活動内容

概要
「Genkai」は神奈川県鎌倉市を拠点に活動する学生主体の防災団体です。メンバーは高校生から大学生まで幅広く、「好き×防災」をキーワードに、一人ひとりの得意や夢を防災と結びつけ、地域や学校、さらには被災地とも連携を取りながら多様なプロジェクトを展開しています。
防災を「知る」・「伝える」
「Genkai」の活動の柱となっているのが、防災知識を広める啓発活動です。小学校や地域のイベントで防災講習を行い、ただ話を聞くだけで終わらない工夫として「防災運動会」や「防災アドベンチャー」といったゲーム感覚のプログラムを企画。参加者が楽しみながら命を守る方法を学べるよう、若いメンバーならではのアイデアを盛り込みながら、“誰にでもできる防災”をわかりやすく伝えています。

被災地の記憶を未災地へつなぐ
東日本大震災の被災地との交流や、現地での体験学習も大きな取り組みの一つです。震災を直接知らない世代が増える中、被災地の方々と対話することで得られる“生きた学び”を、まだ大きな災害を経験していない地域(いわゆる“未災地”)に届け、風化しつつある記憶と教訓を次世代へバトンタッチする役割を担っています。また、地震や豪雨などが発生した際には、街頭募金や物資支援などを迅速に行い、支援の輪を広げる活動にも力を入れています。

「自分を知る」・「伝える」──好き×防災で夢をカタチに
メンバーの多くは「防災に興味があったから」ではなく、「SNSをしてみたい」「映像制作が好き」「教員志望で子どもに教える活動がしたい」といった理由でGenkaiに参加しています。団体では、こうした個々の“好き”や“得意”を防災と組み合わせ、新たな企画や発信に活かす仕組みが整っています。結果として、自分自身の夢やスキルを伸ばしながら防災の重要性を理解し、伝える力も身につけられるのが大きな特徴。メンバー同士でアイデアを持ち寄り、世代や専門を超えたコラボレーションが生まれることで、より多角的な防災活動が可能になっています。

団体概要
- 団体名
- 防災普及学生団体Genkai
活動理念
- MISSION -
「好き✖︎防災」〜防災を誰よりも楽しく、真剣に〜
- VISION -
「救われる人から救う人へ」
災害時の「助ける人」を増やす
「自分ごと化できる防災教育」
地域力を高め、災害時の迅速な共助を可能性を
防災に対する重要性をより多くの人に理解し、体現してもらう
- VALUE -
「夢を叶えるプラットフォーム」
みんなの「やりたい」や「得意」をカタチにする
「学生が学生の視点で発信」
固定化されがちの防災教育に喝を入れます!!
活動実績
2021年
2月 団体創設
3月 防災都市提言@鎌倉市、沿岸部避難訓練
8月 『始めよう僕らと防災』展 出展
11月 地域防災講習
2022年
8月 関東防災サミット、鎌倉市防災サミット
10月 西鎌倉防災Fes、インクルーシブ防災訓練
12月 三重大学防災授業
2023年
3月 東日本大震災募金活動
4月 宮城県訪問
5月 大船祭り 出店
6月 釜石市訪問
2024年
1月 令和6年能登半島地震支援募金
3月 防災そなえパーク出店
8月 湘南医療大学防災授業
9月 八王子市立楢原小学校防災キャンプ