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水不足の原因とは?水不足に悩むエリアの現状も踏まえて対策法を知ろう!

水道の蛇口をひねれば綺麗な水を飲むことができる日本。

日照りが続き降水量が減ると、日本でも水不足が叫ばれることもありますが、基本的には非常に豊かな水がある国と言えるでしょう。そのため、世界的な問題の一つして「水不足」と聞いても、いまいちピンとこないという人も少なくはありません。

しかし、地球の様々なエリアでは水不足に悩んでおり、当然ながら地球の水資源には限界があります

今回は、水不足が起こる原因を現状も踏まえてご紹介していきます
その上で、自分たちができる対策について考えていきましょう。

水不足が起こる原因と地球の現状

水不足が起こる原因と地球の現状
世界的な視野で見ると、様々な原因から水不足が起こっています。
特に、人口の増加や気候の変化は非常に深刻で、今から手を打っていかなければ、結果的に枯渇してしまうこともゼロとは言えません

続いては、水不足に直結している原因を3つまとめていきます。

人口増加

2021年現在、世界には78億7,500万人もの人が暮らしているとの調査結果が出ています。

このままいくと100億人を突破する日も近いのではないかと言われているほど、人口増加は衰えることがありません。
当然ながら、人が増えれば水の消費量も比例して増えるもので、さらなる水不足が危惧されています。

飲料水だけではなく食糧を生産するにあたっても水は必須であり、ますます深刻な水不足が起こる可能性があるのです

参照元:世界人口白書2021

地球温暖化

地球温暖化をはじめとする気候の変動も、水不足の大きな原因と言えます。

水を利用する際の一つのバロメーターとして降水量が挙げられるでしょう。
当然、天気の変化があるのは地球の常ですが、ここに輪をかけて問題をもたらしているのが地球温暖化なのです。

温暖化は豪雨による災害のほか、日照りも巻き起こします。
そのため、昨今は地球上の降水パターンが激しく変動するようになりました。

結果的に、時期によっては深刻な水不足に悩まされるエリアが増えています

加えて、水が枯渇しているところと供給過多となっている地域との差が激しく、効率の良い水の活用ができないといった問題もあるでしょう。

水質汚染

地球上では、様々な自然環境が都市化によって乱開発されているという悲しい現状があります。

これは、世界に限ったことではなく日本でも森林が伐採されたり、田畑が消失したりするような水源破壊が行われています。
便利な暮らしを手に入れる一方で、水を蓄えていた森が壊されると豊かな水が得られなくなるため、本末転倒といっても過言ではありません。

また、世界に目を向けると、日本の工場が持つような浄水処理設備を持たない国も多く、汚染された水がそのまま河川や地下水へと流れ込み、質の悪い状態で再び使用せざるを得ないといった問題もあります

水不足を解決するための対策

水不足を解決するための対策
今のままの暮らしを、地球上の人が続けていけば水が枯渇する可能性は否めません。
危機的状況を逃れるためにも、国や企業を挙げての取り組みはもちろん、一人一人が行う対策も大切です。

続いては、個人レベルで実行できる対策方法について考えていきましょう。

対策①:節水をする

小さなことですが、世界規模で見れば大きなサポートに繋がる対策として、一人一人による「節水」に対する意識の向上があります。

例えば、歯磨きをしているとき水を出しっぱなしにしていませんか?
ちょっとした時間でも水道から流れ出る水は、かなりの量に達しています。

また、食器を洗う際には容器に水を貯めてから洗ったり、節水コマを使ったりと細かな工夫をすることで随分と水の使用量を減らすことができるのです。

また、最近は、水洗トイレの水も少量で綺麗に流れるタイプが出ています。
世界の水不足を解消していくためには、自分の生活から水のことを意識していくことが大切です

対策②:生活排水を見直す

水不足の原因となるのが、汚水です。
何も工場から出る工業汚水が全てではありません。
生活用水における排水も汚水の原因です。

例えば、油汚れのついた食器を洗う時、そのまま水で流してしまうと環境に良いとは言えないでしょう。
出来るだけ、キッチンペーパーや新聞紙などで拭いてから洗うことで生活排水を必要以上に汚染する可能性が低くなります。

また、シャンプーの使いすぎなども汚水の原因に。
少しずつ水への意識を高め見直していくと、結果的に水不足への対策に繋がっていきます

対策③:支援活動に参加する

世界の水不足に悩むエリアに対して支援する直接的なサポートを個人ですることもできます。

その一つとしてあげられるのが、支援活動に対する募金です。募金活動で集められたお金は、次のような支援に使われます。

発展途上国の公共施設へ向けた飲料水の輸送
簡易トイレの設置
井戸の設置
水や衛生にまつわる教育活動

そのほかにも、飲料水や衛生設備を整えるための支援活動に役立ちます。

また、企業や団体が水不足のエリアに対して取り組みを行う際に、寄付によって費用を賄うことも
自分の考え方にあった取り組みに対して、無理のない範囲で寄付を行うことで、水不足の対策に関わることができるでしょう。

企業による水不足対策の取り組み

企業による水不足対策の取り組み
日本の企業も、水不足の対策として様々な取り組みをしています。
その中から2社の取り組みをご紹介しましょう。

日清製粉

水を多く使用する事業でもあることから、水不足に対する活動を積極的に行う会社の一つです。
特に、加工食品事業では、製粉事業よりも水の使用量が多いため、より一層の水の削減や水質汚染の防止を踏まえた活動に取り組んでいます

また、海外の製造拠点では、効率よく水を使った上で節水の状況を数値化することで、対策強化を図っているのが特徴です。排水処理設備も充実しており、環境負荷の少ない排水処理を心がけています。

参照元:水資源への取組み – 日清製粉

株式会社ダスキン

清掃業務を中心に行うダスキン。
モップやマットを洗浄する過程でたくさんの水を使う業種でもあります。

その背景もあり、ダスキンの生産事業所では取水量を管理した上で、水の量を削減。
さらに、排水の管理も行なっており、法令基準よりも厳しいオリジナルの基準を設けています

参照元:水資源の保全・有効活用 – ダスキン

まとめ

まとめ
日本に暮らす私たちは、日本人である前に地球に生きる人間です。

多くの国と比べると非常に水が豊かな国に暮らしていますが、同じときを生きる人の中には水不足に悩み命に関わる事態に直面しているケースもあります。

自宅でできる節水や生活排水への意識が、結果的には世界規模の水不足対策へと繋がることをイメージしながら、日々の暮らしを営むことは個人ができる大きな一歩と言えるでしょう。

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