⻑い歳⽉をかけて濾過された仕込み⽔です。プログラムの2 ⽇⽬に、仕込み⽔のルーツでもある「⺟の⽩滝」を⽬指し、往復1時間ほどのショートトレッキングを⾏います。雄⼤な⾃然の中、約20mの⾼さから勢いよく流れる滝を眺め、これから体験する⽇本酒づくりへの気持ちを⾼めます。トレッキング後の酒蔵⾒学では、笹⼀酒造杜⽒の佐藤洋介⽒から⽇本酒づくりのこだわりを聞き、酒⺟(しゅぼ)が⼊った樽をかき混ぜる「櫂(かい)⼊れ」を体験できます。⼭梨県の豊かな⾃然を体感し、作り⼿から直接話を聞き、この時期だからこそ体験できる⽇本酒づくりを通して、⽇本酒の奥深い魅⼒を楽しみます。
- 特徴3 飲んで楽しむだけではなく、⽇本酒を⾷事で味わう
このプログラムでは、⾷事でも⽇本酒を楽しめるよう⼣⾷と朝⾷を⽤意しました。本プログラム限定で楽しむのは、「鶏の酒鍋」の⼣⾷です。雑味が少なくクリアな味わいが特徴の⼭梨県の⽇本酒は特に、塩味のある料理との相性が良いと⾔われ、古くから郷⼟料理にも使⽤されてきました。酒鍋には「旦 ⼭廃純⽶吟醸 備前雄町(笹⼀酒造)」の⽇本酒を贅沢に使⽤し、⽇本酒の⽶の⽢味とふくよかな味わいが鶏の旨味を引き⽴てます。そして、酒鍋に使⽤しているのと同じ⽇本酒を、冷酒や熱燗など異なる温度で飲み⽐べ、料理とのマリアージュを楽しみます。また、3⽇⽬の朝は、⽇本酒づくりに使⽤される酒⽶や酒粕を使⽤した「⽢酒粥」がメインの和朝⾷です。冬ならではの⾷材とともに、⽇本酒や⽇本酒にまつわる素材を楽しむ⾷事を味わいます。
スケジュール例
<1⽇⽬>
15:00 チェックイン
16:00 「始まりのひととき」で、⼭梨県の⽇本酒の個性を知る
18:30 ⼣⾷「ジビエディナー」(別料⾦)
<2⽇⽬>
8:30 朝⾷「モーニングBOX」(別料⾦)
10:00 星のや富⼠を出発 富⼠・御坂⽔系に位置する「⺟の⽩滝」までショートトレッキング
12:00 笹⼀酒造へ向けて出発
13:00 笹⼀酒造に到着し、笹一酒遊館にて「笹⼀酒粕ほうとう」を楽しむ
14:00 酒蔵⾒学で⽇本酒づくりへのこだわりを学ぶ
16:00 笹⼀酒造を出発
17:00 星のや富⼠に到着
18:00 特別⼣⾷「鶏の酒鍋」を⽇本酒との相性の良さを感じながら味わう
<3⽇⽬>
8:30 酒⽶や酒粕を使った特別朝⾷
12:00 チェックアウト
「⼭麓のSAKE滞在」概要期間 :2023年12⽉1⽇〜2024年2⽉29⽇
料⾦ :1名85,910円〜(税・サービス料込)*宿泊料別
含まれるもの:始まりのひととき、ショートトレッキング、送迎、笹⼀酒造での昼⾷、酒蔵⾒学、特別
⼣⾷、特別朝⾷
定員 :1⽇1組(1〜3名)
対象 :満20歳以上の宿泊者
予約 :公式サイト(https://hoshinoya.com/fuji/)にて2週間前まで受付
備考 :酒造りの状況により、11⽉下旬より予約を開始します。
また、状況により内容を⼀部変更、中⽌する可能性があります。
- 【ご参考】星のや
「夢中になるという休息」をコンセプトに、各施設が独創的なテーマで、圧倒的⾮⽇常を提供する「星のや」。国内外に展開する各施設では、その⼟地の⾵⼟、歴史、⽂化が滞在時間を豊かにするものとしておもてなしに織り込み、訪れた⼈を⽇々の時間の流れから解き放ち、特別な⾮⽇常へいざないます。
URL :https://hoshinoya.com
- 星のや富⼠
河⼝湖を望む丘陵に溶け込むように建つ、⽇本初のグランピングリゾート*。 焚き⽕を眺めながら過ごすひと時、広⼤な⾚松の森の中で愉しめる体験型の⾷事、⾃然の中で⾝体を動かす爽快感。常に屋外で快適に過ごせる環境の中、四季を通して新しい価値を提供します。
所在地 :〒401-0305 ⼭梨県南都留郡富⼠河⼝湖町⼤⽯1408
電話 :050-3134-8091(星のや総合予約)
客室数 :40 室・チェックイン:15:00/チェックアウト:12:00
料⾦ :1泊101,000 円〜(1室あたり、税・サービス料込、⾷事別)
アクセス:河⼝湖 IC から⾞で約 20 分
URL :http://www.hoshinoya.com/fuji/
- 笹一酒造について
笹一酒造株式会社は山梨県の酒街道の入り口である大月市に位置し、1661年寛文元年に花田屋として創業致しました。後に花田屋を継承し、初代蔵元となった天野久が、1919年に現在の笹一酒造と改名して統合した三百有余年の歴史を持つ会社です。「笹一」は日本酒の意で使われた「笹」の字と、日本一の富士山の「一」の字で最高の日本酒を醸造したいという思いが込められています。創業時より富士・御坂山地の深層地下水と山梨で栽培されたお米でお酒を造っております。この土地の恵みの数々を、旨い酒に変えて地元の人たちにお届けしたい。それが笹一という銘柄が誕生した時からの願いです。2022年6月には、フランス発の世界的日本酒コンクール「Kura Master 2022」にて日本酒ブランド「旦 山廃純米吟醸 備前雄町」がプラチナ賞を受賞するなど、その日本酒の評価は世界中で高い評価を受けています。
- 蔵元直営ショップ「笹一酒遊館」について
笹一酒造の敷地内には、蔵元直営ショップ「笹一酒遊館」や直営カフェ「SASAICHI KRAND CAFE(ササイチクランドカフェ)」があります。ショップでは、ここでしか手に入らない商品の販売や、試飲専用カウンターやギャラリーがあり、笹一の世界観をゆったりと味わえる空間になっています。
- 通販サイト/SNSについて
・笹一オンラインストア: https://www.sasaichi.com/
・Instagram: https://www.instagram.com/sasaichi_shuzou/
- 関連ブランドについて
・『旦』ブランド: https://www.sasaichi.co.jp/dan/
・『笹一』ブランド: https://www.sasaichi.co.jp/sasaichi/
・『八咫笹一』ブランド: https://www.sasaichi.co.jp/yata/
・『OLIFANT』ブランド: https://www.sasaichi.co.jp/olifant/
- 会社概要
商号: 笹一酒造株式会社
代表者: 代表取締役社長 天野 怜
所在地: 〒401-0024 山梨県大月市笹子町吉久保26
創業: 1661年(寛文元年)
設立: 1919年4月
事業内容: 清酒·焼酎·果実酒·甘味果実酒·ブランデー·の製造、販売
URL: https://www.sasaichi.co.jp/