SDGsゼミナール

【SDGsゼミナール】サーキュラーエコノミーとは?わかりやすく解説!

SDGs先生

今日は「サーキュラーエコノミー」について学んでいこう。

サーキュラーエコノミーとは日本語に直訳すると循環経済という意味で、あらゆる無駄を活用しながらも経済成長を目指す新たな経済モデルのことを指すんだ。

 

サトシ
経済循環?新たな経済モデルのことなんですね。

 

SDGs先生
近年問題が深刻化してきた環境問題や人口増加には、これまでの経済モデルであるリニアエコノミー(線形経済)では対応しきれないことから、昨今盛んにサーキュラーエコノミーという新しい経済モデルが提唱されているんだよ。

 

サトシ
また新しい言葉が…!リニアエコノミーってなんですか?
SDGs先生
リニアエコノミーとは生産→使用→廃棄という直線状のモデルで”使い捨て”を前提とした経済モデルのことを指すよ。

 

サトシ
従来型の経済モデルってことですね。

 

SDGs先生
そういうことだね。ちなみに、サーキュラーエコノミーは国連が掲げているSDGsとも関連している。SDGsは持続可能な世界を目指すための国際社会が目指すべき目標だったね。
サトシ
具体的にどのように関連しているのですか?

 

SDGs先生
SDGsの17の目標には教育の充実、飢餓の根絶などの目標に加えて「持続可能な消費と生産のパターンを確保する」などの経済に関する目標もあり、これらはサーキュラーエコノミーの実現なしには達成不可能というわけだ。
サトシ
なるほど。そういうことですね!
SDGs先生
ちなみに、サーキュラーエコノミーを推進するイギリスのエレン・マッカーサー財団によると以下が「サーキュラーエコノミーの3原則」とされている。
1.廃棄物や汚染を発生させない仕組みづくり(デザイン)
2.製品や原材料を使用し続ける
3.自然システムの再生少しはイメージが湧いてきたかな?

 

サトシ

はい、最初よりはだいぶ「サーキュラーエコノミー」について、具体的なイメージがつかめてきました。

でも、「サーキュラーエコノミー」という言葉はSDGsなどに比べると、まだそこまで頻繁には聞かないですが、実際どのぐらい社会に浸透しているのでしょうか?

 

SDGs先生

世界に目を向けると、サーキュラーエコノミーに関してはEUが進んでおり、早くも2015年に「サーキュラー・エコノミー・パッケージ」を採択し、循環経済の実現に向けた行動を開始しているんだ。

サトシ
確かに、ヨーロッパってエコシステムとかそれに関するビジネス進んでるイメージです。
SDGs先生

サーキュラーエコノミーの実現にはビジネスモデルの改革・テクノロジーの活用が不可欠であり、先進国を始めとするESG投資拡大のトレンドも踏まえ、日本では、経済産業省および環境省が中心となり国家レベルで「循環経済ビジョン2020」といったプロジェクトを始動させている。

日本は以前から3R(Reuse, Reduce, Recycle)の普及などを積極的進めていたが、今後サーキュラーエコノミーの実現に向けて国内経済の循環システムを構築していく意向を発表しているんだ。

 

サトシ
これから実現に向けて色々と動いていくんですね。

 

SDGs先生

日本企業でも、すでにサーキュラーエコノミーの実現に向けてビジネスモデルの改革を進めている企業もあるんだよ。

ユニクロ・GUを運営するファーストリテイリングが廃棄物管理と資源効率の向上を目指し、使わなくなったダウンの綿のリサイクル、商品パッケージをプラスチック製から再生紙へ変更、物流における段ボールの削減など積極的に行なっている。

 

サトシ
そうだったんですね。知らなかったです。

 

SDGs先生

SDGsやESGの広がりに伴い、リニアエコノミーからサーキュラーエコノミーへの転換が世界規模で起こるのはほぼ間違いないだろう。

外資系コンサルティングファームのアクセンチュアの予測によると2030年までにサーキュラーエコノミーによって4.5兆ドルの利益が生み出されると予測している。

アクセンチュアによるとIoT、ビックデータ、AIの活用促進より、カーシェアなどのシェアリングサービスの普及が広がっていることもサーキュラーエコノミーの実現に貢献するだろうと提言している。

参考:無駄を富に変える:サーキュラー・エコノミーで競争優位性を確立する|アクセンチュア

 

 

サトシ
4.5兆ドルと聞くとどのぐらいの規模か想像がつかないですが、確かにSDGsの達成に向けて、サーキュラーエコノミーへの転換は絶対に必要ですね。

 

SDGs先生

ここまで、環境問題の深刻化、テクノロジー活用の広がりなどの世界共通のトレンドに沿って、サーキュラーエコノミーは今後の拡大が期待されていることがわかったかな?

きっとこれから身の周りでもサーキュラーエコノミーの普及を実感するサービス・システムの導入が進んでいくと思うよ。

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