SDGsゼミナール

【SDGsゼミナール】サプライチェーンとは?わかりやすく解説!

SDGs先生
今回は「サプライチェーン」について学んでいくよ。
「サプライチェーン」という言葉は聞いたことがあるかな?

 

サトシ
なんとなく…

 

SDGs先生
サプライチェーンは日本語に訳すと「供給連鎖」という意味があり、様々な場面で使われている。
ビジネスの現場においては、アメリカのコンサルティング会社であるブーズ・アレン・ハミルトン社が1982年に「サプライチェーンマネジメント」という言葉を使ったのが始まりとされているんだ。

 

サトシ
ビジネスの現場で使われるようになったはここ数十年の話なんですね。
「供給連鎖」と言われてもよくわからないです、、

 

SDGs先生

確かにそうだね。具体的にはサプライチェーンとは「原材料や部品の調達から製造、在庫の管理、配送、販売、消費」までの一連の流れを指しているんだ。

単に製品を製造して販売するというのではなく、原材料の調達から消費に至るまで全体を管理できるため、サプライチェーンマネジメントを導入している企業は、物やお金、人がどのように流れているかを客観的にデータとして把握することができる。

 

 

サトシ

なるほど。でもアメリカで使われ始めた「サプライチェーン」がなぜ日本でもここまで聞くようになったのですか?

 

SDGs先生

実は、現在日本においても「サプライチェーン」が注目されている背景にはSDGs(持続可能な開発目標)との関連があるんだ。

SDGsは2015年9月に国連のサミットにおいて国連加盟国の全会一致で採択されたもので、「2030年までに世界を持続可能な良い世界にする」という世界が共通に掲げる目標というのは知ってるかな?

 

 

サトシ
はい、ニュースなどで最近よく見ます。

 

SDGs先生
SDGsは大きく17つの目標からなるのだが、今回説明している「サプライチェーン」は8番と12番の目標に大きく関係しているんだ。

 

サトシ
そうだったんですね。

 

SDGs先生
まず、8番目の目標「働きがいも経済成長も」に対して、
サプライチェーンマネジメントを主体となり行う企業は、取引先となる企業に対しても責任を持ち仕事をするため、製品に関わる全ての企業が安心して仕事をすることができる。このような安定した仕事の受発注は、雇用の確保につながり、その結果製品に関わる企業で働く従業員はモチベーションを高めることができる。

 

 

サトシ
確かにそうですね。もう一つはなんですか?

 

SDGs先生

12番目の目標は「つくる責任つかう責任」だ。

これは、大量生産大量消費の社会から質の良い製品を必要な量生産し、廃棄物も減らす社会への変換を目標としている。

 

サトシ
なるほど〜サプライチェーンはSDGsとも深く関係しているんですね。

 

SDGs先生

しかも、サプライチェーンマネジメントを導入することで企業は様々なメリットを受けることもできるんだ。

まず、「在庫の最適化によるコスト削減」だ。
サプライチェーンマネジメントによって、企業は必要な在庫を把握できるため、製品を作りすぎて余らせてしまうことを大幅に減らすことができる。
その結果、過剰に在庫を抱えることによる損失を防ぐことができるのだ。

もう一つは「スピーディーな供給」が挙げられる。
サプライチェーンマネジメントでは物流や配送も適切に管理することができ、そのため必要な消費者に製品をスピーディーに届けることができる。

 

 

サトシ

たくさんのメリットがあるんですね。それなら絶対にどの企業もサプライチェーンマネジメントを導入した方がいいですね!

 

SDGs先生

そうだね。ただし、企業がサプライチェーンマネジメントを始めるにあたり考えておかなければならないデメリットもあるよ。

まず、システムの構築や知識のある人材が必要となるため、導入する時のコストが高い。
また、サプライチェーンは、在庫を適切化するため、潜在顧客を逃してしまう可能性もある。

こうしたメリット・デメリットを比較した上での導入が求められるけど、これからの時代は、どの企業も1社では完結できなくなってきている。

そして、SDGsにおいても、製造者だけとか供給者だけではなく、サプライチェーン全体での目標達成が求めれているため、サプライチェーンマネジメントに対する需要は高まっていくだろう。

 

コメント

この記事へのトラックバックはありません。

RELATED

PAGE TOP