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教育格差を解消するためにできることとは?

世界で、そして実は日本でも教育格差が問題になっています。
教育格差を解消しなければ、貧困が世代を超えて連鎖していくことがわかっています。

内閣府が子供の貧困について調査した報告書には、以下の文章が記載されています。

子供たちの将来と我が国の未来をより一層輝かしいものとするためには、子供たちの成育環境を整備するとともに、教育を受ける機会の均等を図り、生活の支援、保護者への就労支援などとあわせて、子供の貧困対策を総合的に推進することが何よりも重要である。
いわゆる貧困の連鎖によって、子供たちの将来が閉ざされることは決してあってはならない。
引用元:平成28年度 子供の貧困に関する新たな指標の開発に向けた調査研究 報告書|内閣府

本記事では、教育格差を解消するためにできることを解説していきます。

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教育格差の解消のためにできることとは?

教育格差の解消のためにできることとは?

教育格差を解消するためにできることを考えてみましょう。

教育格差の現状や原因を知る

現状や原因を知らずして、問題の解消はできません。
まずは教育格差の現状や原因について理解していきましょう。

教育格差の主な原因は、大きく分けて2つあります。

・経済的な原因
・地域的な原因

経済的な原因

2020年度の日本の大学進学率は54.4%で過去最高を記録しましたが、実は世界的に見れば先進国の中では低い水準にあります。
参照元:産業競争力会議下村大臣発表資料「人材力強化のための教育戦略」10|東京都

また、大卒と高卒の生涯賃金には大きな差があり、大卒と高卒の労働者とでは生涯賃金が約7,000万円異なることが分かっています。
参照元:参考資料|内閣府

つまり大学進学をするかしないかによって、その後の就業先での給与格差、離職率などにも影響を与えているのです。

政府が学習要領や教育体制をいくら整えたとしても、それは標準的な基礎学力が身に付き易くなるだけであって、実際には高校卒業後に大学へ進学できるかできないかで教育的格差は大きく開きます。

また、世界でも教育格差が問題になっています。
特に教育格差が顕著なのは、アフリカなどの発展途上国です。

そもそも教育を受ける機会すらなく、子どものうちから肉体的労働により生計を立て生活する人がほとんどで、サハラ以南のアフリカでは、5人に1人の子供は学校に通えていません。
参照元:アフリカに教育支援が必要な理由|ユニセフ

貧困による教育格差は、国を問わずどこにでも起こり得る現象であるといえます。

地域的な原因

地域的、環境的な要因でも教育格差は生じます。
主に都市部か地方かの違いで、設備や情報に偏りがあるためです。

例えば、都市部には多種多様な学校があり、交通の便もよく、学ぶチャンスがあちこちにあります。
しかし地方によっては、そもそも進学するための学校が少なく、塾や予備校があまりありません。
進学先があったとしても通学するだけで、たくさんの時間をお金を必要とするケースもあります。

また、仮に都市部と同程度の経済力がある家庭であっても、地方によっては通学や下宿に大きな負担を強いられるのです。
つまり、生まれ育った環境により、教育を受けるための選択肢が狭まってしまう場合があるのです。

子どもの教育にもっと関心を持つ

教育格差を解消するために、日ごろから子どもの教育に関心を持つようにしましょう。

前述のように、教育格差には様々な原因がありましたが、断片的な情報だけではそれを改善するための知識として不十分であり、大人はもっと子どもの教育に関心を持つ必要があります。

子どもがいない家庭や既に子どもが巣立ってしまった家庭には関係ないことかもしれません。
また、子どもがいる家庭であっても、自分のことだけで精一杯という人も多い現代において、よその子どもの教育格差の問題について考えるというのは難しいことかもしれません。

しかし、日々のニュースに目を通すだけでも、誰かを思いやるきっかけを作ることはできます。
まずは、子ども教育にもっと興味を持つことから始めてみましょう。

寄付をしたりボランティアに参加したりする

教育格差を解消するためにできることとして、寄付は最も簡単な方法といえます。
さまざまな団体で寄付を募集しており、善意ある誰もが参加することができます。

また、寄付をすることで控除の対象にもなることがありますので要チェックです。
参考:寄付金を支出したとき|国税庁

以下に、国内外それぞれの寄付を受け付けている団体をご紹介します。

この他にも国内外を問わず寄付を募集している団体は多数存在しますので、ぜひ探してみて下さい。

また、身近な場所ではユニクロやH&Mなどでもリサイクルとして服を難民や被災地支援などへ届ける活動をしています。
まずは自分の手の届くところから参加してみましょう。

教育格差をこれ以上に広げないためには?

教育格差をこれ以上に広げないためには?

教育格差をこれ以上に広げないために、できることを考えてみましょう。

学校や地域の活動に協力する

学校や地域の活動に協力することで、子どもをみんなで見守り育てる社会にできます。

あなたの住んでいる地域にも、子どもたちのために活動している団体があるかもしれません。
お住いの自治体のホームページや地元の広報誌などで、子どもを支援している活動がないか探してみましょう。

不要な教材や本などを寄付に回す

塾に行けなかったり、ノートが買えなかったりする子どもたちのために、不用品を活用することができます。

不用品の活用は、お金の負担が不要ですぐに始められるのもメリットです。
(例:NPO法人ワールドギフト

不用品を活用できれば、貧困家庭の救済するだけでなく、ごみ問題を改善することにも繋がります。
捨てる前に、使い道がないか考えてみましょう。

ITを活用する

ITを活用すれば、地域格差や人手不足による教育の偏りを防ぐことができます。
ITに詳しい方や、これから学びたいという方でも、積極的にITを教育に活用することで教育をサポートすることができます。

学校や自治体が進めるIT化に協力していきましょう。

まとめ 教育格差をなくそう

まとめ 教育格差をなくそう

本記事では、教育格差を解消するためにできることを考えてきました。

寄付やボランティアに限らず、身近なことでできる小さなことが教育格差を解消するためには必要です。

これからの日本は少子高齢化がますます進行し、国際競争力の低下が懸念されています。
子どもたちの教育格差の問題を放置すれば、日本がどんどん貧しい国になってしまうでしょう。

教育格差のない日本を作ることは、いずれ全ての日本人に幸福や豊かさをもたらすのです。

日本人である限り、日本の将来に無関係な人は誰もいません。
未来のために、小さなことからできることを積み重ねていきましょう。

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